虚言癖の原因を知り、根本から治すために必要な7つの事

虚言癖の原因を知り、根本から治すために必要な7つの事
近頃は嘘にまつわるニュースも多い我が国日本。実はその嘘が癖になってしまう虚言癖に悩んでいる人が結構多い、、、という事を知っていましたでしょうか。嘘により人生を破滅させるのは何もテレビの世界だけの話ではありません。

当然、報道されるのは知名度がありニュースになる人や社会に大きな損害を与えたケースのみ。そして、それらの人が何も特別であるわけでもありません。

しかし虚言による人生の破滅は実はそこかしこで起きています。ちょっとした嘘が取り返しのつかない事態を招くことも多々有りますので、虚言癖はできれば治していきたいですよね。

そこで今日は虚言癖の原因を知って、根本から治すために必要な7つの事についてお伝えします。本文を読めば、虚言癖の原因を知り必ずや解決に向けて動ける事でしょう。では早速ご覧ください。

隠す為の嘘をつくのを止めよう

まずは虚言癖の第一歩ともなる小さな嘘をつくのを止めましょう。人は自身にとって都合の悪い事を隠すための嘘を簡単につきます。

確かに一つ一つを見れば、些末なことです。特段、大きく問題視するべき事もないような嘘が多いです。しかし、嘘と言うのは一つつけば、その嘘をさらに隠す為に嘘をつきます。

つまり、嘘が嘘を呼ぶ負のスパイラルに陥るのです。こうなれば最初の嘘はどんどん大きくなり、取り返しのつかないレベルに達します。それこそ虚言癖を疑われるレベルに到達します。

ですので、まずは小さな嘘をつかない事。特に隠すための嘘をつかない事を徹底しましょう。さすれば、虚言癖の第一の原因は取り除かれる事は間違いありません。

 

バレるリスクを考えよう

嘘をつく人間と言うのは馬鹿だと思われているかもしれませんが、これは少し違います。確かに愚かな行為に手を染めると言う意味では馬鹿かもしれませんが、ものを考えられないレベルの馬鹿ではありません。

実際、嘘を隠す為に計算して話しているわけですからね。そこで、もう一つ踏みこんで考えて欲しいのです。ずばり、バレるリスクを考えましょう、と言うことです。

物事は失敗するリスクよりも、その失敗を嘘で隠そうとした時に大きなリスクとなります。「早めに謝っていれば傷は浅くで済んだのに…」と言うことは多いですね。

つまり、虚言癖はバレるリスクを考えていない事が原因でもあるのです。嘘をつく前にもう少し考えを巡らせる事。これを心掛けましょう。考える力はありますので必ずできますよ。

 

周囲の人間は見抜いている事に気付こう

虚言癖の人に多いのが嘘が見抜かれている事に気付いていないことです。子どもが嘘をついていればすぐに見抜けますね。それはあまりに浅はかな思考による嘘だからです。

虚言癖の人も同じです。周囲の普通の人からすれば、浅はかな嘘にしか見えません。つまり、あなたの嘘は簡単に見抜かれているのですよ。誰も指摘しないのはただ相手にされていないだけです。

「また始まったな…」ぐらいに思われていることでしょう。ですので、虚言癖の人は見抜かれている事に気付いていない事が原因で嘘をついているケースが多いです。

嘘などいつも周囲には見抜かれている。それに気づけば安易に嘘はつけなくなりますね。虚言癖を治すために、まずはそこに気付くことです。

 

嘘による自己評価の上昇は無い事を知ろう

虚言癖の人が虚言を吐く原因の一つに自己評価の上昇を狙ったものがあります。「自分の評価を高めたい」その一心から嘘をついてしまうのですね。

子供ならば可愛い嘘で済みますが、大人ならばそうはいきません。ですので相手にされずにさらに虚言を吐くスパイラルへと陥るのですよ。

ですので、即刻治しましょう。まず、虚言により自己評価が変わることはありません。何より言葉で人が評価を変えることはありません。言葉よりも行動で評価するのが普通だからですね。

ゆえに、言葉による自己評価の上昇はありえない。それを肝に銘じておけば、わざわざ虚言を吐いてまで嘘をつく理由がなくなるでしょう。

 

孤独感は勘違いだと理解しよう

集団やグループでいると自分以外で会話が盛り上がる事がありますね。その様な時に、異様に孤独感を感じる方がいるのですね。そしてこれを気にしてしまうのが虚言癖の原因なのです。

「自分が相手にされていない」と、感じてしまうのですね。自己承認欲求が高く、自己評価が低いとこのように感じる傾向が強いです。ゆえに、嘘で相手の気を引こうとしてしまうのですね。

これを直すために必要なのは、孤独感は勘違いだと理解することです。その会に呼ばれているだけであなたは十分グループの一員です。友人たちの輪に入っています。

『常に会話に入っている=友達』ではありませんので、ここをしっかりと押さえるようにしましょう。これで気を引くための虚言を吐く理由を排除できましたね。

 

友人に打ち明けよう

こういうメンタル的な問題はやはり友人への相談が効果的です。今まで見てきたように人との繋がりを欲するが故にこれらの虚言癖の人は嘘をつくのがわかりますね。

隠すのも、かっこつけるのも、気を引こうとするのも、全ては周囲の和を大切にするためとも言えます。しかし、その方法論が間違っているのが原因なのですね。

ですので、友人への相談で虚言癖は激的に改善することが多いです。自分への評価や、自己への認識、それらをダイレクトに友人から伝えられることで虚言を吐く理由そのものを失うからです。

信頼できる友人がいる場合は迷わずに相談すると良いでしょう。あなたの虚言癖もきっと改善しますよ。

 

カウンセリングを受けよう

これらを実践しても改善が見られない場合は専門医のカウンセリングを受ける事を推奨致します。と言うのは、虚言癖と似た症状で統合失調症と言うものがあるからです。

これは似て非なるもので、原因も症状も実は全く異なるものです。上記を試したところで全く改善しませんので、必ず専門医にかかりましょう。

虚言癖かなと思いきや、妄想と現実の区別がついていないだけ。過去の発言の記憶も曖昧である。かといって認知症でもない…と、素人には判別がつきません。

他の病気が発見できたとポジティブに捉えて病院に掛かられると良いでしょう。行った結果、ただの虚言癖であれば、◎印です。上記の改善策を試せば良いだけなのですから。

 

もしかすると、「虚言癖は持って生まれた性質」「ただの嘘つきだ」と思われている方が多いかもしれません。

症状に悩む自分自身もそのように生来の性質のように感じて、根本的に治す事をあきらめていたかもしれません。しかし、実は違うのですね。少しずつの嘘が積み重ねが虚言癖に繋がるのです。

それも精神的な不安や勘違いなどからそれらを生むのですね。虚言癖を持っている方はよっぽどの大嘘つきや詐欺師でない限り、極悪人ではありません。むしろ中身は精神的に幼く脆い人が多いです。

ですので、本文で触れた改善策と意思があれば、必ず原因を突きとめ治す事ができるのですよ。あなたの虚言癖が改善されることを祈念しております。

まとめ

虚言癖の原因を知り、根本から治すためには

・隠す為の嘘をつくのを止めよう
・バレるリスクを考えよう
・周囲の人間は見抜いている事に気付こう
・嘘による自己評価の上昇は無い事を知ろう
・孤独感は勘違いだと理解しよう
・友人に打ち明けよう
・カウンセリングを受けよう


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