家族が鬱病になってしまったときの正しい接し方

家族が鬱病になってしまったときの正しい接し方
もしも家族が鬱病になってしまったら・・・突然のことで戸惑う家族。大切な人なのに接し方がわからずに逆に傷つけてしまうことがあります。それは鬱病本人も辛いことですが、その家族にとってもとても辛いことです。

そんなとき、鬱病の本当の接し方がわかれば鬱病にかかった家族も見守る家族も安心して治療に向かえます。大切な人だからこそ一日も早く治ってほしいし、毎日を楽しく過ごしてほしいですよね。そのために家族ができることって何でしょう。

まずは、本当の鬱病を知ることから始めなければなりません。多少のことでもわかればお互い楽になることがあります。ここでは、家族に鬱病が発症したときに他の家族がどのように接すればいいのかをお伝えします。



 

家族が鬱病になってしまったときの
正しい接し方

 

家族は普段通りに接する


家庭とは安らぎの場です。そこにいる家族も安らげる存在です。家族とは他愛のない会話で笑ったり、一緒に食事をすることで一日の嫌なことも忘れられる空間ですね。

鬱病の人にとっても家庭や家族は安らぎの場で癒される存在であってほしいもの。ですから家族はいつもと変わらず、安らげる場で癒してあげられる状態であればいいのです。

鬱病だからって特別扱いは禁物。変に意識せず、今までどおりに接することが大切です。

 

助言をしてはいけない


人は悩みを抱えている人をみると、つい声をかけたくなります。それは良かれと思ってしたことでも相手には否定されたような気持ちになることもあります。鬱病の人にもそれが当てはまります。

むしろ鬱病の人は、否定的に聞こえてしまうのでそこは注意して話しましょう。だからといって何も言えなくなってしまわないようにしてください。鬱病の人は人の態度にも敏感です。自分のせいにしてしまいがちです。

相手を認めてあげる言葉をかけてあげましょう。そうすることで誤解させることが減り安心感を得てくれます。

 

強要してはいけない


何かに熱心に誘われることも鬱病にとっては苦痛を感じやすいことです。だれでも興味のないことを熱心に誘われれば嫌なように鬱病でも同じです。鬱病は、エネルギーが弱っていると思ってください。

エネルギーが弱っているときは、あまり何かを積極的にやりたいと思わないものです。気晴らしに違うことをさせたいと思う気持ちもわかりますが、鬱病の場合、気が晴れるよりも気が重くなることが多いのです。

本人が行きたいと言う時だけ連れ出しましょう。こちらから働きかけるよりも本人の意思を尊重してください。

 

規則正しい生活をサポートする


エネルギーが低下しているときには、普通のことができなくなります。生活のリズムが変わってしまいます。朝起きてこなくなったり、顔も洗わず食事を取らなくなったりと周りから見てもわかります。

そんなときには家族は、規則正しい生活を促してあげましょう。しかし、無理強いをしてはいけません。そこが難しいところですが、生活のリズムを正したくても本人にはなかなかできないことなのです。

このサポートは家族にしかできないことです。根気よく毎日接してあげてください。

 

励ましてはいけない


よく鬱病には、頑張れと言ってはいけないと言われます。これは有名な言葉ですね。この言葉の本当の意味を家族は理解しなければなりません。なぜなら頑張ったけどダメだったと思っている人に頑張れはとても残酷な言葉に聞こえるのです。

しかし、だからといって何も言わないほうがいいというわけではありません。言葉は使い方で違ってくるからです。「元気になるよう頑張って早く治ってね」といわれればプレッシャーですが「元気になれるように私たちも一緒に頑張るよ」であれば違った感じで受け取れます。

一緒に共にという気持ちを言葉に入れると安心感を得られます

 

原因を探らない


なぜ鬱病になってしまったのかを探ろうとしてはいけません。鬱病はこれが原因でなったと特定するのがとても難しい病気だからです。考えれば考えるほど家族みんなが混乱してしまうだけで解決にはなりません。

家族が鬱病を発症したことで他の家族もそばに居たのにと自分を責める必要もありません。家族それぞれが今できることを考えるようにしましょう。

 

鬱病の改善には家族の協力が必要だといわれ、家族がいろいろと考え込んでしまうことがありますが、そうならないようするためには鬱病をよく知ることが大切です。病気を理解することで余計な心配をすることがなくなります。そのため。鬱病の診察へ家族が一緒に行くことはおすすめです。

患者本人も家族がいることで安心感があるし、家族も鬱病についてよく知ることができるからです。病気のことをよく理解すれば変に力が入って疲れることも減少します。それでも辛くなってしまったら、家族も医療機関に相談してください。専門家に話すことで気持ちの不安は消えるし、しかるべき薬も処方してくれます。

鬱病は闘うというよりは一緒に付き合っていく病気です。家族も同じように上手に付き合っていきましょう。

 

まとめ

家族が鬱病になってしまったら・・・そのときの正しい接し方

・家族は普段通りに接する
・助言をしてはいけない
・強要してはいけない
・規則正しい生活をサポートする
・励ましてはいけない
・原因を探らない