あなたは勉強がお好きですか。学校や仕事などで必要に迫られ、勉強せざるを得ない状況の人も多いかと思います。自発的ではなく強制的にやらなければならない場合こそ、モチベーションを維持し続けることは非常に難しくなりますよね。
「好きこそ物の上手なれ」という諺があるように、自分が好きなことに関しては、何も意識しなくとも自然と物事がはかどります。しかし、苦手なこと、辛いこと、仕方なくやっていることに関しては、モチベーションが下がりやすいため、意識的に取り組んでいくことが何よりも大事です。
そこで今日はモチベーションを上げる5つの魔法についてお伝えします。
勉強がはかどらない時に
モチベーションを上げる5つの魔法
達成しやすい目標を設定する。
私たちは、目標を設定することで頑張ろうというモチベーションが沸いてくるものです。スポーツ選手が最も身近で分かりやすい例ですね。世界大会で優勝するというような目標を設定するわけです。私たちも、大学受験に合格する、資格試験に合格する、というような大きな目標はあると思いますが、その途中段階である中目標と小目標を設定することが大事です。
大目標に対して、目標を細分化していくわけですね。例えば、大目標が1年先のことであれば、中目標は6か月先、小目標は3か月先のことを考えます。大目標はすぐに達成できる現実感がありませんが、中目標や小目標なら、少しの間さえ頑張れば手に届く目標です。ポイントは、あえて達成しやすい目標を設定するのです。
一つの目標を達成できれば、自分に自信がつきモチベーションが上がっていきます。達成経験を繰り返すことで、大目標の1年先までモチベーションを保ち続けることができるのです。
集中できる環境を整える。
現代社会で暮らす私たちの周りには、テレビ、インターネット、スマートフォン、ゲームなど、魅惑的な製品が数多く存在します。ひとたび電源を入れてしまうと、あっという間に勉強への集中力が途切れてしまいます。集中することで勉強がはかどり、もっと頑張ろうというモチベーションへつながっていくものです。
そこで、まずは勉強に集中できる環境を整えることが大事です。私がお勧めするのは、勉強道具のみを持参して図書館へ行くことです。スマートフォンや携帯電話は自宅に置いていくようにしてください。手元にあると気になってどうしても見てしまいます。図書館は冷暖房が完備されていて快適ですし、周りの人たちが勉強している様子をみて、自分も頑張ろうと思えます。
少しずつでもいいので、毎日継続する。
「継続は力なり」とよく言いますが、勉強に関してもまさに当てはまります。もしまとまった勉強時間が確保できないのであれば、1日5分で構いません。毎日参考書を開く習慣をつけましょう。たとえ短時間であっても、毎日継続できていることが自信へとつながっていきます。
また、毎日参考書を眺めていれば、少しずつでも勉強の内容に興味が沸いてくるものです。勉強の内容はあまり気にせずに、とにかく毎日続けることだけを考えましょう。
苦手な分野、科目ほど、最初に手をつける。
私たちが最も集中できる時間帯は、勉強開始直後です。このいわゆるゴールデンタイムに、苦手分野の勉強をしましょう。苦手分野というのは、どうしても後回しにしてしまいがちですが、意識して最初にもってくるようにしましょう。
始めは抵抗があるかもしれませんが、徐々に慣れてきます。毎日優先的に触れていくことで、苦手という意識が少しずつ薄れていくかもしれません。最初に苦手分野に取り組むことを習慣化しましょう。
思い切ってリフレッシュする。
どうしても勉強がはかどらない、モチベーションが続かない、そんな時には、思い切って勉強を止めてリフレッシュしましょう。旅行に出かけてみるのもいいですね。ダラダラと勉強を続けるよりも、メリハリをつけて勉強する方が効率的です。リフレッシュし過ぎて、その後の勉強が心配になるかもしれませんが、案外大丈夫なものです。
勉強しない期間があることで、新鮮な心もちで勉強に向き合うことができるでしょう。
勉強がはかどらない時にモチベーションを上げる5つの魔法についてお話しましたが、5つの魔法の中には、当たり前のこと、既に知っていることも、あったかと思います。
頭では分かっているつもりでも、行動に移せるかどうかはまた別の話です。難しく考え込まずに、できることから始めてみましょう。まず行動することが何よりも大事です。
行動し続けることで、目標がより鮮明になってきたり、勉強への理解度が深まってきたりします。行動し続けることで、今現在よりも状況が良くなっていくことは間違いありません。まずは気楽な気持ちで取り組んでいってみてください。
まとめ
勉強がはかどらない時にモチベーションを上げる5つの魔法
・達成しやすい目標を設定する。
・集中できる環境を整える。
・少しずつでもいいので、毎日継続する。
・苦手な分野、科目ほど、最初に手をつける。
・思い切ってリフレッシュする。