恋愛セラピー☆コンプレックスを克服して魅力的になる


「恋愛セラピー」という言葉をご存じでしょうか。聞いたことはなくとも、言葉からなんとなくイメージがつく方もいらっしゃるでしょう。「恋愛セラピー」とは、心理カウンセリングや恋愛心理学などを用いて恋愛や結婚生活における問題を解決していくことを言います。

セラピストによる専門的な恋愛相談と言ったりもします。恋愛セラピーでは、ただの恋愛相談ではないため、セラピストによってカウンセリングが行われ、その後にセラピストは相談者のおかれている状況を把握、判断し、アドバイスします。

恋愛セラピーと聞いて、たかが恋愛なのに大げさすぎると考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、人の心理というのは奥が深く、恋愛から見えてくる相談者の深層心理や悩みというものがあります。

恋愛セラピーは恋愛相談だけの場合もありますが、相談者の心の奥にある本人すら気付いていない悩みを明らかにしたり解決していくこともあります。今回はコンプレックスごとにその心理と克服方法について解説いたします。

 

恋愛セラピー☆
コンプレックスを克服して魅力的になる

 

自分のフィルターの世界で物事を判断してしまう

私たちは客観的でありたい、色々な価値観があるとわかっているはずなのに、自分のフィルターで世界を見て物事を判断してしまうことが多々あります。これは仕方のないことです。

ですが、このフィルターが異常に強い方がいます。「自分がこう思っているだから相手もこう思っているだろう」となぜか疑うこともなく思い込んでしまうのです。こういった方は相手に自分の意見を押し付けたり、相手が自分と違う意見を言うと許せなかったりします。恋愛セラピーにおいて、こういった方はまず、自分が強いフィルターを持っているということを自覚してもらう必要があります。

「自分はそんなことない」と思うかもしれませんが、今まで付き合った異性に「思い込みが激しい」「被害妄想が強い」と言われたことがある方は、自覚した方がいいでしょう。

自覚したあとは、相手に自分の意見とそぐわないことを言われて感情的になっても、それを落ち着かせる努力をしたりして感情のコントロールができるよう訓練していきましょう。また、不安に思っているときは自分で勝手に判断してしまわず、相手にはっきりと聞くことも大切です。

 

相手に異常に甘えてしまう

付き合うといつも相手に甘えてしまい、「まるで子どもみたい」と恋人として見られなくなるという悩みを抱えている方もいらっしゃいます。恋愛セラピーから見ると、こういう方は子どもの頃、親から満足のいく愛情を受けなかった方が多いです

そのことが子どもの頃に心の傷となり、うまく消化できないまま大人になった場合、恋人に親のような愛情を求めてしまい、無条件に愛されたい、守ってもらいたいと願うようになり、子どものような態度をとってしまいます。

恋愛セラピーからすると、「親に愛されたい」「親に愛されたかった」という気持ちを捨てることをオススメします。過去は変えられません。変えられるのは自分と未来だけです。そのような気持ちを簡単に捨てることは出来ませんが、持っていても何も変わらないということは心に留めておいてください。

 

感情に責任が持てず、相手に変化ばかり求めてしまう

自分の感情は自分のものです。悲しいと思うのも腹立たしく思うのも外的要因があれど、自分のものであり、自分が責任をもたなくてはいけません。しかし、自分の感情に責任を持つということは実は簡単なことではなく、精神的に幼いとこれはとても難しいことです。

「彼がもっと優しかったら私もいつも怒っていないのに」「彼女がもっと愛想がよかったら自分たちの関係は冷めきっていないのに」など、自分の感情を相手のせいにすることはあるでしょう。しかし、これが多いと非常に問題です。当たり前ですが恋人との関係を維持できないからです。それどころか恋人すら出来ないことも多いでしょう。

感情に責任が持てない方は、両親の仲が悪かった中で育った方が多いようです。両親は最初にパートナーシップを見せてくれる手本であるため、ここで躓くと不利と言えるでしょう。

恋愛セラピーとしては、感情に責任をもつことは難しいでしょうから、まずは自分の心と向き合うことをオススメします。他人に多くを求めてしまうことを反省し、理想の関係性を考えたり、その理想に近づくために自分には何が足りないか考えることが大切です。

 

いかがでしょうか。

「恋愛セラピー」と言いつつ、ただの恋愛相談だと思っていた方も少しは違いをわかっていただけたでしょうか。恋愛セラピーは専門的な恋愛相談ですので、自分の育った環境のこと、自分の欠点、失敗談などカウンセリングで聞かれることもあります。

しかし、そういったことからどうして恋愛や結婚生活がうまくいかないのか分析していくため、正直にお話してみてはいかがでしょうか。自分では気付いていなかったことに気付くことができるでしょう。

また、今回の恋愛セラピーでは、原因と解決方法を書いていますが、実際はもっと複雑で個人個人違いますので、悩みがある方はこれを参考にしつつ、実際に恋愛セラピーを受けることをオススメします。

専門的であるとはいいましたが、行く際には「恋愛相談をするだけ」と気軽に利用するといいでしょう。あまり気張っても疲れてしまいます。この記事を読んで、恋愛セラピーについて知っていただければ幸いです。

 

まとめ

恋愛セラピー☆コンプレックスを克服して魅力的になる

・自分のフィルターだけで判断せず、色々な価値観があることを理解しましょう
・「親に愛されたい」という感情は捨てて、大切な人を見つける努力をしましょう
・感情を相手のせいにせず、コントロールできるよう訓練しましょう


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