潜在能力を引き出し貴方の人生を素晴らしくする7つの法則

潜在能力を引き出し貴方の人生を素晴らしくする7つの法則

貴方は、自分の持っている力の何パーセントを利用して生きていると思いますか?70%?50%?それとも30%?よく、潜在能力の高い人、低い人なんていう表現を耳にしますが、潜在能力というのは誰にでも備わっているものなんです。ただ、大多数の人は、その力を使わないまま、人生を終えます。時には、人生の終盤になって自分にはこんな力があったのか、と気づく人もいます。

でもたいていは、気づかないままです。気づいて使えないまま死んでいくよりは、気づかないまま死んでいくほうがましかもしれませんね。でも、どうせなら、持っている力、フルに使って人生を終えたいと思いませんか?人がどうして潜在能力を使わないかというと、使えないからです。

自分の中のどこに、どんな力があるのか、気付いていないからです。つまり、どこに、どんな力があるかを知れば、あとはその力を表に出せばいいだけです。では、どうやって眠っている力を見つけ、その力を表に出してあげればいいのでしょうか?というわけで、今回は、皆さんの中で眠っている潜在能力を見つけて、外に引っ張り出してあげる方法をご伝授いたします。

 

潜在能力を引き出し貴方の人生を
素晴らしくする7つの法則

 

何気なくしていることの理由を考えてみる

普通の人は「普通の」行動をしているとき、特に何も考えていません。今歩いている、と考えながら歩いている人は殆どいない、ということです。そうした当たり前にしていることの中にも、貴方を特徴づける癖が出ています。

ある陸上選手は、雨の日に友人から、お前歩くときの水の跳ね方が俺たちと違うな、と言われて歩き方が気になり始め、意識的に歩くようになったのが陸上に傾倒するきっかけだったといいます。歩く、食べる、話すといった一般的な行動の癖、特徴などをじっくり観察してみると、自分の中に眠っている力に気付きやすくなります。普段何気なくやっている行動の理由を考えてみましょう。

 

苦手なことの理由を考えてみる

人はまた、苦手なものについて考えることも殆どしません。苦手なこと、嫌なことはあまり考えず、早く通り抜けてしまおうというのが普通の考え方だからです。でもこれは勿体ないことです。

どうして苦手であったかを考えれば、何が得意であるかもわかりやすいからです。意外に思われるかもしれませんが、通訳や翻訳家といった外国語の専門家の中に、高校までの英語の授業が大嫌いだったという人が結構いるのです。

彼らの多くは、大学に入って第二外国語として別の言語をとった時、英語ほど嫌いではなかったので、どうしてあんなに英語が嫌いだったのかと考え、英語は例外が多すぎて丸暗記しなければいけないので面白くなかったとか、英語には男女の区別が少ないので違和感があったといった、その人なりの答えを見つけ、自分にあった外国語を突き詰めて専門にまでもってきたのです。

皆さんも、苦手なことをそのままにしておかないで、せめて苦手な理由について考えてみましょう。そうすれば、苦手の裏側にいる得意分野に気付くことができるのです。

 

何となく避けていることをやってみる

潜在能力というのは眠っている能力のことですので、特に理由もないのに「何となく」避けていることをやってみるのも、力を起こしてやる方法の一つです。特に理由はなかったけど何となくゲームをするのを避けていた、という人がいます。

あるとき人に強く勧められてやってみたところ、とてつもなくのめりこみました。その人はとても勝負にこだわる人だったんですね。子供のころから勝ち負けにこだわる性格だったため、心配した親がその萌芽を摘み取ろうとして勝負事を避けさせてきたのです。

彼はその後本格的にゲームをはじめ、世界的なプレイヤーになっています。「何となく」避けていることの中には、このように、親の方針や環境などといった外的な力で封じられていることがあります。その中に、あなたが出会うべき力があるかもわからないんど絵、「理由なく避けているもの」があるという人は、ぜひ一度トライしてみてください。

 

好きなことの理由を考える

誰にでも好きなことはあるはずです。好きなことをやっているとき、人はその理由について考えようとはしません。ただもう楽しくて、心がうきうきするのです。例えば、ダンスの好きな人にどうしてダンスが好きなのですか、と聞いても、あまり芳しい答えはかえってきません。ただ何となく、とか、ただもう体を動かすのが好きなんですよ、とかいった適当な回答がほとんどです。

