上司と上手くつきあうには?タイプに合わせた接し方一覧

 上司と上手くつきあうには?タイプに合わせた接し方一覧
仕事をする上で、切っても切れないのが上司。チームの仕事や部下たちを守ってくれている大切な立場でもありますが、部下からすれば色んな意味で大きな壁でもあります。

上司と上手くいかないと、どんなに得意な仕事でも影響があるもの。せっかく自分のペースで良い成果をあげようとしても、上司からしたらそれを邪魔するのも、別の誰かにやらせるのも簡単です。上司というのは厄介なもので、ただの監督者というだけでなく、仕事のオペレーションを担う上で大きな権限があるものなのです。

ですが、上司も人間、なんとなくかわいい部下にいい仕事をまわしたりなんてこと、少なくありません。ここでは、上司のタイプに合わせて、接し方のコツをご紹介します。どれも小さなコツばかりですが、これを実践して周りに気づかれないうちに上司との心の距離を縮めてしまいましょう。

 

上司と上手くつきあうには?
タイプに合わせた接し方一覧

 

自分ルールがきつい、支配しないと気がすまない上司

どこの職場にもいそうなのが、威圧的で自分ルールがきつい上司です。部下にも仕事にも厳しくすることを物怖じせず、独善的とも言える態度をとります。すべては自分の考えている範囲で、「最良のもの」としているため、その手を緩める事はありません。部下にきつく当たるのも、部下の為だと真剣に考えているのです。

こういうタイプはとにかくお説教をありがたがりましょう。上司の気の赴くままに、はけ口となる機会をつくるかの様に言いたいことを言わせて、支持してあげましょう。それに飽きた頃、ふと相手を受け入れる余裕が芽生えてきますので、意見はそこまで我慢です。

 

いい人なんだけれど気分屋で掴みづらい上司

普段はにこやかで人当たりが良い印象の上司でも、実際に仕事をしてみると気分屋で発言がコロコロ変わり、やりづらい上司もいますね。

いい人だけれども、その人の優しさや好意などの感情が先行しているタイプの上司は、イライラも部下に伝わりやすく、揉め事などに冷静に対処できません。「朝令暮改」なんてことわざもあるように、気分的にあっちにゆらゆら、こっちにゆらゆらするなんて事もあるでしょう。

気分屋な上司と話すときは、一緒に盛り上がりつつ、できるだけ客観的な意見をそっと教えてあげて細かい状況を気づかせてあげましょう

 

とにかく理屈っぽい根拠大好き上司

何でも説明やら理由やらが大好きな、理屈っぽい上司は男性に多くいるでしょう。この様な上司はコツを掴むと比較的簡単で、どんな事でも元になるデータや考え方に至る経緯を根拠として示してあげれば納得しやすい、という特徴があります。説明する時は時系列や箇条書きで、時には資料を作成してデータとして出せばよいのです。

また、何かトラブルが起こったときには、まとめて事後に報告するのではなく、進捗についてこまめに伝え、今どの時点にいるのか、これからどう向かうのかを明確にしてあげましょう。

 

かなりの小心者、打算的に全てを判断する上司

意外と厄介なのが、プライドが高く、体裁を気にする上司です。かなりの小心者で、常にまわりからどう思われているのかで頭が一杯なタイプでしょう。これも、気分屋上司と同じく、朝礼暮改が発生しやすいタイプと言えます。

ただ、仕事の結果を予測せずに人にどんな印象を与えるかに重きを置いている為、何かを伝える時にはイメージで表現してあげれば伝わりやすいでしょう。また、上司に対する良い評判は積極的に伝えてあげて。誰よりもイメージを大切にしているぶん、自分に関する良い噂の威力は絶大です。簡単に相手をいい気持ちにさせてあげられますね。

 

全く仕事をしてくれない、存在感まで薄い上司

自分から仕事を引き受けようという流れがなく、できるだけ仕事をせずになんでも部下にやらせようとする上司です。休暇やタバコ休憩の時間もやけに多かったり、大事な会議に限って出席しなかったりと、もしかしたらそれらも仕事を引き受けない為の行動かもしれません。

あれもこれもと何でも仕事を引き受けて、後から周りに、特に部下に迷惑をかけるタイプより、この上司はパターンを知っていれば事態が悪化するのは防げます。あとは何も考えず、仕事を身につける良い機会だと思ってこんな上司のサポートを完璧にこなせるよう努力をして、自分磨きにつなげましょう。

 

いかがでしたでしょうか。いつも一緒に仕事をしている上司、そんな上司の悪いところは常に目についてしまうもの。ですが、嫌なイメージを持ったままだと気をつけているようでもちょっとした態度に出てきてしまいます。

また、そんな見方で仕事をしていれば不満も出やすく、仕事に正面から向き合うことが難しくなってしまいます。自分自身ができるだけベストな状態でいい仕事ができるよう、日常的に仕事の要である上司と円滑なコミュニケーションがとれるように、小さな工夫が大切です。

いくら合わないと感じている上司とでも、反抗的な気持ちは置いておいて、小さな共通点や気持ちの面での理解力を高めて自分より責任の多い立場にいる上司を時たま労ってあげる気持ちも必要でしょう。

 

まとめ

上司と上手くつきあうには?タイプに合わせた接し方一覧

・自分ルールがきつい上司は、お説教をありがたく聞いてあげましょう
・気分屋上司とは一通り盛り上がった後、そっとアドバイスをあげましょう
・理屈っぽい上司にはデータや根拠で補足してあげましょう
・打算的で人目を気にする上司はイメージ戦略で落としましょう
・仕事をしない上司に対しては、立場は奪わず、仕事を奪いましょう


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