無呼吸症候群の治療方法と自分でできる6つの対策

無呼吸症候群の治療方法と自分でできる6つの対策
眠っているときに息が止まる、という話を聞いたことがありますよね。『睡眠時無呼吸症候群』は、別名“SAS(サス)”とも呼ばれる睡眠障害、歴とした病気です。しかし恐れなくても、無呼吸症候群は治療、自己対策の出来る病気です。

眠っている間のことなので気づきにくいですが、自覚症状としては、寝ている間にむせることがある、何度も目が覚める、寝汗をかく。すっきり起きられなかったり、起きた時に異常に口が渇いていることなどがあげられます。

先述しました通り、無呼吸症候群は治療で治すことができる病気ですので、ひとつでも気になる点があれば早めに病院を受診することが大切です。早めに治せば他への悪影響が出なくてすむことも多いのです。

そこで今回は、無呼吸症候群かもしれないけれどすぐに治療は難しい、という方のために、簡単に自分で出来る対策をお伝えします。まずは今日から、積極的に対策を行いましょう。



 

無呼吸症候群の治療方法と
自分でできる6つの対策

 

アルコールを控える


まず今日から出来ることとして、飲酒は睡眠の3〜4時間前までで終わらせることを心がけましょう。アルコールは筋肉をゆるませる効果があります。そのため眠っている間に舌が必要以上に下がり、喉をふさいでしまうのです。

本来であれば全く飲まないのが一番良いのですが、毎日晩酌の習慣がある人などは急に生活を180度変えるとストレスが貯まり長続きしなくなります。そのため、飲むのであれば時間を工夫し、アルコールが少し抜けたくらいで眠りにつける環境を整えることが大切です。

 

減量する


喉に脂肪がついていると気道が狭くなり、睡眠時に気道が圧迫され無呼吸を引き起こしやすくなります。無呼吸症候群の治療としても、痩せるよう指導をされます。無呼吸症候群は糖尿病などの合併症リスクもある恐ろしい病気です。無呼吸症候群自体の治療の一環として、また合併症の予防としても、肥満の解消は避けられないのです。

すぐに結果が出ることではないので気持ちが萎えてしまうこともあるかもしれませんが、無呼吸症候群は場合によっては死亡する可能性もあるリスクの高い病気です。それを念頭に置き、標準体重を目指し減量に取り組んでください。

 

運動をする


先ほどの減量にも通じることですが、積極的に運動を取り入れましょう。エレベーターはやめて階段を使う、夕食後30分散歩をする、など気軽に出来ることから始めると良いでしょう。適度に体が疲れることで、睡眠の質もグッと良くなります。更にそれだけではなく、代謝の向上やストレス発散など、運動には健康を守るために大切な要素が沢山含まれています。

無呼吸症候群の治療のためにも、毎日の生活向上のためにも、是非毎日の生活に取り入れてください。

 

横向きで寝る


仰向けで眠ると、舌が喉をふさいでしまう可能性があることから、横向きで眠ることも無呼吸症候群の治療、対策となります。

枕は自分に合った高さのものを選び、無意識のうちに仰向けにならないよう顔を横〜ななめに固定できるようタオルを畳んでしいても良いかもしれません。“横寝枕”という、横向きで眠るための専用枕も販売されていますので、自分の取り入れやすい方法で横向きで眠ることを心がけてください。

 

鼻呼吸をする


無呼吸症候群の治療を行う人のほとんどが、元々口で呼吸をする習慣がある人だと言われています。本来人間の体は鼻呼吸をするように作られているため、口呼吸の人はいびきが大きかったり、気道が狭くなったりしやすいのです。毎日の生活の中で鼻呼吸を習慣化出来れば、眠るときも自然と鼻で呼吸が出来るようになります

口呼吸がただの癖なら治しやすいのですが、もし鼻になんらかの疾患があり呼吸をすることが困難であるなら、無呼吸症候群の治療の前に耳鼻科で鼻の治療を行いましょう。慣れるまでは大変ですが、意識して続けると案外すぐに習慣化するものです。一生続ける呼吸だからこそ、早めに矯正することが大切です。

 

呼吸グッズを活用する


鼻に貼るいびき防止用テープや、口をふさぐマウステープはドラッグストアで手軽に手に入れることが出来ます。これらのグッズは呼吸を助けるために作られているので、無呼吸症候群の治療にも効果が期待できます。

眠っている間のことは、意識しても完全に自分でコントロールすることができません。そのため上手に呼吸グッズを活用することで、しっかりとした対策を行うことができるのです。

 

無呼吸症候群の治療、対策として今日から出来ることが沢山あります。少しでも可能性を感じたら、さっそく生活の中に取り入れてみてくださいね。もしかしたら無呼吸症候群化も?と感じたら、家族やパートナーに協力してもらって睡眠時の呼吸を確認してもらいましょう。録音するのもひとつの方法です。

睡眠時無呼吸症候群は、気づきにくい上、軽視されがちですが、長い目でみると事故や合併症を引き起こす可能性がある大変恐ろしい病気です。眠っているつもりなのに眠れていないことから日中の眠気が強くなったり、高血圧、心臓病、糖尿病などのリスクが高くなります。

恐ろしい病気ですが、きちんと治すことも出来るので前向きに治療、対策をしていくことが大切です。無呼吸症候群の治療は睡眠外来などの専門病院の他にも、内科や呼吸器科でも対応していることがあります。なるべく早めの受診と、毎日の対策で確実に治していきましょう。

 

まとめ

無呼吸症候群の治療と対策は

・寝る前の飲酒は控えましょう。どうしても飲みたい場合は就寝の3〜4時間前までにします。
・肥満を解消し気道を広げましょう。合併症を防ぐためにも減量は避けられません。
・適度な運動で睡眠の質を高めていきましょう。
・横向きで眠る工夫をしましょう。タオルや枕を上手に使えば、就寝時の態勢を固定することも可能です。
・日頃から鼻呼吸をすることを心がけてください。鼻呼吸のためのグッズなども上手に活用しましょう。
・無呼吸症候群は合併症、死亡リスクもある恐ろしい病気です。決して軽視せず、前向きに治療に取り組みましょう。