良いことではないと分かっていても、人の気持ちは止められないもの。ダメだと思っても、気がついたら不倫の道に足を踏み入れてしまうことがあります。
すでに既婚者の相手と不倫になることもあれば、お付き合いしていた相手が結婚してしまい、その後にまた交流があって不倫になってしまうこともあります。一旦不倫を清算したけれど、やっぱり関係を棄てきることができずにまた不倫の関係を続けてしまう人も多いでしょう。
不倫状態を続けていくのは精神的にも負荷が大きいので、復縁して堂々とお付き合いしたいという気持ちは常にあることと思います。果たして不倫をしながら復縁をすることはできるのでしょうか?
不倫をしながらの復縁は不可能?
真実の愛をみつける方法
不倫に至ったきっかけを思い返してみよう
不倫状態にありながら復縁をするのは、体力も気力も要ることです。感情だけで走ると力が持たずにやり切る前にダウンしてしまいます。
なぜ不倫と分かっていながら関係を続けることになったのか、その理由を今一度思い出してみましょう。相手がその事実を隠していたりした場合、向こうは遊びだと思っている可能性もあります。
互いが不倫だとわかっていながら想い合い続けてきたのなら、その関係はホンモノに近いと考えていいかもしれません。
不倫に対する互いの考え方を整理しよう
しょうがなく不倫をしているのか、不倫だから付き合っているのか。このあたりのスタンスは重要です。
相手もあなたに真実の愛を見出していて、でも今すぐに身動きをとることができないから不倫いう形をとっているのであれば、時間をかければ復縁も望めるでしょう。
しかし、家庭はそのままで、恋という遊びにおいてあなたを選んでいるのであれば、今の不倫状態を一度終わらせたとしてもまた不倫として復縁するしか道はありません。
相手の環境を冷静に見極めよう
わたしたちは社会の中で生活しています。家があり、会社があり、友人関係があります。毎日四六時中連絡が取れる恋人や家族の関係なら、相手の環境も探りやすいですが、不倫関係だとそれもなかなか難しくなります。
だからといって知らないことが多すぎると、復縁という戦いにおいて不利にもなります。ある程度の情報は必要で、それは正しいものでなければなりません。
今の配偶者とは縁を切るつもりだ、という言葉があったとしても鵜呑みにするわけにはいきませんよね。感情に走らず冷静に、相手の本当の環境や状況を見定めることが重要です。
精神的に自立した状態でいよう
相手への気持ちだけにどっぷりと浸かっていると、周りが見えなくなってきます。冷静だと思っていても、周りから見ると異常な行動をとってしまうこともあります。
不倫でない恋愛をしているときもそうですが、相手に依存しすぎると自分も相手も疲れてしまいます。不倫というある種特殊な状況だと、世界に浸りやすいので気付きにくいかもしれませんが、疲労は蓄積するのです。
今も、復縁できたらその後の付き合いも素敵なものにするために、自立した精神状態であるようにしましょう。
常に相手の支えになれる状態でいよう
現状の配偶者に何か足りないものがあって、それがあなたにあるから不倫をするのです。
結婚している人が不倫をする場合、足りないものはお金ではなく、精神的なメリットです。あなたが相手の癒しになっているからあなたと一緒にいるのです。
それは復縁への大きな戦力になります。相手をいつでも、愛を持って受け入れてあげられる状態を整えておきましょう。
体の関係を絶ってみよう
真実の愛かどうかの判断をするにあたって弊害になるのが、体の関係です。もちろん好きになったもの同士、抱き合って愛情を確かめあうのは大きな喜びで非常に満たされる行為です。
ただ、体の関係がメインになってしまうと、真実の愛とは言い難くなってしまいます。体が合うことと、精神的に求め合っていることとは別です。
愛がホンモノであれば、体の関係が毎回無くてもいいはずです。それがなくても、一緒にいることがお互いに大切な時間だということが分かれば、復縁の可能性は色濃くなるでしょう。
失うものがあることを覚悟しよう
この覚悟は、あなただけがしてもどうにもなりません。相手が失うものを、相手とあなたの二人が理解し合って受け入れなければなりません。
不倫関係からの復縁には、必ず失うものがでてきます。それに目を向けないわけにはいかないのです。
相手がそのことをきちんと理解し、向き合う覚悟があるかどうか、少しずつ一つずつでいいので確認し、一緒に乗り越えていけるかどうかが大きなカギになるでしょう。
いかがでしたでしょうか。諦めきれない恋は素敵であり、また辛いものでもあるのです。復縁は、相手が現状に満足していなければいないほど、可能性が高まります。しかし面倒ごとを避けたいと思う気持ちも多くの人にはあるのです。
それらを乗り越えてでもあなたと新しい縁を持ちたい、と思わせることが重要です。付け焼刃ではいけません。そこでは、相手の真実よりもアナタの真実の愛が試されるのです。
不倫という障害のある状況に酔って、独占欲だけで復縁を望むのならば、相手にもあなたにも良いことがありません。なぜその人でなければいけないのか、相手に改めて問う前に、自分でもよくよく考えてみましょう。
まとめ
不倫をしながらの復縁は不可能?真実の愛をみつける方法・不倫に至ったきっかけを思い返してみよう
・不倫に対する互いの考え方を整理しよう
・相手の環境を冷静に見極めよう
・精神的に自立した状態でいよう
・常に相手の支えになれる状態でいよう
・体の関係を絶ってみよう
・失うものがあることを覚悟しよう