老後難民にならないために、今からできる7つのこと

老後難民にならないために、今からできる7つのこと
老後難民という言葉が日常的に聞かれるようになったのは、ここ数年の事です。というのも、老後難民の増加が社会問題になるほどの深刻さを増したためでしょう。

老後難民とは、老後に十分な資金がなく、生活を支えられなくなり困窮する高齢者を指します。中には家や土地を売らざるを得なくなり、苦しい末路をたどる人も。苦労して時代を築き上げてきても、年金は足らず医療費の自己負担も増える一方。働く術を持たない老人に対しても、国は容赦なく取るものを取ります。

現在老後難民は増える一方どころか、50代60代の現状を鑑みても、今後老後難民は急増するのではないかとの懸念がされています。政策をあてにするには政治家に対する不信感が募る今の時代、老後難民にならないためには自分自身で予防策を打ち出すしかありません。

以下に老後難民にならないために出来ることを挙げてみたので、参考にして下さい。

 

老後難民にならないために、
今からできる7つのこと

 

老後の資金計画をする

まずは、老後の資金計画を練り直しましょう。練り直すどころか、今までそのようなことを考えたこともなかった人は、ここからでも遅くはありません。今から老後の資金計画を立てていくのです。一口に「老後」と言いますが、それは定年後の事を指します。

定年してから、死ぬまでの期間は収入源は年金のみ。では心細いですよね。年金は年々減っているし、一般家庭の家計を支えられるほどは受け取れません。そこで退職金や今まで積み上げてきた貯金や保険の解約金などが不可欠になるのです。それらを踏まえて定年後の資金計画を立てるのです。

 

FBに相談して老後難民にならない道を見つける

とはいうものの、素人がいきなり大きな数字を前にして資金計画を立てようとしてもなかなか上手くはいきません。そこでファイナンシャルプランナーに相談することをおススメします

FBの略称で広く知られているファイナンシャルプランナーは、老後の資金計画の相談にも気軽に乗ってくれます。無料相談という名目で募集しているFBも多いため、ネットなどで探してみるといいでしょう。

 

年金型保険に加入する

FBに相談した結果、今の生活に余裕がある人は年金型保険に加入することをおススメします。年金型保険とは、いわゆる年金のように毎月受け取ることの出来る保険です。そのための資金を今から蓄えておくのです。

自分で貯金しても貯まると使ってしまう人には、年金型保険に入ることをおススメします。60代の人に関しては、今から年金型保険に入るのは遅すぎるため、別の方法を模索してください。

 

医療保険を見直す

現在加入している医療保険をしっかりと見なおしてください。FBとの相談でもここが焦点になるかもしれませんね。定年後にとにかく増えるのは医療費です。毎年体のどこかが痛むなどの症状があり、病院に通い続ける人は少なくありません。そして窓口での自己負担も年々増えるばかり。

そのため老後に苦労しないためにも、簡単な病気でも保険金が下りるようなお得な医療保険に入っておく必要があるのです。その代りに、若いうちには有効だった掛け捨て保険を解約する必要が出てくるかもしれません。

 

病気にならない体づくりをする

当然と言えば当然なのですが、何故か日々の忙しさを理由に誰しもがサボりがちなのが「健康維持」です。健康は何よりの宝です。健康維持をしておけば、老後の数十年間、「第二の人生」と呼ばれるこの期間を華やかに楽しく過ごすことが出来ます。

医療費もかからずに、貯蓄すらできるかもしれません。健康維持こそが老後のために、何をおいても始めるべき大切なことです。

 

貯蓄を始める

FBとの相談結果、今の生活の中で貯蓄を出来る余裕のある方は、必ず貯蓄をしてください。老後難民とは老後になって生活資金が足らなくなる人の事を言います。更に足りなくなった生活資金を求めるために、土地や家を売らざるを得なくなり、生活保護などに頼る人の事を言うのです。

老後のために貯蓄はいくらあってもありすぎることはありません。余裕があれば子ども世代や孫世代に残せるものが多いという事。旅行や趣味にお金をかけることもできます。働いている時代よりも老後の方が趣味にかける時間的な余裕は確実にあるのです。今すぐにでも貯蓄を始めて、少しでも老後の助けにしてください。

 

子ども世代との同居準備をする

老後難民にならないためには家族で助け合うことが一番です。とはいっても、老後難民になりそうだからといきなり息子世代の家に転がり込むことはできませんよね。数年間かけて徐々に家を2世帯住宅にするなどの工夫をして、一緒に住む心構えをお互いにするべきです。

 

さて、老後難民にならないために出来ることを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。若いころ、そして仕事の現役世代にどれだけ輝いていようとも、活躍していようとも、老後に資金がなくなって老後難民になっては「良い人生だった!」とはいいがたいものです。

自分の建てた家で、家族に見守られて往生してこそ「良い人生だった!」と思いながら旅立つことが出来るのではないでしょうか。住む家も生活費もささやかなものをいただいて細々と人生の幕を閉じることにならないよう、現役世代の今からできることがたくさんあります。

もちろん。現役世代だって子育てや家のローンなど、出費はとてもかさみます。しかしそれでも少しづつ、積み上げていくことはできるはず。老後難民にならないために、自分の出来ることを少しずつでもいいので始めていってください。

 

まとめ

老後難民にならないために、今からできる7つのこと

・老後の資金計画をする
・FBに相談して老後難民にならない道を見つける
・年金型保険に加入する
・医療保険を見直す
・病気にならない体づくりをする
・貯蓄を始める
・子ども世代との同居準備をする


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