マインドマップの描き方!初心者のための事例集

マインドマップの描き方!初心者のための事例集
「マインドマップ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。少し前に頻繁に取り上げられていたため、言葉だけは聞いたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。「マインドマップ」とは頭の中で行われていること、起こっていることを目に見えるように絵にした思考ツールのことを言います。

描き方は表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを紙の中央に描き、そこからさらにキーワードやイメージを広げてつないでいくというものです。これによって複雑な概念も小さく表現できたり、理解しやすいという利点があります。また、非常に記憶に残りやすいという点でも注目されています。

しかし、コツをつかむまでなかなか作成が難しいマインドマップ。そこで、今回はマインドマップを描くためのポイントやコツについて解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。

 

マインドマップの描き方!
初心者のための事例集

 

ステップ1:メインブランチを紙の真ん中に描きましょう

マインドマップで一番大切なもの、それはメインブランチです。メインブランチとはマインドマップを作る際に掘り下げたいもの、考えたいもの、軸となるものです。本でいうところの章のタイトルにあたります。

メインブランチと書いていますが、つまりはメインになるものということです。例えば、「やりたいこと」「将来の夢」「サッカー」など、掘り下げたいこと、自分の考えをまとめたいものなど何でもかまいません。それを横長の紙の真ん中に描きましょう。これは文字のみでもかまいませんし、絵や自分のイメージでもかまいません。

今回はわかりやすく解説するため、ひとつメインブランチを決めます。以降は「やりたいこと」をメインブランチとして解説しますね。

 

ステップ2:メインブランチから枝を描き出しましょう

メインブランチを決めたら、そこから放射線状に枝を描き出します。これをサブブランチと呼びますが、呼び方はあまり重要ではありませんので覚える必要はありません。このサブブランチは思いつくままに描いてください。

先ほどメインブランチに「やりたいこと」と描きましたので、サブブランチには「掃除」「読書」「片づけ」「料理」「買い物」などが出てきます。このとき、「掃除」と「片づけ」はほぼ同じじゃないか?と思われるかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です。とにかく思いついたものを描くことが大切です。

ここでポイントなのが、できるだけ動詞にしないということです。動詞にすると次のステップに行く際に、思考に制限がかかってしまうため、単語のみにしましょう。

 

ステップ3:サブブランチからさらに枝を伸ばしましょう

次は先ほど描いたサブブランチから思いつくものをさらに描き込んでいきましょう

「掃除」からは「お風呂」「トイレ」「部屋」、「片づけ」からは「本棚」「机」「クローゼット」、「読書」からは「吾輩は猫である」「人間失格」「雪国」などとそれぞれ枝が出ます。さらに、「お風呂」からは「洗剤を買う」「排水溝ネットを買う」、「部屋」からは「掃除機をかける」「雑巾がけ」というキーワードの枝が伸びるでしょう。

このように、サブブランチから別の枝、その別の枝からさらに違う枝を出していくことで忘れていたことが思い出せたり、思いがけない思考が出てきます。サブブランチからの枝も特にルールはありませんので、思いつくままに描き、マインドマップを大きくしていきましょう。

 

ステップ4:全体を眺めましょう

一通り描いたとなったらマインドマップ全体を眺めましょう。すると出てきたものの中に関係があるものがいくつかあるでしょう。今回の場合で言うと、「洗剤を買う」「排水溝ネットを買う」や「片づけ」の「本棚」と「読書」の各本。

これらを繋げることで、一緒に行える、やるタイミングを考えることができます。ただ漠然と始めるのではなく、計画をもって「やりたいこと」を進められます。

今回は「やりたいこと」を例にとりましたので、このような結びつきとなりましたが、メインブランチに何を持ってくるかで全く違った結果になるため、思わぬアイディアが生まれることもありますし、それがマインドマップの面白いところでもあります。

 

いかがでしょうか。マインドマップは表現したい概念をキーワードやイメージでさらに膨らませていくものと聞くとすごく難しく感じますよね。

また、いきなりビジネスで使おうとしてもなかなかサブブランチの先が思いつかなくてうまくいかず、マインドマップを使うことを諦めてしまった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今回の事例を見てみるとマインドマップがそれほど難しくないと感じたのではないでしょうか。

ビジネスに使うとなるとやはりある程度の訓練が必要となります。まずは今回みたいにやりやすいメインブランチを使い、少しマンドマップに慣れることがいいでしょう。また、マインドマップは日記のような使い方もでき、活用方法は様々です。少し慣れたら別の活用方法も調べてみると面白いですよ。この記事を読んでマインドマップとその活用方法について知っていただければ幸いです。

 

まとめ

マインドマップの描き方!初心者のための事例集

・ステップ1:わかりやすいメインブランチを決めましょう
・ステップ2:思いつくままにサブブランチを描きましょう
・ステップ3:サブブランチからたくさんの枝を描き込みましょう
・ステップ4:マインドマップ全体を眺め、関係部分を繋げましょう


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