あなたは自己中と言われたことがありますか。自己中と言えば子供。可愛い子どもの世界観は、身の周りや親の愛情を独り占めです。いわば自己中の世界です。近頃の若者は未だに子離れしない大人を、ジャイアニズムと皮肉ります。自己中は誰もが無意識に見せます。
自分が相手にしてほしいカタチとなり、相手が自分にしてほしい要求のカタチになります。双方とも至極当り前の要求だと思う点で合致します。しかし、何ごとにも適度は最善となり自己中も魅力になり得ます。
けれども度が過ぎると相手を著しく不快にさせ、攻撃性を増して相手の心を傷つけます。これ以降、自己中と周りから言われたらチェックしてほしい事を、あなたとご一緒に見ていきましょう。
自己中と周りから言われたら
チェックしてほしい7つの事
わがままは止めて、他者に頼ってみよう
ファンタジアの世界では、お姫さまがわがままを言いお付の侍従を困らせます。無理難題を言います。甘やかされた環境なのか何ごとも続きません。そして、自分が気に入らないと途端に暴言を吐き暴れます。
自分の感情をコントロールする術を知りません。そこで、自己中をチェックしてみます。姫はナイトを意識して、その言葉に従って心をとり戻します。現実の世界でも似たような人は大なり小なり見受けられます。
まるで駄々を言う子どものようです。けれども、虚構の世界でも現実に於いても、本人の自覚があり他者の愛情の支えなどによって、正しい心をとり戻すシナリオは同様な経緯をたどっていくものです。
要求は控えめにして、相手に気遣ってみよう
デートが近づくと胸キューンになります。今からでも気持ちはせってきます。当日は、要求がキツクなっていました。お相手は嫌な顔も見せずに応えてくれました。帰り際に、「少し自己中だったね」と言われました。
そこで、自己中をチェックしてみます。要求は山ほどあって自分のだけを通していました。しかし、お相手のことは全く眼中にありませんでした。自分の思い道理に楽しみました。まるで自己中そのものでした。
お相手にも望みの要求はあった筈です。けれども、私はそれさえも気づかずにいて申し訳ない思いで一杯になったのです。次のデートにはお相手の望みを必ず叶えるようにしていきたいと思っています。
自分を甘やかさずに、他者とも付き合ってみよう
自分を愛でることは誰にでもあることです。けれどもその思いが強くなり過ぎると周囲とは遊離していきます。そして、自分中心の世界に執着していきます。そこで、自己中をチェックしてみます。
人は自己と他者との折り合いをうまくつけながら生活を営みます。しかし、自己中の人はそのバランスを取る無意識のコントロールが出来ません。そのために自分に甘く他者を受け入れません。
何に付けても自分は阻害された存在と誤った見方をします。ここでは、自分のことをあまり賛美せずにして、自分も他者とは少しも変わらない存在だと認めて、他者との交流を促していくことが重要になります。
孤立しないようにして、周囲に溶け込んでみよう
街中の人々はリラックスした装いです。自分はどう見られているかひと目を気にする人がいます。そして、他者には関心が無いようです。そのために、他者の評価にも無頓着という不思議な構図になっています。
そこで、自己中をチェックしてみます。このような人は案外身近にいます。集団生活に馴染めずに孤立しています。決まり事などおかまいなく我が道を進みます。それでいて敏感なほどに周囲の目を気にします。
ここでは、周囲の人々と同じ目線でものごとを見るようにすることです。また、他者からの評価を素直に受け止めるようにしていきます。結局、自分も集団の一人だと自覚することが大切になっていきます。
すぐに思いを述べずに、言葉を選んでみよう
話し合いになると色々な意見が出てきます。議論が白熱する場面もみられます。いきなりキツイ言葉になって自分の思いだけを伝える人がいます。そうなると周囲の人たちは一瞬気色ばんでしまいます。
そこで、自己中をチェックしてみます。自己中の人は、自分の思いを上手に相手に伝える能力に劣っています。そうなると、至らぬ発言をしたことで、誰でもが傷つき時には憎悪の対象になってしまいます。
正論であっても高ピシャに吐き出すと、威圧的発言になり聞かされた人たちはムッとします。人がどう受け止め、どう反応したか理解できません。その結果、どのように話したら受け入れられるかを考えていきましょう。
人の話を受け入れて、それを実行してみよう
宴会では場の雰囲気も緩んで、自慢話に花が咲きます。しかし、自慢話にケチが付くと途端に怒り出します。また、間違いを指摘した人に怒りを向けます。そういう傾向は平常時にも見られるものです。
仕事のミスを指摘されても憤りや怒りが先行します。そこで、自己中をチェックしてみます。自己中の人はプライド意識が非常に高く、プライドを守るためになり振り構わずに怒りを表して興奮します。
その結果、怒りで我を忘れて忠告やアドバイス、反省の態度を表す余裕もありません。ここは、すぐに反応せずに気持ちを冷静になだめることです。そして、他者の忠告や親切な心遣いに感謝していきましょう。
人を陥れることは止めて、実力で勝負してみよう
世の中には調子のよい人はいます。人のやることにいちいち批判や非難を繰り返します。自分は真っ当な人物とは言われないのに、他人のやる行為を糾弾します。そこで、自己中をチェックしてみます。
人の失敗を面白おかしく糾弾することに異常な関心を示します。自分の主張や事を行う際の方針などのポリシーはまったく持っていません。しかし、他人を糾弾する行為は人に好かれる行為とは言えません。
また、告げ口をする卑劣な行為も見受けられます。告げ口のようなゴマスリは、決して自分のためにはならずに他者を蹴落とす嫌な行為です。結果、自分の実力を発揮する気概を持つように努力しましょう。
いかがでしたか。自己中の意識は誰でもが持ち合わせているものです。けれども過剰になると、社会の中で当たり前のものとしている価値観、知識、判断力に微妙なゆがみを生じてしまいます。自己中になりすぎないように上手に社会とバランスをとっていくようにしてください。
何ごとにも程々がベストになります。自己中を気にするのなら改善するのも好いことです。あまり神経質に考えずに、自分の個性だと割り切ることも大切なことです。世の中は種々雑多な人たちの集まりです。
他人に迷惑を掛けないことが最も普通のことになります。さて、自己中と周りから言われたら考えてみてほしい事を、あなたとご一緒に見てきました。この項が、あなたのお役に立つとうれしいです。
まとめ
自己中と周りから言われたらチェックしてほしい7つの事・わがままは止めて、他者に頼ってみよう
・要求は控えめにして、相手に気遣ってみよう
・自分を甘やかさずに、他者とも付き合ってみよう
・孤立しないようにして、周囲に溶け込んでみよう
・すぐに思いを述べずに、言葉を選んでみよう
・人の話を受け入れて、それを実行してみよう
・人を陥れることは止めて、実力で勝負してみよう