就職面接質問☆会社側からよく聞かれる事項とその真意とは

皆さん就職面接質問の特訓はしていますか?または過去に就職面接質問の時にどのような対応をしたでしょうか。

就職の面接は会社にとっては将来有用になる人材を探す場です。なので本当にその人が我が社に向いている人材であると言えるのか判断する必要があります。面接官はただその質問をぶつけているのではありません。

就職面接でその人物を選考する為に効果的な質問を繰り出します。優秀な面接官になると相手の受け答えに対して質問を変える人もいます。では、その真意は一体なんなのか?そこで今日は就職面接質問☆会社側からよく聞かれる事項とその真意についてお伝えします。

 


就職面接質問☆会社側から
よく聞かれる事項とその真意とは

 

あなたの長所を教えて下さい。

これは就職面接質問でよく聞かれる事です。就職面接では基本始めてその場で顔を合わせた人を選考しなければいけないと言う難しい場です。相手の人となりを出来るだけ理解して本当に会社の為になる人材をスカウトしたいものです。

社会人として求められるのは自分を良く知っておく事です。そして自分を良くわきまえておくと言う事です。それには自分の長所を言う事くらいは出来るだろうと言う事からこの質問をします。

良い回答としてはやはりその会社や職種と関係のある長所を述べる事です。この質問は大抵一番初めにきます。この質問の回答によって数多くの分岐点を持っている面接官もいます。

しゃべり方も自信満々にハキハキと答える事です。そして自分の長所はこういったところで活きますよと言うアピールポイントなのです。

 

我が社の志望動機を聞かせて下さい。

これもよく聞かれる質問です。ハッキリ言ってあまりにも定番になりつつありますからそれほど意図なくこの質問している面接官もいるのではないでしょうか?しかし志望動機は重要な項目です。

何故志望したのかしっかりとやる気を見せる発言をしたいものです。就職面接質問はその質問の回答が5割そして回答の仕方や仕草が3割占めています。残りの2割はサービスや商品などの向上に役立てる為に質問します。

その学生が会社の事をどれだけ調べてから応募しているのかしっかりと見極めておきたいのです。その点ではこの質問は非常に有効なものであると言えます。ただしあまりにも有名になってしまったので事前に練習している質問でもあると言えます。

ひねくれた面接官はこのような質問はしません。

 

学生時代の成果を教えて下さい。

就職面接質問は一種の営業報告会みたいな側面もあります。志望してきた人がどのような過去に成果を上げたのかしっかりと知っておく必要があります。キチンとした成果を出せる人なのかを見極める為にこのような質問をします。

学生時代の成果は会社に入ってから役に立つかと言うとそうでもないですがやはりそのプロセスは重要です。どのように人を動かして扱える人材であるかが問われるところです。学生時代の成果を聞いてくると言う事はその結果に興味があるのではありません。

ですから実はこの質問には自身の失敗談を話してもいいのです。そこから学んだ事をその会社に入って活かせそうならそれでいいのです。就職面接質問は何も成功例だけを聞きたい訳ではありません。

その人物が会社に入って何が出来るのかを判断したいのです。

 

あなたは会社を辞めますか?

これは就職面接質問で特にこの人は優秀だと思った人にする質問です。逆に言えばこの質問をされると言う事は評価が高いと言う事なのです。当然答えで「はい!」と答える人はダメです。

出来る事なら長く働いてもらいたいものです。自分の夢として独立すると言う事があっても面接ではそれを出さないようにしましょう。この質問はその人材を引き留めさせる為にすると言う意図があります。

面接で言った事が絶対ではない事くらい面接官も解っています。しかし言わせる事で自分にこの会社は辞める事が出来ないと言う暗示をかける意味があります。すぐ辞める人材を採る事は会社にとってはお金の無駄以外何物でもないのです。

 

当社のサービス、商品の強みを教えて下さい。

就職面接質問ではその会社の世間一般での評価を聞き出したいと言う意味もあります。あとはこの質問にスラスラと正しい回答が出来る人は即戦力として使えると言う判断が出来ます。大抵仕事を覚える前に会社を覚えるのに時間がかかってしまいますのでそれをする必要がある人なのかない人なのかを判断する事が出来ます。

これも事前にリサーチや練習が必要になります。その会社についてどれだけ会社愛があるのかを示すチャンスです。自分の強みと共に是非とも就職面接でアピールしたいポイントです。

難しいとは思いますがしっかりと調べておいて損はないです。それが会社の勉強にもなります。この質問の回答はメモっている面接官もいる事でしょう。

 

私の印象を聞かせて下さい。

これは私が実際に就職面接質問でしていた質問です。回答はこれについてはどうでもいいのです。何がしたいかと言えば困った状況の時にどのような反応をするかを見たいのです。

ハッキリ言って初めて会う他人同士がやる事です。出来るだけ相手を理解したいのです。短い時間でその人物が会社に合うのか合わないのか判断したいのです。

その為には有効な質問であるとも言えます。正直スラスラ出てくる人を信用しません。この場合は困っている姿を見せましょう。

その方が印象が良いものです。あとは適当に相手の長所を見つけて話す事です。これは社会に出て特にサービス業などで求められるスキルです。

 

最後に質問ありますか?

これは就職面接質問で最後に持ってくる事が多いようです。「ありません」でも構いませんが一応用意しておきましょう。いろいろ会社について調べていく中で浮かんだ疑問でもいいのです。

あるいは労働条件などを質問してもいいでしょう。この質問の真意は面接が適度に行えているかの確認です。あとは面接官自身しっかりと判断出来ているかの確認でもあります。

質問が無ければそれで面接と言う自己アピールの場は終了になってしまいます。ですから後悔のないようにしておきましょう。しかし手短にする事が大事です。

 

いかがでしょうか。就職面接質問は初めて会う両者がより理解を深める為に存在しています。熱心な会社では社長自ら面接に当たる会社も多いです。

それだけに面接というのは大事なものなのです。ですので企業が採りたい人材だと思わせる為のテクニックは必ず身につけておきたいですよね。

ところが面接では答えられなくても正直に「すいません!答えられません」と答えた人が受かるなどもあり、変化球な質問にはわざと困る姿を見せる事もまた必要であったりします。。

ある程度のスキルを身につけてた上で、素直な自分をアピールしても、もし面接に通らないの仕方ありません。きっと自分を必要としている会社はどこかにあるはずですなので、諦めずに根気よく探しましょう。

 


まとめ


就職面接質問で会社側からよく聞かれる事項の真意とは

・自分のアピールがしっかり出来ているかの確認。
・志望動機がキチッとしているかの確認。
・結果を出せる人間かどうかの確認。
・暗示をかけて退社をしずらくする。
・市場調査の一部でもある。
・素が見たい。
・面接が適当であるかの確認。


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