睡眠不足症候群に悩む人に知って欲しい生活習慣改善術

睡眠不足症候群に悩む人に知って欲しい生活習慣改善術

人の生活の中で、「食事」と「睡眠」は、とても重要で、大切な物である事は皆が知っている事ですよね。しかし、現代社会の中で生きて行く人々は、どんな場面でも何かと忙し過ぎたり、街に出れば、眠らない環境が溢れている事からも、「睡眠」には大きな悩みを抱えている人も多い様です。

睡眠不足症候群とは、本人には自覚症状のないことが多く、慢性的に睡眠時間が短い、日中に強い眠気を感じる状態が3カ月以上続くなどが代表的な症状と言われています。

睡眠不足症候群とみられる人は、一般的に仕事のある平日には帰宅時間・就寝時間共に遅く、睡眠時間も平均4~5時間程度であり、休日になるとその分を取り戻すために、「寝だめ」をしようとするタイプだと言われます。

私自身も、私生活の中で、なにか悩みごとがあれば、まず、眠れなくなり、悶々と夜の闇のなかでも考え事をしてしまうタイプなので、人事ではありません。

睡眠が不足していると思考もマイナスに向かいがちになり、睡眠不足を解消出来れば、目覚めもスッキリ!考え方も前向きになれる傾向にあるようです。「睡眠不足症候群に悩む人に知って欲しい生活習慣改善術」をご紹介しましょう。



 


睡眠不足症候群に悩む人に
知って欲しい生活習慣改善術

 


「睡眠日誌」で自分の睡眠不足を自覚する


自分は、睡眠不足である事を自身が理解する事が大切です。その認識がない場合、まずは、自分が睡眠不足症候群であると感じていないのですから、対策をこうじる意識もありませんし、生活習慣を改善する事は難しく、慢性的な睡眠不足に陥り、重要な問題が起こるまでは気付かずに過ぎてしまうのです。

少しでも、睡眠不足を感じた時には、まず、念のための「睡眠日誌」をつけてみる事をお勧めします。自分の睡眠習慣を確認することから始めましょう。

 


アトピーと睡眠障害の関係を知る


睡眠不足症候群と聞いて、まず、アトピーを思い浮かべる方は、そう多くは無いかも知れません。しかし、実は、アトピーを持っている子供には睡眠障害を抱えている可能性が高いと考えておく必要があるのです。

アトピーによる体のかゆみ、それに伴い体内に増えるサイトカインという物質が、眠りを妨げる働きをしてしまうからです。アトピーのコントロールは子供の成長に重要な要素だといわれます。

また、アトピーは「アトピック・マーチ」という言葉で表わされるようにアレルギー性鼻炎や喘息との繋がりも非常に強いことが知られています。それと、睡眠不足症候群を考える際に、耳にする「睡眠時無呼吸症候群」は、一般的には大人に多い睡眠障害と言われていますが、小児においても鼻炎や扁桃肥大により、呼吸道がふさがれて同じような状態が生じると考えられています。

 


深夜の娯楽活動を見直す


睡眠障害をもたらすことが近年、最も問題視されるのが若者たちの深夜の生活習慣です。

深夜まで、読書する、テレビを見る、ゲームをする、携帯で友人と話す、インターネット、など様々な日常生活における日頃の娯楽行動、それが、生活習慣になり毎夜遅くまで起きている人々が増えているという事です。

その結果、慢性的な睡眠欠乏状態となり、日中の強い眠気、集中力の低下、イライラ感や集中力低下によりコミュニケーション力低下、作業能率が落ちる、自律神経機能障害、頭痛・腹痛など引き起こす恐れがあるのです。

それが原因で、交通事故に遭いやすくなる、など睡眠不足により「ボンヤリしてしまう」ために問題が生じる状態を「Behaviorally Induced Insufficient Sleep Syndrome=BIISSまたはISS」(睡眠不足症候群)とよび、20年ほど前から新しい睡眠障害として注目されるようになったそうです。

実際には、眠らない街が巷に溢れている近年の現状では、改善をするには、かなりの困難を伴う物であるのが、残念な事ではありますが現実です。

 


