仕事に家庭、育児…と、日々、忙しさに忙殺される人で溢れる現代日本の現状ですが、結果、精神を病む人が増えているのも事実です。また、長い不況、人口減少により縮小する市場と、どんどん仕事で結果を出すのも難しくなっています。ゆえに、職場でのノルマもさらに厳しくなり、上司もより強いプレッシャーを掛けてくるわけです。
すると、当然、精神的に辛くなる人は増える、と悪循環が止まらなくなる。社会の現状を考えれば、精神を病み鬱状態になる人が増えるのも無理からぬことですよね。
そこで、今日は無気力に苦しんでいる方に抜け出す方法をお伝えします。ポイントを7つに絞りましたので、ぜひ参考にしてください。
無気力になってしまう鬱状態から抜け出すための提案
薬への期待値を下げよう
まず、鬱と言うと向精神薬を思い浮かべる方が多いと思います。確かに、薬の服用は即効性が高く、高い効果も望めます。しかし、安易に頼りすぎるのもよくないことです。
あくまで対症療法です。根治のためには薬への期待度を下げる必要があります。薬は身体にとって、毒でもありますからね。依存し過ぎるのは問題も多いのですよ。
もちろん、専門医に診断され処方された薬です。強く否定まではしません。ただ、余りに高い期待は避けるべきと言うことです。無気力の改善のためにも薬への期待度は下げることを推奨致します。
ポジティブ思考に切り替えよう
まずは、ポジティブ思考に切り替えましょう。基本的に精神を病む人は弱い人だからではありません。責任感が強いから、自分で自分を追い詰めて、精神を病むのです。
ここは、ポジティブシンキングを提唱します。何でも前向きに捉えるようにしましょう。過去の失敗も、現状の状態も、全てはいつか改善するものと捉えることです。
自分を追い込むのは今から終了です。無気力状態の改善のために、未来を見据えて考えを変えるようにしましょう。
とにかく行動しよう
無気力状態を脱するために、何でも構わないですので、とにかく行動しましょう。確かに、感情が行動を呼ぶのが基本です。「○○したい」→「○○する」、が自然な流れではあります。
しかし、逆のパターンがあるのも事実なのですね。「○○する」→「○○したい」、と行動が感情を生む流れもあるのですよ。無気力な時に感情を呼び起こすのが難しい時は、逆に考えるのも一つの方法ですよ。
具体的には、「食事をしたい」→「食事の準備をする」が基本ですが、「食事の準備をする」→「食事したい」の形もあると言うことですね。
ルールを設定しよう
行動を起こし、無気力状態を脱する方法を取る場合、ルール設定を行うことでより簡単に行動を促すことができます。「○○すれば、○○する」のような形ですね。
具体的には、「起きたら、布団を片付ける」「準備をしたら、食事をする」と言った感じですね。これにより、動きが明確になります。明確であればあるほど、行動へのハードルは下がります。
無気力状態を脱するために行動から感情を促す方法を採る場合、一度お試しください。
運動をしよう
「とにかく行動!」と言った時、運動するのも効果を発揮します。とにかく動くことで、精神の奮起を促すのです。案外、行動が感情を呼ぶ流れで、簡単に無気力状態を脱することも多いですよ。
おすすめは有酸素運動です。身体に酸素を取り入れることで細胞が活性化されます。軽いランニングやウォーキングなどが良いでしょう。外に出ることで気分をリフレッシュすることもできますしね。
目の前のことから片付けよう
まずは、目の前のことを片付けましょう。仕事、家事、育児…色々考えるから精神を病むのです。高いハードルを設定するから、やる気を無くして無気力状態になるのです。
第一の行動は目の前のことを片付けることです。とにかく目の前のことに集中するのです。一つ一つ順番に片付けることで、自信もつきます。段階を踏むことで気力も戻ります。
大きなことを考える必要はありません。むしろ何も考える必要もありません。目の前にあることのみ視界にいれて、まずは行動しましょう。
自分に合った方法を探そう
最後は自分に合った方法を探すことです。これが最も効果的で最も良い方法です。ある人にとっては最良の方法でも、別の人にとってはそうではないこともあります。
まずは、布団の片付けからが良い人もいれば、ランニングから始めた方が良い人もいます。また本を読むことから始めた方が良い人もいます。それぞれが最良の方法を取れば良いのです。
一つ失敗しても気にしないことです。とにかく色々試してみると良いですよ。きっと、自分に合った方が見つかり、無気力状態を脱することができます。
いかがでしたか。無気力状態を脱する方法についてはご理解いただけましたでしょうか。本項でも少し触れましたが、精神を病む人は決して弱い人だからではありません。
責任感が強く真面目だからです。ゆえに弱い自分にはできないと考える必要はありません。強くなろうとするのではなく、もっと気楽に生きようと考えれば良いのです。
強めるのではなく緩めること、そう考えれば簡単に思えてくるでしょう?人生は難しく考える必要はありません。もっと、気楽に、簡単に考えれば良いのです。特に鬱になるような人は、そうすべきです。
そのように考えを切り替えたら、本文で触れた行動に移られると良いでしょう。きっと、無気力状態を脱し、やる気も起きて来ますよ。
まとめ
無気力になってしまう鬱状態から抜け出す方法・薬への期待値を下げよう
・ポジティブ思考に切り替えよう
・とにかく行動しよう
・ルールを設定しよう
・運動をしよう
・目の前のことから片付けよう
・自分に合った方法を探そう