恋愛をすれば誰もが避けては通れない別れ話。ついカッとなってしまって、相手の気持ちの変化に気付けずに、など理由はたくさんあると思いますが、別れ話が終わったあとに「あぁやっぱりあんなこと言うんじゃなかった。なんとか復縁したい」と思うことも多々あるはず。
多くの場合別れ話はその時の感情に任せてしまっただけで、本意ではないことが、多々あります。後悔はするものの、意地をはって素直になれなかったりタイミングを逃してしまったり、、復縁したいのにできないカップルは多いはずです。今回はそんなときのためのコツをまとめました。
自分を見つめ直そう
パートナーとの別れを選んでしまったということは相手、もしくはあなたに何か変化があったということです。まずはあなたが今どんな状態なのかを確認してみましょう。なぜ別れ話になってしまったのでしょう。
うまく付き合っていたころに比べてあなたにはどんな変化があったでしょうか?仲直りを考える前に仕事の様子・趣味・食生活・お金の使い方・交友関係などあなたの変化と、それについてのパートナーの感じ方について考えてみましょう。
もしもう一度やり直したいと思っているならば、自分の状況をしっかり把握できている、ということを伝えるのは相手にとってもとても安心感があります。
相手がしてくれていたことに感謝しよう
自分のことを考えたら、次は相手のことです。別れ話になってしまったということは、相手に愛想をつかしてしまったり、逆に相手が自分を満たしてくれないという感情が大きくなってしまったのではないでしょうか。今まで相手が自分にしてくれたことをもう一度考えてみましょう。
恋愛感情としての「好き」を整理するまえに純粋に相手への感謝について考えて、それを書き出してみましょう。もし次に会って仲直りをしたいときにあなたに「好きです」と伝えられるよりも「すごく感謝をしている」と伝えられる方が相手はきっと嬉しいはずです。
別れ話になった原因についてもう一度考えてみよう
自分の状態を理解し、相手への感謝を感じることができたら改めて別れたときのことを冷静に思い出してみましょう。大げんかから別れてしまったのか、それともコミュニケーションにズレがありそれが大きくなったのか、他に気になる人ができてしまったのか、など別れることになった直接の原因をもう一度考えてみましょう。
そしてこのとき表面的なところではなくて「なぜそのケンカが起こってしまったのか」という根っこの部分を考えることをオススメします。仲直りのときにそれが理解されて話をしているのとそうでないのとでは大違いです。本当の理由はもっと前から原因のタネを潜めていたはずです。
「もう一度付き合いたい!」という情熱を冷やそう
ここまでくると、いろんなことに気付かれるかと思います。自分がこうなってしまったんだなあとか、相手にこんなにしてもらってたなぁとか、あのときの原因はそもそも、、というように。そうなってくると「やっぱりもう一度ヨリを戻したい!」と言う気持ちが自然と強くなります。
想いをガツンとぶつけて仲直りへ!・・・とあなたは勝手に盛り上がっているかもしれませんが、別れ話をしてから相手は今どんな状態かわかりません。一度あなたの「仲直りしたい!」という情熱をクールダウンさせてあくまで穏やかに、前向きな話ができるように心を整えましょう。
ただ相手との時間を楽しむためだけに約束を設定しよう。
パートナーと仲直りするためには、もちろん連絡をとりもう一度会うことが必要ですね。どんな連絡の仕方がよいかは、あなたの相手の関係や別れ方によってもかわるので一概に言えないかもしれませんが、大切なのは「ただ楽しむための約束をする」ということです。もちろんあなたの心の中は「早く仲直りしてヨリを戻したい」という気持ちで一杯なのはわかります。
ただそれが相手に伝わりすぎてしまって、かえって不自然なコミュニケーションになったり、相手の様子を感じ取れないこともあります。なので会う約束をするときは、シンプルに相手との時間をただ楽しもう。という気持ちで会うようにしましょう。それを相手に伝える必要はありませんが、そういった心持ちで連絡をしてみることが大切です。
目的を持たずに全力で楽しもう
そしてうまく約束をとりつけることができたら、パートナーとの時間を精一杯楽しみましょう。あなたの今ホットな話題をし、相手の旬な話を聞きながら、近況を伝え合います。このときに別れ話に戻ったり、いきなりヨリを戻したいということを伝えることはお勧め出来ません。
構えてしまっては心が通い合うコミュニケーションが出来ないからです。お互いにポジティブな感情になれれば自然と仲直りをしたい気持ちに二人ともがなるはずです。肩肘張らずに彼女との時間を楽しみましょう。
感謝と、もっと一緒にいたいということを素直に伝えよう
そして彼女との楽しい時間の終わりに,その日そして今までの彼女と過ごした時間に対して最大の感謝を示しましょう。「あなたがいてくれて本当によかった」「こんなに笑ったのは久しぶりだった」純粋な感謝を伝えられて、いやな気持ちになる人はいません。
そしてそれを伝えたあとに、もっと一緒にいれたら幸せだ、という素直なあなたの気持ちを伝えましょう。こうした伝え方はあなたのシンプルな感想であり、相手へ何かを求めているわけではないので相手もプレッシャーに感じることはありません。そして彼女の反応を見て、「できたら、もう一度一緒にいれないかな?」ということを伝えてみましょう。大切なのは心が通じ合うコミュニケーションが成り立っているかです。
相手が純粋にその日一日を楽しむことができて、あなたからの感謝を受け取っていたら、きっと同じ気持ちになっているはずです。
別れ話をしてしまったあと、どうしても気まずくなってなかなか相手とうまく話しができないということはよくあることだと思いますが、こうしたことを気をつけて相手を思って行動すれば必ず状態は良い方向に進んで行きます。あなたの後悔がないように、思いやりをもって一つ一つの行動をとってみましょう。