精神病の種類によって病院を選んだ方がいい7つの理由

精神病の種類によって病院を選んだ方がいい7つの理由

精神病、というと、何だかとても陰鬱したイメージがありますよね。しかし精神科医に言わせると、人間は皆何らかの精神的障害を持っているといいます。

遺伝、生育歴、経験などで人間の心はたやすく揺れ動きます。時には重いダメージを受ける事もあるでしょう。

精神病、と一口にいってもその種類は実に様々です。うつ病は現代人の3人に1人はかかる「心の風邪」と言われるくらいポピュラーな病気ですし、解離性同一性障害などは重度になると長期的に入院して治療が必要になる精神病です。

今回は、精神病の種類によって病院を選んだ方がいい7つの理由についてご説明しましょう。



 


精神病の種類によって
病院を選んだ方がいい7つの理由

 


うつ病の場合


最近体が疲れやすくなった、なんだかだるい、何をするにも億劫だ、などの症状が
原因不明で続いたり、眠れない、すぐに目が覚める、食欲がないという場合、それが数日で治まればただの疲労ですが、10日、1ヶ月と続くようならうつ病の可能性があります。

うつ病は、自分の体調に合わせて病院を選びましょう。不眠が続くようなら、精神科よりも不眠外来という専門クリニックもあります。

食欲がないなら、他の内臓疾患も考えられますから、まずは内科を受診してみても良いでしょう。

 


適応障害の場合


皇太子妃雅子様がなった事で有名な病気です。ストレスが主な原因で発症すると言われています。悪化すると日常生活や社会生活に困難をきたす場合もあるストレス性精神障害です。

情緒が不安定になり、頭痛、眩暈などといった症状がでる事があります。環境の変化でなる場合も多いので、まずは病院に行く前にゆっくりと休息を取りましょう。

軽度の適応障害なら、原因から離れる事で、病院に行かなくても回復する事もあります。

 


強迫神経症の場合


完璧主義、頑固な性格の人がなりやすいと言われる障害です。鍵を掛けたのを何度も確認しないと気が済まなかったり、何度も手を洗わないと気が済まない、仕事も何度も何度も同じ事を確認したりします。

性格だと片付けられない様な、他人を巻き込んでしまう行動が続く場合は、心理クリニックなどを受診した方が良いでしょう。カウンセリングを繰り返して治療をする事がオススメです。

 


統合失調症の場合


以前は精神分裂病と呼ばれていた病気です。日本にはおよそ70万人の患者がいると言われ、原因は不明です。

症状として、妄想、幻覚、異常な興奮状態、昏迷、奇妙な行動などがあげられます。次の5つのうち2つが半年以上続くようならこの病気の可能性があります。

1.妄想の有無
2.幻覚の有無
3.思考に一貫性がない、時々話しが支離滅裂
4.極端な緊張した行動
5.感情の平板化、意欲がなくなる。

主に薬物療法が用いられます。重度の場合は入院治療も当てはまりますから、設備の整った大きな病院を受診した方が安心できます。

この病気の特徴として、被害妄想、幻聴があります。日常生活に支障をきたす場合が多いので、判断に迷った時は取り急ぎ精神科を受診してみましょう。

 


心身症の場合


食欲減退、気分が優れないといった症状の他に、高血圧症、低血圧症、狭心症、気管支ぜんそく、過呼吸(過換気症候群)、胃・十二指腸潰瘍、アトピー性皮膚炎など様々な症状が現れるのが心身症です。

この病気の場合は心療内科が良いでしょう。身体の病気に対する治療を行うと同時に、精神面での治療をおこないます。

薬物療法では抗うつ薬、向精神薬などが使用され、精神療法には自立訓練法、交流分析、カウンセリング、行動療法などで治療していきます。

 


アルツハイマー型痴呆症の場合


アルツハイマー病は、物忘れが目立つ程度の初期症状から、家族の顔さえ分からなくなるといった末期症状まであります。自分の名前も分からなくなるなど、重度の症状になりやすいのが特徴です。

精神病と痴呆は区別がつきにくい場合があります。そのため、この場合は大学病院など、広範囲で治療を受けられる施設を受診しましょう。

アルツハイマー病はまず面接や問診を行って、痴呆の程度を判断します。また、家族から異常行動をしていないかなどを聞くこともあります。他にも、X線CT、MRIなども用います。設備が整った施設で診てもらうと良いでしょう。

 


自閉症の場合


自閉症障害は、広汎性発達障害に分類される病気です。生まれつきの障害で、社会性、行動などが年齢相応に発達しないために発覚します。遺伝的要因、異常妊娠の問題など様々な要因が考えられていますが、詳しい原因はまだ解明されていません。

この場合は、病院よりも家庭内での養育が重要です。家族同士がグループを作って交流する場合もあります。症状は様々ですから、子供の場合は支援学級にいかないで普通学級に通えることもあります。

 

いかがですか。精神病は種類も症状も様々です。複数の症状が複雑に絡み合って精神を病んでいる場合もあり、長期的な治療が必要です。他の病気と違って再発もしやすく、治ったとしても注意が必要です。

なるべくストレスを溜めず、自分の性格とよく向き合って無理しない事が大切です。1つの価値観にとらわれず、自分は自分と開き直って病気と対峙しましょう。

精神病は遺伝、生活習慣、ストレスと原因は様々ですが、科学的にまだ治療方法は100%解明されていません。治療方法、投薬療法も合う合わないで個人差があります。
なるべく自分と相性の良い医師と出会える事が最良の解決方法です。病院選びは納得がいく所を慎重に選んで下さいね。

 


まとめ


精神病の種類によって病院を選んだ方がいい7つの理由

.うつ病の場合
.適応障害の場合
.強迫神経症の場合
.統合失調症の場合
.心身症の場合
.アルツハイマー型痴呆症の場合
.自閉症の場合