鬱病の人に言ってはいけない7つのNGワード

鬱病の人に言ってはいけない7つのNGワード
今や、日本人の10人に1人はいると言われている鬱病。年々増加傾向にあり、あなたの身の回りも、学校や会社を長期でお休みしている人はいませんか?鬱病は、過去になった人でも、理解することが難しい病気。それは、その人個人の性格に大きく左右された形で症状がでるからです。

自分の身の回りの人が鬱病になった時、いったいどのような言葉をかければよいでしょうか?普段と同じような接し方で、相手の病気が悪くなってしまうようなことは避けたいですよね。

ここで、鬱病の人には言ってはいけないNGワードを7つごお伝えします。これらの言葉を気にとめておくことで、うっかり余計な発言をすることは避けられるでしょう。また、鬱病の人の感じ方についても少し解説を入れるので、理解してあげる足がかりとしてご参考にしてください。



 

鬱病の人に言ってはいけない
7つのNGワード

 

「がんばって!」


これは定番のNGワードですね。鬱病の人は、頑張っても上手くいかない、燃え尽きて力がでないほど頑張ったり、我慢したことが原因になっている場合もあります。そもそも、頑張るという言葉もしっくりこない状態です。頑張るだけで全てが上手くいく世の中であれば、誰もが努力するかもしれませんが、環境や運など、生きていると別の要素も関係しているのではないでしょうか。

鬱病の人にとっては、頑張ることよりも、物の見方を変えることに自らが気づくことが重要なので、温かく見守り、鬱病の人の前ではこの言葉は封印しておきましょう。

 

「みんな同じように我慢しているんだから」


この言葉も、人を元気付けようという気持ちから出ているものなのですが、鬱病を患っている人にとっては言われても辛いだけです。鬱病の人は、病気になるまでの過程で、色々なことを我慢したり、辛い思いはし尽くして、行き着いた先が今の状態なのです。これ以上我慢できないと心が悲鳴をあげているようなもの。

たしかに、どんなに幸せそうな人でも挫折を味わったり不運が降りかかることだってあります。周囲には辛いアピールなどしないのがあたりまえなのですが、鬱病の人はとにかくキャパが狭くなっているので、辛さを隠すこともできなくなってしまっています。

 

「たいしたことないよ」


人の許容範囲というのはそれぞれ。今の元気な自分にとってはほんの小さな出来事でも、鬱病の人にとっては、解決不可能な大きな壁となっていることです。そのため、とても苦しい思いをしていることでしょう。

確かに、目の前の問題を解決するには、実行力や度胸が必要なものですが、鬱病になっていると、その第一歩が踏み出せないものです。素直な気持ちでこだわりを捨てられるようになるには、ある程度の時間が必要です。小さな問題だと一蹴するのは避けておきましょう。

 

「ストレスたまってるんじゃないの?」


鬱病の原因とも言われているのが、ストレスですね。かと言って、ストレスを解消すれば鬱病が簡単に治るかというのはまた別の問題。うつ状態になると、ストレスの発散もできなくなったり、そもそもストレスを客観的に感じ取る判断力もなくなっています

また、一般的なストレス解消方では、逆効果になってしまい、返って苦しい思いをすることもあるので、安易なこの言葉は避けておきましょう。

 

「気晴らしをしてみたらどう?」


鬱病の人というのは、人生を楽しむことができません。自分の時間をエンジョイすべく興味のある事を始めてみたり、外出してみたりなど、楽しくて簡単なことでさえも出来ない状態にいるのです

嫌な事はしたくないのが当たり前ですが、楽しいこともできないなんて、想像しても理解するには難しいもの。そこで、軽い気持ちで「気晴らしに○○をしてみれば?」と言ってしまうと、そんな相手を傷つけてしまいます。楽しいこともできないなんてと、自分を責めているかもしれません。

 

「どうして上手くできないの?」


健康な人からみれば、鬱病の人というのは不思議な感覚で、悩まなくても良さそうなことを悩んだり、難しくも無いような問題が解決できずに一人で苦しんでいる感じです。

明らかに人生に大きな問題が起こっているわけでもなく、特別に不幸な境遇にいるわけでもないのに、とにかく気持ちが落ち込んでいて、冷静にもなれない。自分の気持ちを整理することもできなければ、起こっていることに対して何かアクションが起こせるわけでもない。

そんな鬱病の人をみて、「どうして上手くできないの?」と思ってしまうかもしれませんが、決して本人に向かって言わないようにしてください。もちろん、どんな人でも上手にこなせるようだったらやりたいのです。ですが、私たちの見えない大きな壁があることを想像しておきましょう。

 

「死ぬ気になればなんでもできる」


今まで色々なことを乗り越えてきたからこそ、「死ぬ気になればなんでもできる」という言葉が言えるのかもしれません。普通に生活しているだけでは、平和な現代では、失敗したら命に関わるようなことは、そう起こらないでしょう。そのため、努力次第でなんとなく人生を乗り越えていくものですね。

結果がどうであれ、頑張ることが身を助ける。ということは実際あるのかもしれませんが、鬱病の人にこのような言葉をかけてしまうと、落ち込んでいる分、「死」という言葉がインパクトをもって捉えられてしまうため、「死ぬほどやらなくてはいけないのか」「死ななければ得られないのだろうか?」と、極端な考えに走ってしまいます。早急に相手を変えるような言葉は禁物です。

 

誰しも大きく落ち込むことがあるものなので、身近に鬱病の人がいると「わかってあげられるのでは」「助けてあげられるのでは」と、ついついこちらも相手のために頑張って、いろいろと世話を焼いてしまいます。ですが、鬱病の人は健康な人とは感じ方や考え方が全く異なるため、健康な自分を基準にしてアドバイスしても、上手くいかないことが多いでしょう。

また、沢山話を聞いてあげれば元気になるのではと、いろいろと聞き出しますが、聞けば聞くほど理解できないことばかりで、こちらの気持ちもすり減らしてしまうことが多いでしょう。

鬱病は病気として診断や治療がされているため、素人がパワーが余っているからと無理に付き合ってしまうよりは、専門家の正しい判断が必要な病気です。不義理なようでもありますが、病んでいるからこそ、あえて距離を置いたりすることも必要です。

相手と自分の信頼関係を尊重して、いつかお互い、元気に付き合える日のために、相手を思いやるパワーは、温存しておきましょう。

 

まとめ

鬱病の人に言ってはいけない7つのNGワード

・「がんばって!」
・「みんな同じように我慢しているんだから」
・「たいしたことないよ」
・「ストレスたまってるんじゃないの?」
・「気晴らしをしてみたらどう?」
・「どうして上手くできないの?」
・「死ぬ気になればなんでもできる」