ですが、プロのダンサーたちに好きな理由を突き詰めて考えてもらうと、一口にダンスが好きといっても、実は色んな理由があることがわかります。ある人は、リズムに乗って体を動かすのが快感である、というかと思うと、ある人はできなかったことができるのが楽しい、と答えたり、人さまざまなのです。リズムに乗って体を動かすのが好きな人の中には、ダンサーの仕事ができなくなったら音楽関係の仕事をしたいという人が結構います。

できなかったことができるのが楽しい、といった到達感を大事に考える人は、コーチや教師になるのが向いています。つまり、好きなこと、と一口に行っても、好きな理由を考えれば、その根っこに眠っている潜在能力のありかを教えてくれるということです。

 

好きなことが本当に好きなのかどうかを考える

この子は歌を歌うのが好きでね、と言われて育ち、本当に歌手になった人がいます。実際、子供のころから歌を歌う機会があれば歌を歌い、人からも褒められてきました。

ところがその人は、お母さんの死後、まったく気持ちが入らなくなって、歌うことができなくなったといいます。その人は、自分は歌を歌うのが好きだったのではなく、単にお母さんを喜ばせるのが好きだったのだと気付いたのですね。

彼女はしばらくジャンルを変えながら歌手を続けていましたが、結局以前のような歌声はだせなくなり、歌手は廃業しました。これほど極端な例ではなくても、好きでやっている、と思い込んでいることというのが、どんな人にもあるものです。

やめてみると、結構あっさりやめられてしまった。自分はそれほど好きでやっていたわけではなかったんだ。では、いったいどうしてあんなに毎日続けていたんだろう?そう考えれば、その行為の別の面が自分にあっていたのだ、と思い至れるからです。前述の歌手は、歌は廃業したものの、お母さんの笑顔を見るのが心の支えだったことを思い出して、その後看護の仕事についています。

 

バカにする気持ちを凝視する

デザイナーになる人には二種類いると言われます。若い時からおしゃれが好きで、常に流行の先端を折っていた、という人と、若い時から世にあふれている流行なんて頭っからバカにしていた、という人です。前者は自分も流行を作りたいと思って道を志し、後者は既存のファッションをぶっ潰してやろうと意気込んでその道に入ります。

つまり、バカにしているからといって、その道に適性がないわけではないということです。野球選手の中には野球なんか特に好きじゃありません、好きな選手なんかいませんでした、という人がたまにいます。へそ曲がりなように聞こえますが、これは別におかしな発想ではないのです。

既存の球界、選手を軽視していることと、うまい下手は全く別物です。むしろそういう人こそ風雲児になったりします。もしも貴方に何かバカにしているものがあれば、その気持ちを凝視してみてください。もしかしたら、貴方がその世界に新しい風を吹き込むことができるかもしれません。

 

恐怖心と対話する

眠っている潜在能力の中に、恐怖心で封じ込められているものがあります。小さなころに嫌な思いをしてトラウマになっていたり、気がかりなことを考えないために気付かないふりをしていたり、といったことが理由です。

こうした恐怖心や警戒心で眠らせている潜在能力を呼び起こす場合、痛みが伴う場合もあります。例えば、心の底に演じることへの強い関心があるのに、芸能界への恐怖心があるために、その関心を封じ込めたままにしている場合などです。

こうした場合、恐怖心の原因を突き詰めてから、自分の心と向き合い、自分と対話していくのが第一です。自分自身と対話していくうちに、自分が本当に求めているものをしることができたら、それに見合った能力を解放してあげましょう。

 

潜在能力は誰にでもあります。ただ、起こしてあげない限り、眠っているだけです。起こして、活用するには、まず気づくこと。そして、いろんな方法で自分を見直すことが大事です。そのために有効なのは、「何気なく」していることや、「何となく」避けていることといった無意識の行動を見直すのが第一です。

逆に、大嫌いなこと、大好きなことの「理由」について考えてみるのも、眠っていた能力に気付くのに有用です。嫌いな理由の裏返しには、本当に好きなことが潜んでいることが多いからです。また、好きなこと、好きだと思っていたことを突き詰めて考えれば、自分の傾向というものがわかりやすくなります。眠っている潜在能力を呼び起こすことで、貴方の人生に別の一面が加えることができます。恐れず、探ってみませんか。

 

まとめ

潜在能力を引き出し貴方の人生を素晴らしくする7つの法則

・何気なくしていることの理由を考えてみる
・苦手なことの理由を考えてみる
・何となく避けていることをやってみる
・好きなことの理由を考えてみる
・好きなことが本当に好きなのかどうかを考える
・バカにする気持ちを凝視する
・恐怖心と対話する


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