夜型生活習慣の見直し


それより更に若い世代にもこれらの問題は浸透しています。現在、日本の子供たちの睡眠時間は世界一短くなっていると言われています。

子供を取り巻く社会全体が夜型になっている事から、乳幼児期からの夜型生活習慣が身についてしまうケースも少なくはありません。それは、幼い子供の時期から社会生活に影響を及ぼす事もあり、保育園・幼稚園における登園拒否などの様な問題も現れてしまうのです。

共働き家族の増加に伴い、子供達は早い時期から保育施設に預けられ、当然、両親の終業後の、夕飯や入浴、就寝などになる訳ですから、生活や心身の活動開始準備が朝には整わず、時間がずれこんでいくという実情もあるようです。

心身共に目覚めが遅れてしまうために、登園時間には体調が整わず、心身の混乱状態のまま朝を迎え「行き渋り」に繋がり、実際に登園できないというケースもあるといわれます。

また、両親の努力で、乳幼児期には「早寝早起き型生活習慣」を身につけていた場合でも、現代社会においては、小学3~4年生頃になると夜型生活への移行が起こってしまいます。ゲーム、マンガ、テレビ、携帯電話、インターネットなどの夜型生活習慣に興味を持ち始め、入眠時間に変化がおこるのです。

日本では、深夜0時を過ぎて入眠する子供が、3歳では20%、14歳では60~70%にも及ぶという恐ろしいデータがあるそうです。当然ではありますが、起床時間が遅くならない限り、睡眠欠乏状態が慢性化してしまうのです。

 


「夜更かし型」が気をつける事


いわゆる「夜更かし型」では、睡眠を妨げる良くない生活習慣が睡眠不足の主因になっています。例えば、カフェインやタバコなどの刺激物の摂取は、夜遅くなったら控える様、強い意識が必要です。

さらに、テレビやビデオゲーム、メールチェック、ネットサーフィンなど、機器の画面の光は、眠気を妨げる働きがあると言われますので、控えるべきです。

 


「多忙型」がするべき努力


いわゆる「多忙型」では、勤務や勉強のスケジュールを再検討する必要があると言えるでしょう。

当然ではありますが、忙しい会社員の場合には、会社側の理解も必要となります。しかしながら、勤務中の眠気や作業能率の低下により生じる不利益を考えれば、時間外勤務削減、日中の仮眠環境の整備に配慮出来る企業は、従業員を大切に出来る、社会的に優れた企業と言えるでしょう。

学生の場合は、学校の授業や部活、塾、娯楽時間などの優先順位を今一度見直し、十分な睡眠時間を確保できる環境を整える事が望ましいでしょう。

 


「仮眠」を上手に取り入れる


様々なパターンを考えてみても、現代の世の中、社会では、規則的な生活を望ましい時間に行う事は、どんなに努力をしても、残念ではありますが、不可能だと言わざるを得ない場合も多いでしょう。

どうしても、夜の睡眠時間が不足してしまうのであれば、積極的に、昼間仮眠をとる努力をしてみましょう。その際にも、注意したいのが、午後3時以降や30分を超える昼寝は、夜の睡眠に悪影響がある事です。

つまり、昼寝をするなら、お昼休みから午後3時までの間、若い人は20分くらい、高齢者でも30分以内にとどめておきましょう。15分睡眠の勧めもありますので、是非、自分にあった仮眠法を探してみましょう。

 

いかがですか。

以上が、今日からでも実践できる「睡眠不足症候群に悩む人に知って欲しい生活習慣改善術」です。ほんの少し生活習慣を変えたり、配慮してみる事で、寝つきが良くなったり、良い睡眠が持てたり、目覚めの良い朝を迎えられるなら、実践してみない手は無いですよね。

眠れない時、「寝なきゃ、寝なきゃ」と焦れば焦るほど、余計に眠れなくなる経験ありませんか。そんな時、勇気を持って、意識を他に向けてみる事も大切ですよね。気持ちを静めて、穏やかに何かをしていると、いつの間にか、自然に眠くなれるかもしれませんよ。そんな時が来るのを待ってみる心の余裕を持ってみましょう。

皆さんに良い眠りが訪れる事をお祈りします。

 


まとめ


睡眠不足症候群に悩む人に知って欲しい生活習慣改善術

・「睡眠日誌」で自分の睡眠不足を自覚する
・アトピーと睡眠障害の関係を知る
・深夜の娯楽活動を見直す
・夜型生活習慣の見直し
・「夜更かし型」が気をつける事
・「多忙型」がするべき努力
・「仮眠」を上手に取り入れる