失恋後、うつになりそうな時に気をつけるべき7つのこと


失恋をすると、まるで心にポッカリ大穴が空いたようになり、何をしていても無気力で、悲しくなってしまう…という時期があります。その精神への影響力は人それぞれですが、そんな痛手も大抵は、時間とともに過ぎ去り段々と薄れていくものです。

ですが、無気力状態が長く続いているようであれば、それはうつ病になりかけているのかもしれません。うつになればあなたの心や体が傷つき辛い気持ちがさらに長引いてしまう「悪循環」を起こしてしまいます。そんなとき何に気を付ければ、うつという辛い状態を選ばずに過ごしていけるのでしょう。これからその7つのことをご紹介します。

泣くことを我慢しないようにする

失恋後、毎日泣くタイプもいますが、失恋後に限らず、泣けないという人がいます。そういう教育を受けた人もいるかもしれません。

涙には感情を流す作用があります。泣いたあと気持ちがすっきりするのはそのためです。積極的に悲しい映画や漫画、ドラマを見るなどして涙をながしてみてはいかがでしょうか。そのドラマを見て辛い感情を思い出し、感情を感じ切れば、涙ですっきりするのがわかるでしょう。

またネットで同じ状態を乗り越えた人のおすすめ映画などを探すのもいいですね。

 

自分を責めることをやめること

私がああしていればよかった、彼を傷つけた…などと考えてはいませんか。思い出す度に反省しているようでは、毎日自分を傷つけているのと同じです。もしかすると、自分を責めていることに気が付いていないかもしれません。

「実際に私が悪かったし」と思うことなら申し訳なかったと実感する。終了。でよいのです。誰もあなたに罰を与えたりしません、また与えても恋愛がうまくいくこととは別なのです。

 

無理に忘れようとしないこと

無理に忘れようとしすぎるあまりに、気持ちがついていかないこともあります。その場合、処理されていない「感情」があるため辛い場面を何度も思い出し、その都度脳にインプットしている状態です。インプットされてしまうと失恋を毎日思い出しては、傷つく流れが出来てしまうのです。

もしすでにその流れが出来ていても心配せずに、1パーセントでもいいので辛い感情を受け入れるようにしてみてください。ただ「辛い」と感じるだけで受け入れたことになります。

 

過去を美化しすぎないこと

思い出は美しいものです。失恋直後は、なおさらそう思うものです。ですが、美化しすぎるのはちょっと待ってください。そのとき一緒に、後悔していませんか。自分を責めていませんか。

また、過去を美化すればするほど、現実がどうでもよいものに思え、ここにいる自分の存在すら薄らいでいくのがわかるでしょうか。

実際にそのような状態になると体調がくずれはじめます。今の自分をないがしろにすることは、本当は一番悲しいことなのです。

 

復縁などの期待を持たないこと

少し話がずれますが、復縁を願う人が提示される条件として、この絶対条件があります。「復縁を期待する自分」という状態は、まさに「失恋している自分」とイコールだからです。復縁を強く願えば願うほど無意識に失恋を深く刻み込んでいるといえます。

期待してしまうのはなぜなのでしょうか。同じ過去はもう戻ってはきません。もし復縁できたとしても、その時はもう成長した違う二人です。そこへ向かうつもりならば、うつになっている暇はないのです。

 

一人で暇をもてあまさないようにする

単純に、忙しい環境に身を置いていれば辛い失恋を思い出すことが減ります。逆にやる気がおきないからと、家でふさぎこんでいると、同じことを繰り返し考えてしまい、視野がどんどん狭くなり外の世界を見る機会が減っていきます。

誰かと食事をしたり、マッサージをしてもらいに出かけたり、小さなことでも視野を広げ、いつもと違う感情を起こすことは、確実に次の行動へとつながっていきます。

 

がんばらないことが何より大事。

矛盾しているようですが、全てにおいて無理をしてがんばるのは、やめましょう。今は自分を大切にするときです。逆に自分に優しくすることならばなんでもしてみましょう。もともと、うつ病になりやすい人は完璧主義の資質をもっています。

無理をしがちなのです。自分に厳しくても優しくても、世界は廻っています。完璧な自分ならば失恋などしない、完璧にならなければ。と考えないでください。それは関係ないのです。自分を大切にしていれば、幸せになれることを実感する日が必ず来ます。

 

さて、お伝えした7つの内容は、すべて「自分自身を大切にすること」につながっていることにお気づきでしたか。自分を大切にできるのは本当に自分だけなのです。今回は、それを理解するための人生の大切な失恋だったのかもしれません。そうやって過ごしていれば、放っておいても辛い気持ちは毎日薄れていきます。

今の感情と向き合い、受け入れ、少しでも明るい気持ちになれば、それが次の明るさを呼んでくるものです。忘れていくことを怖がらず、身をまかせてみましょう。本当に大事なことは忘れないものです。無理せず、自分を大切にして「今」を取り戻していけるよう願っています。

まとめ

失恋後、うつになりそうな時には

泣くことを我慢しないようにする
自分を責めることをやめること
無理に忘れようとしないこと
過去を美化しすぎないこと
復縁などの期待を持たないこと
一人で暇をもてあまさないようにする
がんばらないことが何より大事。


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