思い込みが激しい人と言われるのはあまり気分のいいものではありませんね。なんだか人の話しをあまり聞かない意固地な人のような感じがしてしまいます。思い込みが激しい人ほど、人から指摘されるとさらに「自分は違う」とますます耳を貸そうとしなくなってしまう傾向にあるようです。
思い込みが激しい性格を逆手に取って日々、実践できる思考トレーニングをお伝えします。思い込みが激しい性格を治していけるといいですね。
思い込みが激しい性格を治す、
日々7つの思考トレーニング
真実を確かめてみよう
正しいと思い込んでいることが本当かどうかもう一度、確かめてそれが真実であれば周りから思い込みが激しい人だなんて言われなくなります。噂に振り回されるのはスマートではありませんね。真実を確かめることで自分が信じていることにも自信が持てるようにもなりますね。堂々と真実を伝えてけして思い込みではないことをアピールしましょう。
友達の話に耳を傾けよう
思い込みが激しい人は聞く耳をもたないから何を話しても無駄だとみんなに思われていたらなんだか寂しいですね。そんなことでは自分の主張も相手に軽く受け流されてしまうだけで自分にとっても面白くない展開になっていくだけです。まず黙って友達の話しを聞いてみるだけでも最近、なんだかかわったなと友達から一目置かれるようになるはずです。自分が思い込んでいることと違うと思うことがあっても最後まで話しを聞いてあげましょう。
自分は正しいと言わないようにしよう
自分が言っていることは正しいことだと事実を確認する前から主張すれば、自分で「私は思い込みが激しい人です」と宣言しているようなものです。よく観察してみて他の人が同じことをしていたらどんなに滑稽か想像してみてください。
そもそも正しいことならわざわざ正しいと声を荒げる必要もないはずです。また正しいと思い込んでいるだけだと周りに誤解されないようにしたいですね。
いろんな経験をしてみよう
百聞は一見に如かずという諺がありますが、経験をしたことがないことをこうだろうと想像だけで決め付けるのは思い込みが激しい人がすることです。知ったかぶりはタチが悪いですね。自分が見聞きして経験したことは間違いのない事実です。経験をしたことを話すのですから思い込みが激しいとは言われません。
違う側面から観察してみよう
主張したいことを違う側面からもう一度、観察することで知識や経験が増えます。こうだと思い込む性格なら、ここはこうだろう、ここならこうだろうと物事をぐるりと観察して自分の考えを確固たるものにしましょう。
多方面から冷静に見つめた判断は周りのみんなを納得させることができる力があるので思い込みが激しいからと反発されることもなくなります。知識が増え、経験を積むことができることは自分を成長させることにつながるのでけして損なことではなりませんね。
一歩下がって接してみよう
思い込みが激しい人はついつい前に出がちです。自分が思っていることが他人に否定されている気がして自ら反発してしまうからです。自分に自信がない裏返しです。これからは一歩下がって接するように心がけてみると周りのみんなが何を言っているのか耳に入ってくるようになります。
それは違うだろうと食ってかかる前にグッと言葉を飲み込んで実際に一歩だけ後ろに下がってみて自分にブレーキをかけてみましょう。周りの声が聞こえると意外な発見ができるようになりますよ。
自分を認めてあげよう
ここまで紹介したことを実践している自分をただ思い込みが激しいだけの人じゃないぞと認めてあげましょう。事実確認をしたり、違う側面から物事を判断した経験から出る言葉はけして思い込みではなくなっているのですから、十分に努力した自分は思い込みがただ激しいだけの人ではありません。
事実を冷静に受け止めている自分は周りを説得するだけの力を持ち合わせているはずですよ。
いかがでしたでしょうか。思い込みが激しいこともマイナスに捉えるのでは自分を否定しているようで残念です。思い込んでいることが事実であることを確かなものにすることでプラスにかえていけるはずです。
今まで培ってきた性格を治すのですから手品のようにパッとかわれるものではなりません。自分が思っていることと違うからとストレスを感じてしまうのは今、自分が思い込みだけで行動しているんだと自覚するようにしてみてください。違う考えがあって当然、そういう意見もあるのだと思い込んでしまえばイライラも解消されますよ。思考のトレーニングを怠ることなく持ち前の思い込みの激しさで逆に自分を高めていきましょう。
まとめ
思い込みが激しい性格を治す、日々7つの思考トレーニング
・真実を確かめてみよう
・友達の話に耳を傾けよう
・自分は正しいと言わないようにしよう
・いろんな経験をしてみよう
・違う側面から観察してみよう
・一歩下がって接してみよう
・自分を認めてあげよう