睡眠導入剤を使用するメリットとデメリット

睡眠導入剤を使用するメリットとデメリット
不眠に悩まされている人の多くが、その改善のために睡眠導入剤を利用しますよね。ですが、あまり安易に手を出したくないのも、この睡眠導入剤。

上手くいけば、睡眠導入剤は素晴らしい効果を発揮し、不眠の問題もすっきり片付けてくれることもありますが、その効果の分、ひとりひとりの生活スタイルに合わせて上手に使用していかないと、返って生活に不安を感じさせる結果になることもあるのです。

日常生活で欠かせない睡眠も、毎日不眠が続いて疲れが重なったりすると、悪くなった時間以上に、普通の生活を取り戻すことに時間がかかってしまいます。

軽い気持ちでデメリットを考慮せずに睡眠導入剤を使用して、その効果を十分に得られないなんてことにならないために、睡眠導入剤には、一体どんな要素があるかについて勉強していきましょう。



 

睡眠導入剤を使用する
メリットとデメリット

 

飲めば不安を解消し、とにかくすぐ眠れる


睡眠導入剤の最大のメリット、というよりもその目的効果は「すぐ眠れること」ですよね。その名の通り、睡眠導入剤は本当によく人間を眠らせてくれます。

不安を取り除き、感情を安定させて眠りにつかせてくれる効果があり、人間の欲求の一つである睡眠欲をみごとに解消してくれるのがこの睡眠導入剤です。

不眠に悩んでいる人の多くは、本当に一晩、全く眠ることができなかったり、身体がしんどいままで2,3日それが続いてしまうこともあるでしょう。また、寝たいと思ったときに眠れず、嫌な思いをすることが多くありますね。そんなイライラを解消してくれるのですから、睡眠導入剤は夢のような薬でもあります。

 

日中も、だるさや倦怠感などの副作用がある


睡眠導入剤は、寝つくのをスムーズにしてくれる代わりに、薬の効果が切れないとスッキリ目覚めることが難しくあります。また、副作用もかなり気になるところではないでしょうか。

副作用としては、頭がクラクラしたり、身体が重く感じたり、物忘れが酷くなったりなど、これでは不眠で悩んでいる時と、さほど変わらないのではないかという症状もあります。

もちろん、用法・容量を正しく守り、医師の指導の下で少しずつ使用すれば、それほど恐ろしい副作用もでませんが、睡眠導入剤は薬の中でも副作用があらわれやすい薬だと心得ておいた方がよいでしょう。

 

睡眠時間の調整は、慎重にしましょう


睡眠導入剤といっても、眠くならない身体を強制的に眠りにつかせるわけですから、相当な効き目がなくてはいけません。簡単に目が覚めてしまうような薬であれば、寝付くこともできないですよね。

そのため、睡眠導入剤を使っての睡眠時間の調整は簡単ではありません。仮眠、翌朝の予定の為の早起きなどは、できないと思っていたほうがよいでしょう。効き目も個人差があるので、医師とよく相談して、睡眠時間を調整するにはテクニックも必要になります。

 

使用している安心感から逃れなれなくなり止めることが困難に


睡眠導入剤を飲むという行為が安心感をもたせてくれ、そのことは結構だとしても、長く使用しつづけると効果としては必要なくとも安心材料として無くなってしまうことへの不安が出てきてしまいます。特に、依存型タイプが不眠になりやすいので、今度は睡眠導入剤に依存してしまうという可能性も

少量であれば、簡単に試すことができ、ストレス無く毎日の睡眠がとれるようになると、心も身体も調子が整います。睡眠は毎日のことなので、睡眠導入剤を使用することで、ぐっと楽にもなるでしょう。ですが、睡眠導入剤が止められなくなってしまうわないように、生活を充実させることが必要です。

 

処方には医師の診察が必要


睡眠導入剤を手に入れるには、基本的には精神科や心療内科での診察が必要です。内科でも処方されることもありますが、そう簡単に手に入るものではなく、それ相応の症状の確認が無くては処方されません。

診察を受けた上での処方なので、症状や体質に合ったものが処方される事はメリットですが、もし、無くなってしまったときも診察が必要になるというと、病院の営業している時間に都合をつけなくてはいけないため、日常的に手に入れるためにはかなりの手間がかかってしまいます。

 

耐性や依存性がある


気をつけなくてはならないのが、睡眠導入剤には耐性や依存性があるということ。薬を飲み続けることで身体が睡眠導入剤に対して耐性ができてしまい、次第に服用する量が増えてしまうことも少なくありません。

また、増えてしまった睡眠導入剤を急に止めてしまうと離脱症状が出て、不眠が悪化したり幻聴や幻覚が起こる場合も。このような依存性には十分に気をつけなくてはいけません。

 

不眠で辛い毎日を送っている人にとっては、睡眠導入剤はすぐに試してみたい薬の一つです。眠れない事がまた更なる不安を呼び、睡眠によって体調も整えられない中で毎日やらなければいけないことをこなすのは想像以上に辛いことです。

ですが、そんな不眠を解消してくれる睡眠導入剤には、そのメリットと同じだけ、時にはそれ以上にデメリットがあることを忘れないようにしましょう。

睡眠導入剤の使用が日常的になってしまうと、アルコールの摂取が出来なくなったり、運転、仕事に影響が出たり、妊娠中に服用することができなくなったりと不便も多くつきまといます。

不眠で悩んでいるのであれば、まずは睡眠導入剤を安易に使わないように、それ以外の方法で治療してみることをオススメします。どうしても睡眠導入剤を使わなければならなくなったときは、上記でご紹介したメリット・デメリットをよく考えた上で、健康に影響が無いように使用することを心がけましょう。

 

まとめ

睡眠導入剤のメリットとデメリットは

・飲めばとにかくすぐ眠れる
・だるさや倦怠感などの副作用
・睡眠時間の調整は慎重に
・安心感と不安感をもたらす
・処方には診察が必要
・耐性や依存性がある