勉強を苦手とする人は多いですが、勉強において最も大切なのが集中力です。勉強が苦手な人はとにかく集中力が無い人が多いです。学校でも、塾でも、少し周囲を見てみればわかりますが、授業中に集中力を欠いている人は勉強が苦手な人が多いですね。
逆に、勉強が得意な人は自習時間であっても集中して勉強しているケースが多いです。これでは、差がつくのも当然と言うものです。しかし、ここで過剰に落胆することはありません。
ポジティブに捉えれば、どんな人間でも集中力さえ持てば勉強はできるようになるということですからね。つまり、「自分には集中力がないから無理だ」と思う必要はないと言うことです。実際、勉強の集中力を上げる方法はあります。
当記事ではその辺りについて詳細を述べていきたいと思いますので、ぜひご参考になさってください。では、順に見ていきましょう。
勉強は集中力で決まる!
今すぐやる気スイッチを入れるコツ
自分のスイッチを作ろう
勉強の集中力を高める方法として大切なのが、自分のスイッチを作ることです。電化製品にはスイッチがありますね。パソコンもテレビも、スマホもスイッチを入れれば起動し、動きます。実は人間も同じなのですね。
人間は行動を始める前に常に予備動作を必要とします。「ジャンプする前には屈む必要がある」などですね。勉強にもこれを応用します。勉強の前の予備動作を設定し、「この動作を行った時は勉強をする」と言ったスイッチを作るのです。
ストレッチしよう
では、まずスイッチとしておすすめなのがストレッチです。人間の体はずっと同じ姿勢でいると、血流の流れが悪くなり全身に血液が行き渡らなくなります。すると、脳の酸素も不足し、集中力を欠きます。
ですので、ストレッチを行い血流の流れを改善するスイッチが活きるのですね。勉強のスイッチとしては定番でもありますし、非常に効果の高い方法ですのでオススメです。
音楽をかけよう
次は、これも定番中の定番、音楽です。音楽を掛けることで人間は集中力を飛躍的に向上させることが可能になります。特に、「音楽をかけると勉強」のように一度体に刻み込んでプログラムすると、自動的に体が勉強に向かうようになります。
こうなると非常に勉強のスイッチをいれるのが楽になります。音楽を掛けると勝手に体が集中するようになるわけですから、非常にメリットが大きいですね。おすすめは自然音やクラシックですが、好きな音楽でも構いません。
筋トレをしよう
3つ目は筋トレです。運動することで体の新陳代謝を高め血流の流れを改善し、発汗作用で体全体的の集中力を高めることが可能になります。勉強が中だるみをした時にも効果的ですので、併用して利用することもできます。
もちろん、トレーニングが主目的ではありませんので、多くの回数を行う必要はありません。「適度な回数を行うことで体を温める」を目的に行うようにしましょう。運動前のウォーミングアップのような位置づけですね。
窓から外を眺めよう
これは休憩時や集中力が落ちた時に効果を発揮するのですが、窓からボーッと外の景色を眺めてみましょう。できるだけ遠くを何も考えずに眺めましょう。頭の中をとにかく空っぽにすることでリフレッシュさせるのですね。
実際にやってみるとわかりますが、驚くほど効果があります。一回電源を切ることで、再度集中力を高めることが可能になるからです。人間は集中し続けることはできませんが、定期的にスイッチを切ることで再度集中力を発揮する生き物なのです。
テレビをスイッチにするのはやめよう
ここからはスイッチにしてはいけないものを挙げていきます。極端に言ってしまえば勉強の集中力を上げるスイッチは何でも構いません。どんなものでもスイッチになり得ますし、自身の気に入った方法をとれば結構です。
しかし、テレビなどはやめておいた方が良いでしょう。と言うのは、テレビはコンテンツ自体が長いです。長時間のスイッチはそれ自体に集中してしまう結果になりますし、時間を浪費する結果になる場合が多いですからね。避けるのが無難でしょう。
ネットの動画をスイッチにするのはやめよう
同じ理由でネットの動画をスイッチにするのもやめましょう。最近はネットの動画コンテンツも面白いものが増えましたが、見始めたらキリがありません。「ちょっと、休憩に…」のつもりが、気づいたら一日終わっていた、と言ったことが頻繁に起こります。
こういった長い時間を取られるものは勉強の集中力を高めるスイッチにはなり得ませんので注意しましょう。あくまで「予備動作として、勉強のスイッチにできるもの」がポイントなのです。
いかがでしたか。勉強の集中力を高める方法についてはご理解頂けましたでしょうか。実際、人間は驚くほど同じ行動を取ります。それは走る前の踏み込み、ボールを投げる前の振りかぶる動作だけではなく、日常のあらゆる場面で同じ行動をとっています。
「入浴時は頭から洗い、次に体を洗う」「起きたら顔を洗い、歯を磨く」これらは別個に存在するのではなく、全て一連の動作の中に組み込まれています。ゆえに、一つの行動を起こした場合、連動して次の動作を行うようにできているのですね。
ゆえに、勉強もこの一連の動作の中に組み込んでしまえば、簡単に集中力を高めることができると言うわけです。「勉強のスイッチを作成する」びっくりするほどの効果を生みますので、ぜひ今日から実践されることを推奨いたします。
まとめ
勉強は集中力で決まる!今すぐやる気スイッチを入れるコツ
・自分のスイッチを作ろう
・ストレッチしよう
・音楽をかけよう
・筋トレをしよう
・窓から外を眺めよう
・テレビをスイッチにするのはやめよう
・ネットの動画をスイッチにするのはやめよう