マインドマップを使ってスキルアップを目指す裏ワザ!


マインドマップという言葉を聞いたことがあるでしょうか。日本ではあまりなじみのない「マインドマップ」という言葉ですが、欧米では大人気のスキルアップ法として注目を集めているのです。

今回は特にスキルアップ方法として説明していきますが、それ以外にも、ダイエットや夢や野望など、様々な目標を据えることもできます。マインドマップは何も忙しいサラリーマンだけのものではないのです。子どもでも主婦でも、目標を持って達成しようと頑張る人すべてに、マインドマップは強い味方となってくれるのです。

以下にマインドマップの説明とともに、マインドマップの活用法と自己変革の方法をお伝えします。様々な分野でのスキルアップを目指す方、達成すべき目標を持っている方は是非、以下を読んで参考にしてください。

 

マインドマップを使って
スキルアップを目指す裏ワザ!

 

マインドマップってなぁに?

そもそもマインドマップとは何なのかを説明していきます。「マップ」という言葉通り、それは「心の地図」という意味です。では心の地図ってなぁに?それは自分の心の中を自分自身で描き出したものです。

マインドマップとは、ルールに沿って自分の心の中身を紙に書きだして、一つの地図のような形を作り出すものなのです。それも自由に。自分で地図の輪郭を描くことができるマインドマップは、描いていてとても楽しく脳が活性化されるのです。

出来上がったマインドマップは、あなたの心を形作った、まさにあなたの「マインドマップ」なのです。

 

マインドマップの書き方の紹介

ではマインドマップはどのように描けばいいのでしょうか。

①まず、白い紙の中心に、自分の表現したいイメージを描きます。多くの人が自分自身をセントラルイメージに描くのは、マインドマップというものの特徴でしょうか。自分自身でなくとも、今自分にとって一番の関心ごとを描くケースも多いですね。

②セントラルイメージを描いたら、次は中心から「ブランチ」と呼ばれる枝葉を描きます。枝は色分けして、4~5色でかき分けるといいでしょう。言葉でわかりにくければ、「マインドマップ」を画像検索すれば、参考画像がいくつも出てきます。

③書いた枝葉の上に、自由に言葉を描いていきます。

以上の3点が、マインドマップの書き方の軸です。マインドマップ講座などに行くと枝の色や、セントラルイメージについてももっと解釈が聞けるのですが、ここでは簡単な紹介に留めておきます。

 

マインドマップを描くことによってどのように思考が変化するのか

ではマインドマップを描くと、どのような変化があるのでしょうか。マインドマップは「自由に」描くことを推奨しています。子どもの頃、授業中にノートに落書きをした記憶があるでしょうか。

むしろノートに落書きをした記憶しかないという方も中にはいるはず。ノートの落書きが楽しいのは、脳内のイメージを自由に表現しているからです。マインドマップもそれと同じ。自分の脳内を自由に表現できる楽しさがあります。

だからこそ、忠実に、飾らないイメージをそのまま紙に描き写すことができるのです。マインドマップを描いている間は、むしろ何も考えない方がいいでしょう。その方が、出来上がった作品がより正直な心を表わすからです。私たちは自分自身の心の中を、マインドマップによって覗き見ることができるのです。

 

マインドマップの中心に自分自身を据える

マインドマップのセントラルイメージは、多種多様にわたります。が、一番多いのは「自分自身」です。自分の心が一番大切に思っているのが「自分」だからです。ただしマインドマップのルールでは、一番大切なものを一番中心に描くわけではないので、誤解しないようにしてください。自分の描きたいものを描けばいいのです。

ただ、マインドマップによって更なるスキルアップを目指すのであれば、自分自身を成長させる手がかりとして、中心に自分自身を描くことをお勧めします

 

自分の周りの枝葉をみて、自分自身に「あるもの」と「足りないもの」を知る

マインドマップの枝葉に書き込む言葉は、自由であるようでいて縛られています。何に縛られているかというと、「自分自身」に縛られているのです。自分の大切なものや、自分にとって重要視している物事ほど、多く何度も書かれます。自分の心が何に多く占められているのかを、マインドマップを描くことによって知ることができます。

これから自分をスキルアップさせるために、冷静な目を持って何が足りないかがわかります。また、それを知る手掛かりになるのです。

 

厳格なものを作ろうとせずに、思いつくまま自由な発想で書く

マインドマップを作成することで、自分自身の脳がとても活性化されます。出来上がったマインドマップを改めて眺めて分析せずとも、描くことで脳が活性化されるのです。更に記憶力や発想力・イメージ力の向上にもつながるのです。

「本当なのか?」と疑いたくなる気持ちもわかりますが、実際にマインドマップを使って社員教育をしている会社の多くから、社員の生産率が大幅に上がるとの声が上がっているのです。マインドマップは実績のあるスキルアップ法として、会社規模で取り入れている企業もたくさんあるのです。

 

さて、マインドマップを使ってスキルアップを目指す裏ワザについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

マインドマップは言ってみれば、ある種のスポーツと同じで、何度もこなすことによって徐々にうまくなっていく思考力を鍛える手段なのです。最初はセントラルイメージも、枝葉の上の言葉もうまく出てこずに悩むかもしれません。しかし慣れてくると、すらすらと自分の自由発送を紙の上に描き出すことが出来るようになるのです。

マインドマップを活用している大企業の中には、かの有名なマイクロソフト社や、ウォルトディズニー社・IBM・ナイキなど、大手ばかりが名を連ねています。これらの会社のトップは、マインドマップがもたらす社員のスキルアップに確信を抱いて、積極的に社員教育に取り入れているのです。

自身のスキルアップを目指すあなたも、上述した企業の成功にならって、是非ともマインドマップを始めてみてください。きっとあなたのスキルアップのための大きな力となってくれるはずです!

 

まとめ

マインドマップを使ってスキルアップを目指す裏ワザ!

・マインドマップとは「心の地図」
・セントラルイメージ、ブランチの順に書いていく
・マインドマップを書くことによって、自分の心の中が見える
・マインドマップの中心に自分自身を据える
・自分の周りの枝葉を、徐々に自分のものにするようなイメージを持つ
・厳格なものを作ろうとせずに、思いつくまま自由な発想で書く


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