リラックス音楽の決定版はコレだ、おすすめCDご紹介

ヒーリングミュージックや音楽療法。その効果を体感されている方も多いのでは?科学的に実証された、世界で最も癒される曲と言われるマルコニ・ユニオンが作曲した「ウェイトレス」。これを聴いたとき、私も一瞬意識が飛ぶ程リラックスしてしまいました。

音楽はダイレクトに脳に快感を与え、感情を揺さぶる作用に優れている様です。仕事が終わってほっとしたい時、なかなか眠れなくて落ち着かない時、目を閉じて聴き入るだけで心をリラックスさせてくれる音楽があります。今回は、リラックス音楽の決定版、おすすめのCDをご紹介します。

 


リラックス音楽の決定版はコレだ、
おすすめCDご紹介

 

マルコニ・ユニオン作曲の「ウェイトレス」

古代ローマでは、音楽を「心の薬」として治療に使っていました。音楽が単独で病気を治す、という直接的な治療効果はありません。しかし聴いた人の生活の質を向上させ、幸せな気持ちにさせてくれることで、辛い症状を軽減させることができるのです。

そして海外の研究で、科学的に「最もリラックスできる曲」として認定されたのが、マルコニ・ユニオンが作曲した『無重力(weightless)』だそうです。他のヒーリングミュージックと聞き比べをした所、この「ウェイトレス」を聴いた時に、「11%以上のリラックス効果」、「65%の緊張度低下」、「35%以上の心拍数低下」が見られそうです。

わずか8分足らずの音楽ですが、聞いていると宇宙の広がりというか、何か感情の奥深くに眠っている深淵な何かをむき出しにされ、そしてまた深く閉じ込めるような、不思議な感覚に襲われます。是非一度聴いてみて下さい。

 

クリスタルボウルのCD

豊かな倍音を含むクリスタルボウルの共鳴振動音は、「次元を上昇させる音」ともいわれています。多次元的・多層的な「天球のハーモニー」と言われ、人間のあらゆる器官や組織、細胞を振動させるそうです。

現在ではクリスタルボウルは世界中で音楽のみならず、振動性音響のヒーリングツールや瞑想・ヨガ・太極拳・気功のBGMといった、多様な目的で使われるようになっています。寝る前や瞑想したい時にこのクリスタルボウルのCDを聴くとよりリラックスできるはずです。

 

ジョージ・ウインストンの「オータム」

アメリカ合衆国ミシガン州生まれのピアニストで作曲家、ジョージ・ウィンストンの代表作が1980年に発表された「AUTUMN(オータム)」です。発売されるやいなや世界的な大ヒットとなり、彼の名声を決定付けることとなったCDですから、ご存知の方は多いでしょう。

クリスタルを思わせるクリアなピアノのサウンド、まるで秋の情景が目の前に広がるような美しい曲です。曲が終わっても、いつまでも響き続けるピアノの余韻が深く心に残ります。7曲が収録されていますが、後半の曲は、3連符のアルペジオが繰り返され、あたかもひらひらと紅葉が舞い踊るようで、美しさに圧倒されます。

 

バッハの無伴奏チェロ組曲

“チェリストのバイブル”とまで言われるバッハの無伴奏チェロ組曲。特にヨーヨーマのバッハの無伴奏チェロ組曲は何百回聴いても心を洗われる名演奏です。

バッハの『無伴奏チェロ組曲』は6つ残されていて、それぞれアルマンド・クーラント・サラバンド・ジーグという4つの舞曲を中心に、6曲で1つの組曲が構成されています。バラバラに聴いても全曲通して聴いても身体が深呼吸する様な深い感動に包まれます。

時間がないときは「第1番」を聴くだけでもすっかりリラックスできるはずです。パブロ・カザルス、ミッシャ・マイスキー、鈴木秀美、と世界の名演奏者のCDを聴きわけても楽しめます。同じバッハなのに、こんなに違うのね、と驚く事間違いなしでしょう。

 

モーツァルトのCD

「アマデウス」エンディングテーマになったピアノ協奏曲第20番の、第2楽章の美しい旋律、ローマ神話の最高神ジュピターの異名を持つモーツァルト最後の交響曲交響曲第41番 「ジュピター」、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、フィガロの結婚…。モーツァルトの繊細で華麗な曲はどれも美しく、心の疲れを洗い流してくれます。作品総数は断片も含め900曲以上、全て聴いた、という人は少ないのではないでしょうか。

時間がある時に1曲ずつじっくりと聴いてみたいです。「下書きをしない天才」と言われたモーツァルトの曲ですが、リラックス効果が高いのはピアノ協奏曲23番や交響曲第40番ト短調あたりかも知れません。自分の好みに合わせて探してみて下さい。

 

「倍音声明」のCD

倍音声明は母音を発音することを基本とした瞑想法だと言われています。倍音声明により、心身に蓄積されたカルマが浄化され、心を清らかにするそうです。もちろん自分でやるのが1番効果が高いと思いますが、CDをぼんやり聴くだけでもかなりリラックスできます。

声明とは、仏教用語で「仏の三方の功徳を讃えるために経文に節をつけて唱える」という意味を持つそうです。宗教音楽はどれも心をリラックスさせる効果が高いので、このCDもオススメです。

 

エンヤのCD

ヒーリングミュージックと言えば、イコール「エンヤ」を連想する人は多いでしょう。アイルランド、ケルト音楽を下敷きに独自の音楽を展開する女性ミュージシャンであるエンヤの曲はどれも独特なハーモニーで聴く人の心を強く引きつけます。

クラシックと教会音楽を基礎にしたダイナミックかつ荘厳なサウンドが一番の特徴です。歌詞は基本的に英語ですが、ゲール語、ラテン語、日本語、ローマ・ライアンとともに作った架空の言語、”Loxian”で書かれた曲などもあり、ミステリアスで誰にも真似出来ない曲といえます。

 

いかがですか。リラックス 音楽、ヒーリングミュージックは聴く「薬」です。悲しい時、嬉しい時、心にたっぷりとつけてあげましょう。まるで肩こりの時に貼るサロンパスの様にジワジワと心のコリをほぐしてくれるはずです。

できれば猫を膝に乗せて音楽を聴けば完璧です。猫が喉を鳴らすゴロゴロ音にも心を癒す作用があるといいますから、あなたの身も心もすっかりリラックスさせてくれるはずです。

 


まとめ


リラックス音楽の決定版はコレだ、おすすめCDご紹介

・マルコニ・ユニオン作曲の「ウェイトレス」
・クリスタルボウルのCD
・ジョージ・ウインストンの「オータム」
・バッハの無伴奏チェロ組曲
・モーツァルトのCD
・「倍音声明」のCD
・エンヤのCD


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