起業を志したとき、様々なことを考えると思います。どうすれば起業できるのか、どうすれば成功できるのか、リスクは何か、ニーズはどこにあるのか、自分のやりたいことは何か、誰を喜ばせたいのか等を考え、期待と不安を抱えながらの起業になるかと思われます。
起業とはシビアなもので、期待をしたからといって成功できるものではりませんし、逆に、不安に思ったから失敗してしまうというわけではありません。起業をし、成功する人は成功するべくして成功し、失敗してしまう人は失敗するべくして失敗しているのです。
起業は、決して簡単なことではありません。しかし、起業を成功させる法則に従えば、ビジネスを成功に導くことができます。ここでは、起業に失敗しないための法則を紹介していきます。
起業に失敗しない!
脱サラ・独立を考えている人必見の法則
マーケティング力を身に付ける
起業を成功させるために最も必要なものはマーケティングです。マーケティングを成功させるための原則があります。マーケット(誰に)、メッセージ(どのようにして)、メディア(届けるか)です。これが機能しなければ、起業は確実に失敗します。ビジネスは、顧客を掴むことが最優先なのです。
顧客のニーズをつかむ
顧客のニーズを無視し、自分のやりたいこと、作りたいものを作っていたら起業は失敗します。価値観を持っているのは、会社ではなく、顧客なのです。顧客にとって価値あるものを提供できなければ、当然のように売れません。そうなってしまうと、ビジネスの継続ができなくなります。顧客のニーズを掴みましょう。
顧客を引き寄せる方法を確立する
起業を失敗しないためには、顧客を自社に引き寄せる方法を確立することが必要です。もちろん、誰でもいいから引き寄せるというものではありません。大衆向けにばらまくことは無駄を生むだけなので、注意してください。狙ったターゲットをより効率的に引き寄せる方法を確立しましょう。それによって、顧客を増やしていくことができます。
商品・サービスの価値を創造する
商品・サービスの価値を創造しましょう。つまり、質を高め、とり顧客にマッチしたものを創造するということです。顧客を掴むことができても、商品・サービスに価値がなければ顧客は離れていってしまいます。それでは、せっかく顧客を引き寄せても意味を成さなくなってしまいます。顧客がリピーターになってくれるだけの価値を創造しましょう。
顧客にリピーターになってもらう方法を練る
顧客の心をつかむのは商品・サービスだけではありません。顧客がリピーターになることは、ファンになってもらうことと同義です。自社のシンパをどうやったら作れるかを考えましょう。そのうちの1つは、信頼です。信用ではありません。信じて頼まれるようになれば、ファンになってもらった証拠です。
資産を持ちすぎないようにする
資産を持ちすぎることは危険を伴います。少人数で起業をする場合は、資産を持ちすぎてはいけません。規模に合った資産の量を検討しましょう。例えば、飲食点の店舗を想像してみてください。店が大きく、売上の大きい店であれば、資産(人的資源含む)を多く抱えていても問題ありませんが、小さい店ではそれは失敗の原因になります。身の丈に合った資産の量を意識しましょう。
何屋さんになるかを先に決めないようにする
起業をする方にありがちな失敗は、起業をする前に、何屋さんになるかを決めてしまうことです。それは起業の失敗の要因となります。大事なことは、『何屋さんになること』ではなく、『起業し、成功すること』です。
何屋さんになるかは重要ではないのです。起業してから、状況に応じて、どこにでもシフトすることができるような柔軟性を持ちましょう。何屋さんかを決めてしまうと、他のマーケットに目が行かなくなります。ビジネスのヒントは他所のマーケットにこそあるということを肝に銘じておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
起業を志し、それを成し遂げることができたら、その後の大きな失敗は許されません。小さな失敗であれば、それは糧となり、大きな成功につながっていくでしょう。しかし、大きな失敗は別です。それと同時に身を滅ぼしてしまうこともあるので、注意しましょう。
起業を失敗しないためのコツは、何よりもまず顧客を中心に考えることです。ビジネスで利益をあげるための仕組みを考えてみてください。商品・サービスが売れなければ、はじまらないのです。まずは、売ることを考えてください。売れなければ、なぜ売れないかを考えてみましょう。それを繰り返し、顧客に合ったものを提供できれば、起業を成功させることができるのです。
まとめ
起業に失敗しない!脱サラ・独立を考えている人必見の法則
・マーケティング力を身に付ける
・顧客のニーズをつかむ
・顧客を引き寄せる方法を確立する
・商品・サービスの価値を創造する
・顧客にリピーターになってもらう方法を練る
・資産を持ちすぎないようにする
・何屋さんになるかを先に決めないようにする