現代人は経済の不安定な中、将来への不安を抱えている人が多いと言われています。それもそのはず。アベノミクスと謳ってみたものの、景気は一向に上向きにならず、私たちの税金は政府の投資で数兆円が闇に消えているのです。
信用できない政治家に、私たちの未来の命運は握られている。それが現代人を不安にさせる一番の原因です。しかし政治の改革は容易ではありません。永田町の闇は深く、私たちが生きている間に膿が一掃されるかどうかもわかりません。
そこで将来を不安に感じないために、一番大切なものは「お金」となってしまうのです。スウェーデンのように、老人が社会保障の上で幸せに暮らせる環境にない日本では、年金不足の貧困生活の上の孤独死が容易に予想できます。それを回避するためにはどうすればいいか、以下にお伝えしていくので、参考にしてください。
将来の不安がなくなる
6つの生活術とは?
選挙に行こう
まずは社会保障が老後の生活を保障してくれる世の中を目指してください。そのためには、社会保障の無駄遣いをなくす政治家を自ら選ぶしかありません。選挙という選挙にはすべて出向き、自分で認めた政治家に舵を託すのです。それが民主主義国家に生まれたはずの私たちができる精一杯ではないでしょうか。
仮に私たちが生きている間に改革がなくとも、子ども世代、孫世代には将来を心配せずに暮らせる世の中になっているかもしれません。有権者として選挙には必ず出向くべきです。
公務員を目指そう
将来の不安を持たずにいられる職業のNO1はやはり公務員ですよね。日本では特に、公務員の給料も各種権利も手厚く、他の民間企業とは比べ物にならないくらいに恵まれています。これから進学や就職を目指している人は、是非とも公務員への道を模索してください。もちろんなりたい職業になっていいのですよ。
ただ、将来の不安を抱えずに生きていきたいと願う人に、公務員という仕事をお勧めするのです。年齢制限はあるものの、国家試験に合格しさえすれば、再就職で公務員になることも可能です。自分に合った仕事内容で公務員になれるのならば、それを目指せば将来への不安なく生活できますよ。
持ち家か持ちマンションを購入して、定年までにローン返済を終わらせよう
将来への不安をなくすためには住居の確保が必要です。特に一人暮らしの若者で、結婚する気のない人は、老後が心配になりますよね。仕事を定年退職したら、生活レベルが一気に落ちてしまうのではないかと不安になるはずです。
そこで老後のためにも住居だけは確保しておくことをお勧めします。いつまでも賃貸ではいられないということです。現在賃貸の住宅にお住まいの方は、将来の不安をなくすためにも早めに持ち家か持ちマンションを手に入れてください。そして、定年までに必ずローン返済を終わらせるのです。
手に職を持とう
将来への漠然とした不安を抱えている人は、手に職を持つといいでしょう。わかりやすくいえば、「専門職に就く」ということです。もっとわかりやすく言えば「年をとっても需要のある職種に就く」ということです。
看護師や医師・弁護士・美容師・ネイリスト・自動車整備士・司法書士・経理・薬剤師・歯科衛生士・保育士など、年をとっても需要の衰えない職種はたくさんあります。資格を取るまでが大変かもしれませんが、資格さえ取れば就職にも困りません。
また、経済的にも余裕が出るはずです。手に職を持って自分のスキルを磨いていれば、将来に対する不安も軽減するはずです。地に足の着いた王道の生活と言えますよね。
家族と同居しよう
将来「孤独死するのでは」とか「ずっと結婚せずに独り身なのでは」という不安を抱えている人は、思い切って親や兄弟との同居を考えてください。いったん独立してからの同居は、お互いにペースがつかめるまでは大変かもしれません。
しかし血がつながっている家族同士で金銭面、生活面を支え合うことで、将来の不安も少しは軽減するはずです。ご両親も要介護とまではいかなくとも、若い息子世代が家にいてくれたら何かと心強いはずです。家族とはいえ最低限の気遣いを忘れずに、仲良く暮らす努力をしてくださいね。
貯蓄を積み重ねよう
将来の不安の一番の原因は「お金」です。社会保障が行き届いていない日本では、年金も満足にもらえずに貧困にあえぐ高齢者が急増しています。老後の自分の面倒くらい、自分で見たいと願う人は、若いうちからせっせと貯蓄を積み重ねてください。
住居さえ確保しておけば、年間200万あれば普通の暮らしができると言います。自分の老後数十年分の貯金を、若いうちにせっせと積み上げるのです。数字が積みあがっていくのを眺めれば、将来への不安も減るはずです。
さて、将来の不安をなくすための6つの生活術を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
これから就職という若者世代であれば、公務員やつぶしの効く職種を選ぶことで一気に生活は安定します。将来の不安を抱えることなく年を重ねることができるでしょう。しかし30代、40代で収入も住居も安定していない人が将来の不安を解消するためには、とにかく今できることからせっせと始めるしかありません。
ひたすら貯蓄をするもよし。実家に帰って経済的に安定するもよし。資格を取って正規雇用を目指すもよし。アパートの家賃と同等のローン返済の住居を購入するもよし。将来を不安に思うだけでは問題は解決しません。出来る限り、将来安定する生活を送れる道を模索するしかないのです。
まとめ
将来の不安がなくなる6つの生活術とは?
・選挙に行き、社会保障の行き届いた国にする
・若い人は公務員を目指そう
・持ち家か持ちマンションを購入して、定年までにローン返済を終わらせよう
・定年まで働ける資格を持とう
・家族と同居して、家計と生活の負担を分担しよう
・貯蓄を積み重ねよう