生理不順はストレスからくるかもしれない7つの原因

生理不順はストレスからくるかもしれない7つの原因
女性には生理があります。女性の平均初潮年齢が12歳、平均閉経年齢は52歳。生理の日を合計すると約7.1年にもなり、男女の平均寿命の差が7年という事を考えると女性は生理の分だけ男性よりも長生きしているとも言えそうです。しかし女性なら周期的にあるはずの生理が止まってしまったり遅れてしまったりする生理不順。不快な生理前や生理中の症状がなくて済むなら楽チンとばかりにケアをさぼっていませんか。きちんと周期的に来る生理は健康のバロメーターとも言えます。

そして生理不順の背後にはもっと恐ろしい病気が隠れていることもあります。きちんと生理が来ていれば、肌や髪が輝き、女性ならではの美しさが際立ちます。ではその美容にも健康にも悪い生理不順はなぜ起きるか、その大きな要因となるストレスとの関連や、それを解決する方法ついて今からお話していきます。ではご覧ください。


 


生理不順はストレスからくるかもしれない
7つの原因

 


生理とホルモンの関係を知ろう


生理は子宮内膜がはがれて出血することですが、その司令は脳にある視床下部からゴナドトロピン放出ホルモンが下垂体に出され、その下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)が分泌されます。

FSH・LHは更に卵巣を刺激し、エストロゲン、プロゲステロンを分泌することによって排卵や生理を起こしています。

生理というのは子宮や卵巣だけで起きているのではなく、脳でコントロールされている訳です。そして司令本部とも言える視床下部は自律神経をつかさどっていることから、非常にストレスの影響を受けやすいでもあります。

 


ストレスとは何かを知ろう


「原因はストレスですね」 原因特定ができない病気にかかった時、医師からこうした説明を受けることがあります。ストレスと言うと「嫌な気持ち」や「不安・怒り」などを思い浮かべる人もいるでしょう。

しかしストレッサーと言われるストレス源はこうした不快な心情だけを指すものではありません。気温や湿度の変化、怪我などによる炎症、風邪などの感染症、騒音、匂い、また昇進や結婚など幸せだと言われることもストレッサーとなります。

私たちを取り巻くすべてがストレッサーだと言っても過言ではありません。

「今までと状態が異なること」がストレスであると言えます。ストレスが原因で生理不順が起きている時、それはあなたの気の持ちようではなく、生命体としての自然な反応の一部であることを理解してください。

 


ストレスによって起きる生理不順の種類を知ろう


生理不順とは生理が24日以内、もしくは39日以上で起きる場合を言います。

3ヶ月以上生理がこない場合は無月経と呼ばれます。 周期が24日以下になる頻発月経、39日以上になる稀発月経、だらだら出血する、周期がバラバラになるなど、いつもと違うサイクルになることがあれば生理不順を疑ってください。

周期に数日のズレがあるのは正常の範囲内ですので心配は要りません。

 


よくある生理不順の原因:ダイエット


生理を起こすホルモン変化は脳で起きていると述べましたが、よく原因になると言われることがダイエットです。まずは自分のBMI(ボディ・マス・インデックス)を計算してみましょう。

体重(kg)÷身長(m)×2です。女性の標準は18.5≦〜25。18を切ると半数の女性で生理が止まります。

生理が止まるというのはホルモンバランスが悪い、つまりは脳が混乱状態に陥っているということです。 十分な体重があっても、1か月に5kg以上など急激なダイエットをした時にも生理が止まることもあります。

また、生理があったとしてもダイエットが原因で無排卵月経となることもあります。生理や排卵が止まったら排卵誘発剤やホルモン剤で生理を起こしますが、体重が戻らなければ自然な生理は起きません。

生理が不順になるほどの健康状態であれば、髪や肌の輝きも失われ、オシャレをしても美しくなくなってしまいます。

 


よくある生理不順の原因:過度の運動


ステップ4のダイエットとも関係がある生理不順の原因に過度の運動があります。

ダイエットしているつもりがなくても、部活動や趣味などで過度に運動していると生理が不順になることがあります。アスリートの約40%が生理不順であるというデータもあります。

過度の運動によって無月経となった場合、女性ホルモンの低下により、その3人に1人が疲労骨折を起こしています。こうなるともう競技どころではありません。

 


将来のストレスを減らそう


生理不順に陥ってしまうと、薬の助けを借りても自然な生理が戻るまでに数年かかることもあります。その時、あなたは何歳になっているでしょうか。

いつとは決まっていなくても将来、子どもを持ちたいと考える人は生理不順が不妊症の原因の一つになることを理解しておきましょう。もし今の時点や将来において子どもを持つ希望がなくても、生理は女性の健康のバロメーターとなります。

更年期障害やホルモン治療などでうつ状態や異常な発汗などに悩む人の話を聞いたことはありませんか。子どもの有無に関係なく、生理は女性の精神的な健康を維持する上でも重要な役割を果たします。

 


大きな病気が隠れていないかチェックしよう


もし生理不順が起きているならば、「ただの生理不順だし、ないほうが楽だし」といって見過ごいようにしてください。

必ず婦人科で検査を受けて大きな病気が隠れていないかチェックしましょう。子宮頸がんや子宮頸管ポリープ、子宮筋腫などのサインであることもあります。子宮に関する病気は自覚症状が乏しいことも少なくありません。

大きな病気になれば、心にも身体にも大きなストレスがかかることになります。身体からの声に耳を傾けて、自分の身体をきちんとケアできる素敵な女性になりましょう。

 

いかがでしたか。一口に生理不順と言っても、様々な理由で起きていることがお分かりいただけたと思います。

本来、健康な女性ならばきちんと周期的に生理がくるのが当たり前です。それが崩れているということは、心身のバランスに歪みが来ているということに他なりません。

生理の起こるシステムは非常に繊細で、小さなストレスに影響を受けてしまうこともよくあります。ストレスは自分の心の状態だけではなく、外界からも受けてしまうものでなくなることはありません。

だからこそ早くに心や身体からのメッセージを受けることができます。そしてそのメッセージからどのような行動を起こすかはあなた次第です。自然なサイクルを維持することでより健康に美しくなり、ストレスに負けない女性になりましょう。

 


まとめ


生理不順はストレスからくるかもしれない7つの原因

・生理とホルモンの関係を知ろう
・ストレスとは何かを知ろう
・ストレスによって起きる生理不順の種類を知ろう
・よくある生理不順の原因:ダイエット
・よくある生理不順の原因:過度の運動
・将来のストレスを減らそう
・大きな病気が隠れていないかチェックしよう