会社でクビを宣告されやすい人の特徴、6つのタイプ

会社でクビを宣告されやすい人の特徴、6つのタイプ
不況が続く中、多くの企業がリストラや早期退職の募集に乗り出しています。事業の効率化や人件費削減が叫ばれている今、会社にとっては不要な人材をいつまでも置いておけるほどの余裕はありません。経営状況によってはクビを言い渡されてしまうケースも。

しかし、日常的に頑張って仕事をしている人からすれば、急にクビにされるなんて理不尽な話です。かと言って、クビを異常に怖がって無理をしすぎるのも考えもの。

そこで、会社でクビを宣告されやすいタイプについて、6つの特徴を調べてみました。一社員の立場から考えても、やはり会社目線で自分の仕事を見つめなおしてしないことには、わからないものです。

順調に仕事をするには、スムーズにさせるためのポイントがあります。これからお伝えする6タイプの傾向を参考に、今まで以上に職場で活躍して、周囲との差をつけておきましょう。

 

会社でクビを宣告されやすい人の特徴、
6つのタイプ

 

客観的に周りの仕事が見られないタイプ

自分の仕事に一生懸命になるのは良いのですが、一生懸命になりやすいタイプの人は、周りの人がどんな仕事をしているのか、どのように支えてくれているのかに目がいきにくいものです。

このような、客観的に考えるのが苦手なタイプは、自分ひとりが忙しくなると「なんで私ばかり」「周りは何をやっているんだ」「何故もっと仕事しやすい環境にしてもらえないのか」など、同僚や上司に不満を持ちやすい傾向があります。

そこで落ち着いて、周りも自分と同じように仕事に波があったり、それぞれの役割で責任の範囲が変わってくることなどが理解できればよいのですが、冷静になる以前に自分中心の正義感に浸ってしまうため、周囲にクレームをつけてしまうでしょう。仕事には波があるのはもちろんのこと、偏りがあることもしばしば。それを受け入れられないようではクビを宣告される日は遠くありません。

 

根拠や数字などのデータを上手く使いこなせないタイプ

職場には色々なタイプの人がいて、適材適所でそれぞれの良さを行かせるのがベストなのですが、仕事という性質上、押しなべて論理的な思考が必要になります。やはり、どのような行動も効率よく成果をあげることが求められているため、感情論で動いてしまう人は比較的クビに近いでしょう。

また、どこの部署でも、扱う書類でも、根拠や数字などのデータを使いこなすのは必須です。ドンブリ勘定で運営されることを任されている立場なら許されるかもしれませんが、仕事は信頼の上に成り立っているもの。何か新しいことを提案する際には根拠を示し、説明が必要な場合には具体的な数字を用いるようにしなければなりません。

 

周囲へのフォローができないタイプ

会社での仕事はチームワークです。個人的に自分勝手な行動をしてしまえば、直ぐにでもクビ候補にあがってしまいます。終業時間だからと電話が鳴っていても帰ってしまったり、タバコ休憩などの時間も自分の都合で離席するなどは自分勝手な行動。

常に周りがどのように働いているかを冷静に判断して、自分の行動にも気をつけましょう。業務上の事でも、自分の仕事の進捗ばかり優先せずに、周りをフォローしていくことが大切です。仕事がかたよってしまえば調整が必要なりますが、個々の社員が調和を上手く取れれば、その手間も省けます。

 

上司を立てないタイプ

仕事で大きな割合を占めるのが、人間関係です。特に上下関係となれば、クビになるかどうかに直接的に関わってくると言えるでしょう。

クビになりやすい人は、上司を立てない人。ただ世間話などに付き合ってあげるだけでは、立てているとはいえません。上司にとって有益な情報を教えたり、知らないと恥をかいてしまうようなことがあるなら、勇気をもって指摘してあげることも必要です。

業務上のことで、わからないからと無闇に質問しにいくのではなく、質問をするときも尊重していることをアピールするため、相談内容はまとめたり、自分の意見も織り込んで、指示を受けやすいようにするなどの工夫ができなくてはいけません。

 

全てにおいて、正確さが保てないタイプ

仕事は毎日のことなので、自分に厳しくモチベーションを維持することは難しいことでもあります。ですが、仕事は正確でなければいけません。お金をもらって働く以上、いい加減なことで金銭が得られるわけがないのです。

すなわち、クビになりやすいタイプというのは、仕事に対して厳しさを維持することができないタイプなのです。誰もチェックが入らないであろう書類は適当に作成したり、伝言や連絡事項などについても、省略したりはNG。自分の仕事は全てセルフチェックをし、他人に説明が必要なときはできるだけ丁寧に対応しましょう。常に仕事には一貫性を持ち、誠実に向き合いましょう。

 

正当化や言い訳が常に多いタイプ

ミスをしても、不完全な仕上がりでも、言い訳できないのが仕事ですよね。しかし、クビになりやすいタイプの人は、常に言い訳や正当化が多く、自分に甘い判断をしていることに気づいていません。口先では、さも根拠のありそうなことでまとめようとしますが、深く掘り下げて考えれば、周りの人のように少し我慢すればいいだけのもの。その努力が出来ない人がクビになりやすいでしょう。

そんな人は、テレビでの知識や受け売りが多いのも特徴。要は、近場で得た知識で外見上取り繕っているようなものです。

 

どんな状況でも意識しておきたいのは、「仕事は一人でしているのではない」ということ。独りよがりになってしまうと、たちまち考え方が狭くなり、仕事でのパフォーマンスも低下してしまいます。上手に同僚や上司と協力できれば、一人では難しい仕事もやりとげることができ、評価も上がるでしょう。

自分の仕事に自信が持てないと、周囲とのコミュニケーションも難しいかもしれません。それならば、まずは目の前の仕事を手を抜かずに丁寧にこなしましょう。正確さとコミュニケーション能力を手に入れれば、クビの宣告は間違いなく遠くなります。

一緒に働いている人材は、ライバルではなく、心理的に少し距離の離れた仲間と捉え、程よい距離感を持ちつつ、信頼を得られるような働きをして、いち早くクビから遠ざかりましょう。

 

まとめ

会社でクビを宣告されやすい人の特徴、6つのタイプ

・客観的に周りの仕事が見られないタイプ
・根拠や数字などのデータを上手く使いこなせないタイプ
・周囲へのフォローができないタイプ
・上司を立てないタイプ
・全てにおいて、正確さが保てないタイプ
・正当化や言い訳が常に多いタイプ


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