ヒーリング音楽と一言で言っても、ストレス社会の現代ではたくさんの楽曲やBGMが出回っていますし、心が本当に癒される音楽というものは人によって異なるものです。一般的にはクラシック音楽を聞くとα波と呼ばれる、人が癒やされている時に表れる脳波が出ていると言われています。
しかし、勇気づけられるような歌詞がある方が疲れた心が癒されるという人もいますし、人の綺麗な歌声に癒やされるという人もいますから、自分にあったヒーリング音楽を見つけておくと、仕事や人間関係でストレスを抱えた時に楽になれます。
そこで、様々な音楽ジャンルから、疲れた時に心が癒やされるヒーリング音楽を7つお伝えします。自分が本能的に癒される音楽を見つけましょう。
ヒーリング音楽☆
疲れた時に聴きたいおすすめはコレ!
「自律神経にやさしい音楽」
自分にあうヒーリング音楽はどのようなジャンルなのか見当がつかないという人におすすめなのが、専門医が監修し、ヒーリング音楽を専門にしている作曲家、広橋真紀子氏の「自律神経にやさしい音楽」です。
日常生活で過度なストレスを感じ続けていると、精神のバランスを上手く保てなくなって、自律神経を失調させてしまいます。この音楽アルバムは、自律神経失調症による動機やめまい、肩こりに効果があると言われています。
「ケルティック・ウーマン」
世界的に大ヒットした「ユー・レイズ・ミー・アップ」を歌うケルティック・ウーマンの歌声は、高音なのに心が癒やされる天使のような声なのでヒーリング音楽としても楽しむことができます。
特に、ケルティック・ウーマンのデビュー・アルバム「ケルティック・ウーマン」は、アイルランドの伝統的な楽曲なども収録されているので、仕事から帰宅した時に流すBGMとしては最適です。
バッハの「G線上のアリア」
クラシックミュージックの中で、ヒーリング音楽として人気が高いのがバッハの「G線上のアリア」です。美しい出だしで始まる曲は、癒されるだけでなく、心が落ち着き、また、清々しい気分になることができます。
一週間の中盤で疲れてしまったら、明日も仕事をがんばろう!と、背筋を正すことができるクラシックミュージックです。
ショパンの「ノクターン」
ヒーリング音楽として、優しい旋律が特徴的なクラシックミュージックがショパンの「ノクターン」です。美しく、かつ、優しく包み込んでくれるようなピアノの音色は就寝前に聞くと心が癒やされます。
ヒーリング音楽としてでなくとも、人気で有名な曲なので、動画サイトではたくさんの演奏者の「ノクターン」があります。自分の好みのピアノ演奏者を見つけて聞きましょう。
槇原敬之の「どんなときも。」
歌がないヒーリング音楽を聞いてもいまいち疲れた心が癒やされない、ダイレクトに言葉で勇気づけて欲しいという人におすすめの曲が槇原敬之の「どんなときも。」です。
1991年にリリースされて大ヒットしましたが、今でも色あせない名曲です。自分は自分らしくありたいという意味あいの歌詞が疲れてへこたれそうな気持ちを鼓舞してくれます。
スピッツの「空も飛べるはず」
生まれ育った土地から、就職や進学を期に地元から離れた土地に引っ越してひとり暮らしを始めた時にはホームシックになって心が疲れてしまいますよね。新生活が始まって孤独を感じているという人におすすめのヒーリング音楽がスピッツの「空も飛べるはず」です。
どこか懐かしい気持ちさせてくれるメロディーと歌詞を聞いていると、自分は一人じゃない、夢に向かって頑張ろうという気持ちになることができます。
久石譲の「ジブリ」ベスト
日本人なら見たことがないという人が少ないジブリ作品。そんなジブリ作品のベストアルバムもまた、心を癒やしてくれるヒーリング音楽です。久石譲はジブリ作品のBGMを数多く手がけてきましたが、その楽曲の多くは、歌詞がないのに心が癒やされて、ほっとできるような曲ばかりです。
ジブリのベストアルバムを聞いて、自分が好きなジブリ作品を思い出しながら、疲れた心を癒やしましょう。
いかがでしたか。
ヒーリング音楽というのは、音楽のジャンルや形態に関わらず心を癒やしてくれる音楽の事を言います。人間ですから、誰しも心身ともに疲れてしまうという瞬間があります。
友人関係が上手くいかない時、勉強や資格試験が上手くいなかった時、仕事で失敗をしてしまった時など、体はつかれていなくとも、心はぐったりしてしまいますよね。そんな時に癒やしてくれる存在としてヒーリング音楽は活躍します。
人に癒やしてもらおうとすると、逆に余計に落ち込んでしまうこともありますが、ヒーリング音楽は、心を落ち着けて癒やしてくれるだけでなく、邪念を捨てて、集中して音楽に耳を傾けることで自分自身を見つめなおすことも出来るのです。
まとめ
疲れた心にしみる!おすすめのヒーリング音楽とは
・専門医が監修した「自律神経にやさしい音楽」
・まるで天使のような歌声のケルティック・ウーマン
・心が落ち着いて凛とするバッハの「G線上のマリア」
・柔らかい音色に癒やされるショパンの「ノクターン」
・がんばろうという気になれる槇原敬之の「どんなときも。」
・懐かしい気持ちになれるスピッツの「空も飛べるはず」
・ジブリファンなら間違いない久石譲の「ジブリ」ベスト