結婚式・・・それは、今までそしてこれからお世話になる大切な方々に男女が愛を誓う場です。そんな結婚式に欠かせないのが、ウェルカムスピーチですよね。
新郎にとっては、親族、友人、同僚に向けて話す緊張の瞬間でもあります。どんな内容を伝えるかは、どんな結婚式で挙げたのか、どんな風に伝えたいのかによって変わってきます。
そこで今回は、『ゲストの心を掴む、新郎のウェルカムスピーチ厳選11文』ということで、色んな場合に使えるウェルカムスピーチを用意しました。
これから結婚式を迎える新郎諸君は、ぜひ参考にしていただき、素晴らしい結婚式のオープニングを飾って下さい。
チャペルにて
「本日はお忙しい中、私達の為に、お越し頂きまして誠にありがとうございます。先程、当式場のチャペルにおきまして、皆様に見守られながら無事、式を挙げることが出来ました。いま、嬉しい気持ちで胸がいっぱいです。
本日は、日頃お世話になっている方々をお招きしてこの席を設けさせていただきました。どうぞ皆様、たくさん飲んで、食べて、楽しんでいって下さい。
限られた時間ではございますが、和やかな楽しい時間をお過ごしいただきたいと思います。」
チャペルの場合は、牧師さんあるいは神父さんから教会で言葉をいただくと思います。その言葉で感動したことや、当日のチャペル式で面白かったエピソードを交えるとより良くなります。
神前式にて
「本日は大変お忙しい中、お休みにもかかわらず、私達の為に、お越し頂き誠にありがとうございます。
先程◯◯神社の神前におきまして、私達は夫婦の誓いを立て新たな人生の第一歩を踏み出しました。
こうして、本日のよき日を迎える事ができましたのも皆様のおかげだと、改めて感謝しております。誠にありがとうございます。また本日は、皆様にお食事を楽しく進めて頂ければと考えています。本日は誠にありがとうございました。」
おそらく神社を選んだ理由もあると思いますので、神社を選んだエピソードを交えるとスピーチがより一層面白くなります。
シンプルにいこう
「皆様、本日はお忙しい中、私達の結婚披露宴にご出席いただきましてありがとうございます。
短い時間ではありますが、どうぞお開きまでおくつろぎ楽しんでいっていただければと思います。よろしくお願い致します。」
至ってシンプルなスピーチです。別にシンプルだからといって悪くありません。長々と話すのが苦手な場合はこのようなシンプルなスピーチが合っていると思います。
親族中心の場合には
「皆様、本日はようこそおいでくださいました。私達の喜びの日に日頃からお世話になっている方々と楽しく過ごしたいと思いまして、ささやかですが私達なりのおもてなしを用意いたしました。
ごく内輪の席ではございますが、楽しいひとときになれば幸いです。どうぞお開きまでよろしくお願いいたします。ありがとうございました」
親族中心であれば、リラックスしてスピーチができるのではないかと思います。親族とはいえども、華やかな結婚式の場ですが、ある程度の緊張感を持って、堂々と話す事を心掛けましょう。
遠方からのゲストが多い場合には
「本日は皆様、お忙しい中また遠方よりお集りいただきまして、誠にありがとうございます。
披露宴決まった当初、ほんとに人が集まるのかな、出席してもらえるかなとすごく心配しましたが、皆様より暖かいご返事を頂きまして、本当に感謝しております。ありがとうございます。
本日は皆様、どうぞごゆっくりお過ごし下さい。」
おそらく遠方から来られるご友人などが参加される場合は多いと思います。そんな時にわざわざ遠方からお越しいただいたことに感謝の気持ちを伝える事は、友人はもちろん、他の方々にも好印象に映ります。
レストランウェディングにて
「今回、結婚式を決めるにあたり、私達二人で一生懸命、色んな所を歩いてまいりまして、このような素敵な場所を見つけることができました。
フレンチレストランでは最高峰の有名シェフの味とサービスをぜひ堪能していただければと思います。それでは短い時間ではございますが、どうぞお開きまで楽しんでいって下さい」
レストランウェディングの特徴を掴んだスピーチです。ホテルウェディングが多い中、レストランウェディングに参加する人は少ないと思いますので、レストランの特徴と選んだエピソードを入れると、キレイなまとまったスピーチになるでしょう。
メニューに特徴がある場合には
「本日はご出席いただきましてありがとうございます。
私達が皆様をお迎えするにあたって、この会場を選んだ一番の理由は、お料理そしてワインですので、ワインが苦手な方もぜひチャレンジしてお楽しみください。どうぞお願い致します」
とても分かりやすいスピーチだと思います。なぜメニューに特徴がある所を選んだのかという所まで踏み込んだスピーチになると、お二人の人柄が伝えるより良いものになります。
パーティースタイルでは
「本日は皆様お忙しい中、ご来場いただきまして誠にありがとうございます。遠方からも多数来ていただいてありがとうございます。
本日の式にあたって、二人が楽しめるような式にしようと思って色々と作ってきました。皆様も楽しんで頂けたら幸いです。どうぞ皆様、飲んで食べて騒いで楽しんでいって下さい。それでは始めましょう」
パーティースタイルの場合は、ウェルカムスピーチの段階でも、盛り上げる感じの要素があった方が良いです。
最後の「それでは始めましょう!」などで楽しいパーティーが始まる感じを演出すると、良い感じでパーティーが始まります。
新郎新婦二人で
「(新郎)本日はお忙しい中、私達のためにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。先程の、ホテルのチャペルにおきまして、皆様に祝福いただきながら、無事、挙式をあげることができました。これも、ひとえに私達を育んで下さった皆様方のおかげと感謝しております。
(新婦)本日は、北海道や九州などからもお越しいただいており、本当にありがたく思っております。堅苦しい披露宴ではなく、上着なども脱いでいただいて、おくつろぎいただき、楽しいひと時をお過ごしください。本日は誠にありがとうございます。」
二人の仲の良さがにじみ出ているスピーチです。夫婦力を合わせて家庭を築いていく事を伝えたいとう新郎新婦にはオススメのスピーチ形式です。
ショートだけどスマート
「今日はお忙しい中、私達のためにご列席いただきありがとうございます。ほんじつお呼びした方は、私達にとって大切なl人達です。この披露宴パーティーを楽しんでいただけるよう、二人で準備してきました。どうぞお楽しみください」
短いスピーチではありますが、簡潔にまとめているスピーチです。あまりスピーチに慣れていない方はこのような短いスピーチにまとめることをオススメします。
特定の人に絞ってみるのも
「(ゲストに向けた言葉)私達が二人が大好きな映画音楽をテーマに披露宴BGMを選びました。皆さんに食べていただく食事も何度も試食しました。
どうぞごゆっくりお楽しみください。(両親に向けた言葉)これまで、私たちを育ててくれた両親に一言伝えさせていただきます。
面と向かうと言えない「ありがとう」の気持ちをこのパーティーで伝えたいと思います。どうぞお楽しみ下さい」
特定の人に向けられたスピーチは場が盛り上がります。特定の人ではなくても、他の人も暖かい気持ちになりますので、誰かにぜひ伝えたいメッセージがあるのである方は、ぜひ参考にして下さい。
さて、今回の『ゲストの心を掴む、新郎のウェルカムスピーチ厳選11文☆』はあくまでも参考にしていただきたい例文です。
大事なのは、「どんな気持ちを伝えたいか」です。新郎も新婦も一生に一度のこの場所を迎えられたという気持ちを大切にして、来てくださった方々に心をこめてスピーチをしましょう。気持ちが伝えられるスピーチが今回の中にあったら幸いです。