うつ病の原因を知る事で病気の快復のきっかけにしよう

うつ病の原因を知る事で病気の快復のきっかけにしよう

うつは心のカゼ。これは世の中に広まってきました。うつ病はもはや現代病とも言われています。よく心の風邪、と言われますが、最近では小学生から老人まで、誰でもかかる可能性のある病気です。今では良い薬もありますし、カウンセリンング手法も発達しているので比較的早くに克服する事も可能になりました。

うつ病の原因は人それぞれです。性格や仕事が影響する場合もありますし、幼児のときの養育経験が要因になっているかもしれません。うつ病を克服するには、まず自分で自分の気持ちを受け入れる事です。今の自分を容認してうつ病の原因をしっかり見つめることが大切です。

今回は、うつ病の原因を知る事で病気の快復のきっかけを掴む方法をご紹介します。



 


うつ病の原因を知る事で
病気の快復のきっかけにしよう

 


生活パターンを見直そう


あなたはうつ病になる前はどんな生活を送ってきましたか?もしかしたら会社で凄い仕事を任されて、バリバリと仕事をこなすトップエリートだったかも知れません。

何をやっても上手く行かず、自分に自信の無い非リア充生活を送っていたかも知れません。不思議なことですが、うつ病は原因もわからずある日突然おかしいな、と思う人が多いのです。怠けていようが成功していようが関係ありません。まさに風邪の様に症状が現れるのが特徴です。

うつ病は少しずつ少しずつ心に疲労がたまると発症します。コップから水が溢れ出すまでは本人も心の変化に気づかない場合が多いのです。まずは生活パターンを見直して下さい。深夜までかかる残業を日常化している、ギスギスした人間関係が長期化している、そんな環境は人の心に疲労ウィルスを植え付けます。

過度なストレスは本人気が付かない速度でゆっくりと身体にうつ病の種を育ててしまうのです。おかしいな、と思う前に、自分の生活パターンを見直しましょう。疲れたら休む、嫌な事からは逃げる、時には自分の欲望に忠実に行動してあげることが大切です。

また、うつ病には天気も影響すると言われています。お日様を浴びると良いという話は有名ですが、曇天や雨の日は強くうつ病の症状が出ることもあります。

気圧がうつ病に影響するという報告もあります。曇天の日はむしろ積極的にさぼる等、行動にも気をつけるようにして下さい。

 


自分の過去と向き合おう


よく精神の病は遺伝によるのでは?と考えがちですが、決してそうでもありません。確かに遺伝型の精神病もありますが、うつ病は後天的な環境や人間関係の方が影響を受けます。

だいたいですが遺伝的要素は4分の1、25%程度です。残りの4分の3は自分の生育環境にうつ病の原因がある事が多いのです。「バカの壁」という本を書いた養老孟司氏は、大人になってからも人に挨拶をするのが苦手だったそうです。人当たりも良く、性格も温厚な自分がなぜ挨拶だけは苦手なのか、長年自分でも不思議に思っていました。

しかしある日、自分が小学生の時、大好きな祖父の臨終に立ち会った際に、周りの親戚から「おじいちゃんに最後のご挨拶をしなさい」と言われても、自分はどうしてもさようならという言葉がかけられず、ついに祖父に言葉をかけられないまま亡くなってしまった事に思い当たります。

その事に自分が気づいてから、もしかしてこの経験が無意識に自分を挨拶が苦手だと言う行動をとらせたにではないか、と養老孟司氏は推測しています。うつ病の治療にも過去の振り返りは重要です。実は何がうつ病の原因になったのか、それは医者でも判断はできません。

うつ病は投薬療法でかなり改善されますが、再発することの多い病気です。投薬療法をしながら、いったい何がうつ病の原因だったのか、自分の過去と向き合う事も効果的です。

 


食生活も大切にしよう


スナック菓子が好きな子供はキレやすい、という報告があります。新鮮な野菜や果物が少ない食生活は精神も身体も疲れやすく、ストレスが溜まりやすい体質を作ります。

なるべく新鮮な食べ物を毎日自炊するのが望ましいのですが、忙しい社会人には難しいかもしれません。野菜を切ったり煮込む手間ひまが惜しい場合は果物を積極的に食べる様にしましょう。おすすめはバナナです。バナナは手軽に持ち歩けて包丁要らず。手を汚さずに食べる事ができます。

バナナには、精神を安定させ、睡眠作用がある「セロトニン」の原料となる「トリプトファン」という物質が豊富に含まれています。体内に入ったトリプトファンは脳に運ばれ、ビタミンB6、ナイアシン、マグにシウムなどとともに鎮痛・催眠・精神安定効果のあるセロトニンという神経伝達物質を作ります。

セロトニンとうつはかなり密接な関係があります。うつ病の原因はこのセロトニンの低下が原因だからです。バナナは栄養価も高く、1本80カロリー程度と低カロリー。うつ病にはぴったりのおやつです。積極的に食べると良いでしょう。

 

うつ病の原因をお伝えしましたがいかがでしたか。うつ病は辛い病気です。一番辛いのは本人以外にその辛さがなかなか理解されない事です。さぼってる、わがまま、自覚が足りないなど、あなたは色んな人の“聞こえない声”をキャッチしているはずです。うつ病の人はプライドが高く真面目な人が多いので、一番批判する人間は自分、という人が多いのです。自分を責めて責めて、ますます病状を悪化させてしまいます。

どうして気持ちが落ち込むのか、うつ病かもしれない原因を本人が一番知りたいと思っています。周りの人はまずそれを理解してあげましょう。そしてゆっくり休養し、あせらない事です。長い人生です。ゆっくりモラトリアム期間を取りましょう。そのうちゆっくりゆっくり、心に晴れ間が広がっていくはずです。

 


まとめ


うつ病の原因として考えられる要因は、

・うつ病の原因は過度なストレスにさらされる生活習慣
・うつ病の原因は自分でも忘れがちな過去の体験
・うつ病の原因は食生活の乱れ

があげられます。自分で思い当たる、という人は是非見直してみて下さい。