産後うつの特徴的な症状と、その乗り切り方!

産後うつの特徴的な症状と、その乗り切り方!
産後に、うつ症状になることを「産後うつ」と呼びます。産後うつ症状は珍しくなく、多くのお母さんが産後うつの症状に悩まされていますよね。産後うつは主に、妊娠中に爆発的に増えた女性ホルモンが、出産を機に急激に減少することで起こる症状と言われています。

しかしそれだけではありません。出産の痛みは命を削るほどの痛みなので、出産を終えた後は「生死の危機を乗り切った」状態で精神がぼーっとしてしまうのです。ほとんどの妊婦さんが産後うつ症状を経験しているにもかかわらず、男性サイドの「産後うつ」に対する認識が甘いことも、症状悪化の原因と言えるかもしれません。

そこで今回は産後うつについて、初心者にもわかりやすく説明します。乗り切り方も一緒にお伝えするので、産後うつ症状にお悩みの方は是非、参考にしてください。



 

産後うつの特徴的な症状と、
その乗り切り方!

 

世界から自分と赤ちゃんだけが隔離された気分になる


産後、話すこともできない生まれたての赤ちゃんと過ごしていると、「世界には自分と赤ちゃんの二人だけ…」なんて暗い気持ちになることがあります。深夜なんて特にそうですよね。隣を見ると、熟睡している夫。夫は朝になると社会に出て行って、家の中には相変わらず自分と赤ちゃんだけ。世界から断絶された気分になってしまうのです。

産後うつの主な症状として、「常に暗くなる」「気持ちが沈む」「世間から取り残されている気持になる」というものがとても多いのです。これは今まで社会で活躍していた女性ほど、顕著に表れる症状と言っていいでしょう。

赤ちゃんを連れて外出できるようになると、自然と前向きな気持ちに戻れますよ。産後で身体もとっても疲れている状態ですから、2〜3か月くらいは世間から断絶して、赤ちゃんとゆっくり過ごしていいのです。

 

常に体がだるい


産後うつの症状の一つに、「常に体がだるく感じられる」というものがあります。それもそのはず。出産の痛みは「命を書けた痛み」ですからね。

昔アメリカで陣痛の痛みを機械で再現できるという企画がありました。2人の男性にその機械を装着させて稼働すると、陣痛どころか「前駆陣痛」と呼ばれる初期の弱い痛みだけで「もう耐えられない!」と機械を外してしまったそうです。

命をかけた痛みに耐え抜いた後なのだから、体がだるくても当然です。産後1〜2か月は寝たきりの生活でもいいくらいなのだと割り切って、ゆっくりと養生しましょう。

 

自分がもう「女」として見られないと感じる


出産は痛みのうちに過ぎてしまいますが、後で思い返すと色々な人にいろんな箇所を見られて恥ずかしいと思う妊婦さんもいます。女性ならではの羞恥心ですが、男性には理解されにくいのです。

また、産後の悪露の出ている間は当然夫婦生活もないため、「旦那から女扱いされなくなった」と感じる人もいるのです。出産を機に夫婦生活の頻度が減るなどのカップルは確かに多いのですが、そうならないために赤ちゃんがちょっと大きくなってから、出来ることはたくさんありますよ。

女らしさをなくさない「母」はたくさんいます。考えすぎずに「女」が回復するまでは、ゆっくりと養生しましょう

 

夜眠れなくなる


産後は待ったなしの24時間育児がスタートします。3時間おきに目を覚ます赤ちゃんのお世話に追われて、ママも小間切れの睡眠しかとれなくなります。1時間寝ては起こされ、授乳してからまたうとうと。これを一晩中繰り返し、空が明るくなるのをボーっとした気分で見守ります。

この状態を繰り返していると、昼間も眠気に襲われて、隙あらば寝てしまう体質になることもあるのです。その結果、日中起きて夜寝るという、普通とは違ったサイクルで生活することになります。これも産後うつ症状の原因の一つです。

深夜に赤ちゃんを寝かしつけながら、新聞屋さんのバイクの音を聞いていると「この世に起きているのは私と赤ちゃんと新聞配達員だけ…」なんて暗い気持ちになるのですが、ご安心ください。赤ちゃんは必ずいつか夜まとまって睡眠をとるようになります。それまでの辛抱ですよ!

 

食欲過多になる


産後は授乳や体力回復のために、食欲が急激に増します。ご飯を何杯もお代わりしてしまうなど、いまだかつてない食欲に戸惑うお母さんも多いでしょう。ただでさえ妊婦の間に増えてしまった体重を、産後は落としたいと考えていたのに食欲に負けてしまうという事実に落ち込む方もいます。

しかし気にしなくてもいいのです。授乳していれば、増えた体重はどんどん赤ちゃんが吸い取ってくれますよ!おっぱいが出ない人も、出産で命を産み出すという大仕事を終えたばかりです。回復期間に食欲が増して当然なのです。しっかりと栄養摂取して体づくりをしてから、ダイエットなりをゆっくりと始めればいいのです。

 

さて、産後うつの特徴的な症状と、その乗り切り方についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

産後うつはどの女性でも出産後に陥ると言っても過言ではないほど、当然の現象なのです。女性ホルモンのバランスが乱れる時期なので、避けようがないと言えるでしょう。もちろん症状の重さは人それぞれ。とっても軽く済む人も中にはいます。

しかし重い産後うつに陥ってしまった場合は、そのまま放っておくと、育児ノイローゼに移行してしまう場合もあるのです。そのために、「産後うつかな」と感じた時に、すぐに気持ちを持ち直すことをおススメします。

無理やり前向きな思考にするのは難しいかもしれませんが、上に紹介してきたとおり、「当たり前」なのだと割り切ることが大切です。赤ちゃんと二人っきりの生活なんて、子どもが大きくなるにつれてどんどんなくなります。「今だけの休息期間」と思い、赤ちゃんと二人で産後うつを乗り切ってくださいね。

 

まとめ

産後うつの症状と乗り切り方は

・世界からおいてけぼりな気分になるが、一時的なものと考える
・常に体がだるいが、出産した身体の回復きだと割り切る
・自分がもう「女」として見られないと感じるが、出産後に女性らしさを増すこともできる
・夜眠れなくなるが、赤ちゃんの生活サイクルが整えば眠れるようになる
・食欲過多になるが、体が回復するための栄養補給と考える