嘘つきな人の心理は、『保身』か『自己顕示欲』によって成り立っています。そしてその根本にあるものは自意識です。自意識の過剰な人には注意が必要ですよね。そのような人は他人のことを何とも思っていないことが多く、簡単に売ります。
では嘘は何のためにつく必要があるのかを考えてみてください。自分を守るためか、自分を大きくみせるための2点に着地することがわかると思います。そのため、そのような方とまともにぶつかってもいいことはありません。
そうならないためには、心の中の触れられたくない部分には決して触れないように配慮してあげることです。そこで今日は、嘘つきな人の心理を見抜いて上手く付き合うための方法についてお伝えします。
嘘つきな人の心理を見抜いて
上手く付き合う7つの方法
謝れない人には距離を置いて接する
謝ることのできない人には注意が必要です。自分の否を認めることができない人は、嘘つきである可能性が高いです。そのような方は素直さや謙虚さが足りないので、周囲から嫌われてしまいます。
だからといって関わらずにいると、敵だと判断されてしまいかねません。このような人を敵に回すとロクなことがないので、距離を置きながらも普通に接するようにしましょう。その際には決して本音で離さないようにすることがポイントです。
上に必要以上に腰の低い対応をする人は信頼しない
上司に対して平気で嘘をつく人は多いです。それは単純に自分の保身のためにそうしているのですが、そのような人は自分の身を守るためなら簡単に人を売ります。
上司に対してのゴマすりに全力な人は信頼しても裏切られるだけです。社会の仕組みがそうなっているのですから仕方のないことなのかもしれませんが、度が過ぎる人には注意するようにしましょう。
他人のせいにする人には笑顔で接する
他人のせいにする人は嘘つきである可能性が高いです。「悪いのはあの人です」と簡単に言ってしまうような人には注意が必要です。そのような人を敵に回していいことは1つもないので、笑顔で接するように心がけましょう。
その人にとっては保身が全てなので、時には自分のせいにされてしまうこともあるでしょう。その理不尽は最も納得がいかない事の1つですが、戦っても無駄です。広い心で上手にかわしましょう。
嘘っぽいなと思っても否定しない
嘘を見抜いても否定してはいけません。嘘を指摘し咎めてもそれを認めることはないので戦うだけ無駄です。そのような人には言いたいように言わせておくことが最善の策となります。それを頷きながらやり過ごせばいいのです。
嘘つきな人は信頼を失っているはずなので、放っておくのが一番です。その嘘を否定したところで何がどうなるわけでもないでしょう。気持ちよく話させてあげてください。
プライドを刺激しない
自己顕示欲が高いタイプの人には注意が必要です。そのような人はプライドが高く、自分のプライドを何より大事にして生きている可能性が高いので、それを否定してしまうと反感を買ってしまいます。
このタイプの人は見栄を張っていたいだけなので、その嘘によって誰かが困るということはほとんどありません。つまり無害な嘘つきなのです。話したいことを話したいように話させてあげるようにしましょう。
人の悪口に乗らない
他人の悪口を言う人は嘘つきの可能性が高いです。人を蔑むことが好きな人は、他人を蹴落としたい人という可能性があるので、嘘つきな人の中で特に害のある人となります。そのような人の話に乗っかってしまうと、周りから軽蔑されます。
悪口を聞いていて気持ちのいい人はほとんどいないのです。また悪口が好きな人はあることないこと平気で言うので、それを鵜呑みにしないようにしましょう。自分が見ている他人を正しく評価してあげることが人間関係の基本となります。
嘘つきな人の自意識に触れないようにする
嘘つきな人は自意識が高いので、それを守るために生きています。そのため自意識を損なうような発言をしてしまうと反感を買うだけではなく、敵として認識されてしまうのでその後の関係が危うくなるだけではなく、その他の敵を作ってしまうことにもなりかねません。
自意識に触れないようにするということは、その人の言葉や考え方を否定しないということです。そのように配慮してあげましょう。
さて、このように嘘つきな人はある意味ではシンプルなのでわかりやすいですが、いつどのような形で敵になるかわからないという面があるので、気を使ってあげるようにしましょう。
基本的にはここで紹介したような接し方を実践していれば問題ありません。このような人はどこにでもいます。上手な付き合い方を会得しておけば問題なく人間関係を維持していくことができるようになるので、是非実践してみてくださいね。
まとめ
嘘つきな人の心理を見抜いて上手く付き合うには
・謝れない人には距離を置いて接する
・上に必要以上に腰の低い対応をする人は信頼しない
・他人のせいにする人には笑顔で接する
・嘘っぽいなと思っても否定しない
・プライドを刺激しない
・人の悪口に乗らない
・嘘つきな人の自意識に触れないようにする