鬱の症状を理解して、不安を消し去る心の育成テクニック

鬱の症状を理解して、不安を消し去る心の育成テクニック
鬱の症状は、「ひょっとしたら自分は鬱なのかも?」と感じても「鬱の症状だと自覚できるうちは事態は深刻ではない」と言われますが決してそんなことはありません。むしろ「自分は鬱かもしれない」と自覚症状を感じた場合には、鬱の症状はすでに進行している場合も多くあります。

しかし、周囲から「大丈夫だ」とか「気にするな」などと声をかけられてうやむやにしてしまうと鬱の症状はどんどん進行していき、その症状の段階が進むことで、治療はより大変になっていってしまうのです。

そこで、自分で自分の精神状態のネガティブな変化を感じ始めたら、その症状が鬱の症状に該当するのかを簡単にチェックできる判断基準と不安を消し去る心の育成テクニックを症状の段階別にご紹介します。



 

鬱の症状を理解して、
不安を消し去る心の育成テクニック

 

ストレスが解消されない日々が続く鬱の初期状態


鬱の症状で共通して初期に見られるのが、ストレスが解消されずにどんどん蓄積されてしまうという状態です。このストレスは、試験勉強やプレゼンの前の重圧などと行った一時的なストレスではなく、仕事の適正不一致などによって恒常的に発生するストレスです。

このようなストレスは蓄積しないためには、自分の生活リズムの見直しをする必要があります。朝早く起床して、適度な運動をし、3食を決まった時間に食べて、早めに就寝するという規則正しい生活を送ることが出来るように仕事量や質を調整するのです。必要があれば、適正に合う職種を選び治すのがいいでしょう。

 

イライラや不安を感じる


鬱の症状の初期症状として、イライラや不安感があります。仕事に対して常に不安を感じたり、イライラを感じ、更には、仕事から離れているはずのランチの時間や通勤途中、また、就寝前もその不安感やイライラが続いてしまうのです。

このような症状が出始めたら、不安やイライラの原因を解決する方法で解決しましょう。具体的には、仕事の予定やスケジュール、目標に対してのアクションを細かくブレイクダウンして、一つ一つの小さな目標をクリアしていくのです。これをすることによって、達成感や安心感を得ることができます。

 

憂鬱感や倦怠感は黄色信号


鬱の症状として、不安感やイライラがいつも続いて、徐々に憂鬱感や倦怠感を感じ始めるフェーズがあります。こうなってくると、いよいよ黄色信号といえるでしょう。

朝の支度中、通勤途中、ランチ、移動時間、帰宅後、いつでも憂鬱で倦怠感を感じるというのは、鬱の段階としては初期から中期の段階です。この段階になったら、職場のカウンセリングや精神カウンセラーに相談をしましょう。医療機関での治療でなくても、安心を得られるようなアドバイスを貰うことによって改善されるのです。

 

無気力でやる気がでない日が続く


無気力で何をするにもやる気がでないのは、典型的な鬱の症状であり、段階的にも中期を越えています。こうなってしまったら、カウンセラーからの言葉だけでは症状は回復しなくなっています。

そこで、精神科で治療を受け、医師の診断によって、抗鬱剤などの投薬治療をする必要が出てきます。抗鬱剤は、心の不安やイライラ、倦怠感を和らげてくれ、心の異常を正常な状態に修正してくれます。医師に受けた指示を極力守るようにして、投薬治療を続ければ、回復に向かっていけるでしょう。

 

嘔吐や頭痛などの症状


これまでご紹介してきた、精神的な鬱の症状に加えて、嘔吐や頭痛、食欲不良、摂食障害などの症状が現れてきたら、かかりつけの精神科医に相談しながら、決して無理をしないということが重要になります。

鬱の症状の原因が仕事にある場合には、異動や業務を変えるなどの対応を会社側にもしてもらいながら、体と精神に無理をかけないようにしましょう。鬱の症状は進行していくと、体の健康体にさえ影響が出てきてしまうのです。

 

喜怒哀楽がなく絶望感しかない


喜怒哀楽を一切感じなくなり、毎日絶望感しかないという状態になったら、鬱の症状としては末期的で危険な状態とさえ言えるでしょう。この精神状態で無理に仕事をし続けると最悪の場合、自分の命を捨ててしまいたいという判断にもなりかねません。

このような鬱の症状がでたら、鬱の原因になりうる事を一切排除するという思い切った決断が必要です。仕事が鬱の原因になっているとしたら、休職ではなく退職をするなどの決断も必要になるでしょう。

 

いかがでしたか。鬱の症状は、段階があり、その段階によって対処法や心の育成テクニックが異なるということがお分かり頂けたでしょうか。重要なのは、自分が鬱になりかけている、もしくは、なってしまっているという判断ができるかどうかなのです。

鬱の初期症状である、イライラや不安感、ストレスがたまった状態が続くという人は、鬱になるかどうかに関わらず、精神状態が不健康であることには変わりありませんから、まずは、今回ご紹介したような対処法で心の健康体を保つようにしましょう。

周囲の人間や上司、先輩などから、鬱は根性が足りないからだとか、我慢強くないと言われたとしても、他人には当人の精神状態はわかりません。自分で自分の身を守る事が大事だということを肝に銘じておきましょう。

 

まとめ

段階別に見る鬱の症状によって行うべき対処法とは

・生活リズムを整えてストレスをためない健康状態を保とう
・イライラや不安を感じたら原因をクリアにして精神を安定させよう
・憂鬱感や倦怠感は黄色信号!カウンセリングを受けてみよう
・無気力でやる気がでない日が続いたら早めに精神科の治療を
・体調不良の症状が現れたら決して無理をしない
・喜怒哀楽がなく絶望感しかなくなったら思い切って休養しよう