睡眠導入剤の効果と正しい使い方とは?

睡眠導入剤の効果と正しい使い方とは?
眠れない日が続くのはとても切ないことで、日々の疲れた体を休ませることができないと仕事や学業、家事育児などもおろそかになることから睡眠不足は日常生活の妨げになりますよね。睡眠導入剤を使用すればすぐに解消されますが、それには注意すべき点がいくつかあります。

正しい使い方をしないと良い効果は得られませんし、それ以上に危険が伴うことを知っていますか?また、睡眠導入剤は神経に効くことから依存症になる可能性もあります。医師の説明を守ることを怠れば場合によっては命にかかわることもある薬なのです。

昔から健康は良い睡眠からといいます。ここでは睡眠導入剤の効果と正しい使い方をまとめました。あなたが毎日より良い睡眠を得るためにもぜひ参考にしてください!



 

睡眠導入剤の効果と
正しい使い方とは?

 

睡眠導入剤とは


睡眠導入剤とは、睡眠薬より効果も副作用も軽減された薬です。主に花粉症やアレルギー性鼻炎、自律神経失調症などに処方される薬でもあり、その作用として眠気を引き起こすことから不眠症にも処方されています。

睡眠導入剤は睡眠薬よりも軽い薬ですが、医師の処方の元でなければ使用できません。医師の指導の元きちんと飲むことが大事で、睡眠障害が改善されたからと言って勝手に飲むのをやめたり薬を減らすのはやめてください。

飲み方を誤ると、すぐに睡眠障害が起きたりさらにもっとひどい睡眠障害になったりイライラするなどの体調不良を起こすことがあるので絶対にやめましょう。

 

睡眠導入剤の種類


睡眠導入剤には主に4つの種類があります。

・超短時間作用型:マイスリー、アバモン、ハルシオンなど。眠気やふらつきが少ない。軽い睡眠障害の時に飲むと良い。

・短時間作用型:デパス、レンドルミン、ロラメット、リスミーなど。夜、眠れないときに飲むと良い。

・中時間作用型:ロヒプノール、エリミン、ベンザリン、ユーロジンなど。熟睡できない睡眠障害のときに飲むと良い。

・長時間作用型:ドラール、ダルメート、ソメリンなど。長期間に用いられるタイプ。

 

睡眠導入剤の効果


・超短時間作用型は、服用後5~10分くらいで効果があらわれ2~4時間睡眠効果が持続します。

・短時間作用型は、服用後15~25分くらいで効果があらわれ6~10時間睡眠効果が持続します。

・中間作用型は、服用後30分くらいで効果があらわれ20~25時間睡眠作用が持続します。

・長時間作用型は、服用後30分〜1時間くらいで効果があらわれ、30~80時間程度睡眠作用が持続します。

 

睡眠導入剤の使い方


睡眠導入剤は、睡眠障害にとても早い効き目を発揮します。あれほど何日も眠れなかったことが不思議に感じるほど劇的な効き目を感じることができるでしょう。

しかし、その一方で使い方を誤れば危険な薬でもあります。特に副作用には特に注意が必要です。主な副作用には、めまいやふらつき、頭痛、興奮、焦燥などの他に黄疸など肝機能障害の恐れもあります

また睡眠導入剤は、神経に作用することから依存性があることもわかっていますから急に飲むのをやめることは危険です。急にやめることでリバウンドが起こり、さらにもっと重い睡眠障害を引き起こすからです。

それによってドライマウス、感覚過敏、妄想、幻聴・幻覚、耳鳴り、などの離脱症状があらわれます。程度によっては命にかかわる危険も持ち合わせているので、睡眠導入剤の使い方にはくれぐれも注意が必要です。

 

元々の不眠の原因を改善する


睡眠導入剤は、服用しているうちに体が慣れてしまうため服用量が増えていく傾向にあります。薬の長期使用や多量の服用は体に決して良いことではありません。

そうならないためにも不眠になってしまった原因を改善するようにしましょう。不眠の原因として、ストレスによる心理的原因、持病による身体的原因、うつ病などによる精神医学的原因、薬やアルコールなどによる薬理学的原因、時差ボケや就業時間の不規則などによる生理学的原因に分けられます。

これらの原因を元から絶たないと、睡眠導入剤の服用を繰り返すことになります。あくまでも睡眠導入剤は、原因を改善するまでの睡眠確保のために短期的に服用するものとして考えてください。そして医療機関で受診をするなど元の原因を改善するようにしましょう。

 

睡眠導入剤の危険性を理解していただけたでしょうか。睡眠導入剤は、不眠を改善するのに必要ならば正しく使うことが大切。医師の指導を守れば決して危険なものではありません。

睡眠導入剤の特徴を知り、デメリットも理解していただいた上でデメリットは極力避けてメリットだけを生かした使い方をおすすめしたいです。

また、医師にはしっかり症状を伝えることも必要です。不眠になるにはそれなりの理由があるはずですからそうすることによってあなたが不眠になった隠れた原因がわかるでしょう。そして自分に合ったタイプの薬を処方してもらいましょう。

普段から生活習慣を規則正しくするなど、自分で意識しているだけでも不眠症の予防になります。昔から健康は良い睡眠からと言うくらい睡眠は大切なものです。睡眠導入剤など必要としない健康な生活を心がけてくださいね。

 

まとめ

睡眠導入剤の効果と正しい使い方は

・睡眠導入剤は睡眠薬より副作用が軽減された薬
・睡眠導入剤は効く時間別に4種類ある
・睡眠導入剤の効果は短時間作用型で6〜10時間ほど
・副作用にはめまいや頭痛などがある
・医師の指導を守って服用しましょう
・睡眠導入剤に頼りすぎず、不眠の原因を改善しましょう