英語の発音は読み方で変わる、ネイティブに近づく方法とは

英語の発音は読み方で変わる、ネイティブに近づく方法とは

日本人は、誰でも義務教育で必ず英語を学んでいます。それなのに先進国でも英語が最も苦手な国民だと言われています。日本人が英語が苦手なのは英語の読み方にあるのかもしません。英語は小学校で習ったローマ字読みが通用しない場合があり、しかも発音も英語がローマ字どおりに聞こえません。

英語は、まず原則を覚えて80~90%をわかるようにして、少数の例外をコツコツ覚えていくしかありません。今回は、英語の発音は読み方で変わる、ネイティブに近づく方法をご紹介します。

 


英語の発音は読み方で変わる、
ネイティブに近づく方法とは

 

LとRのリスニングの練習をしよう

日本人にとって英語発音の難関の一つがLとRです。苦手意識のある人も多い発音ですが、舌の位置を意識すれば発音は以外と簡単にマスターできるはずです。

Lを発音するには舌を前歯の後ろのあたりにつけるようにしてください。この位置を意識しながらラリルレロ、と発音すればもう英語のLの音になるはずです。簡単ですよね。

Rは巻き舌ではなく日本語で普通に“ラー”と発音したまま、舌の高さをキープしながら舌全体を奥にひっこめるのです。この舌全体を奥に引っ込める、というのが英語のRの発音のポイントです。

 

発音のポイントを覚えよう

英語は発音するアルファベット、しないアルファベット、音が変化するアルファベットがあります。たとえば、

末尾の t, d は発音しない

open it → オープニッ
not sure → ナッシュアー
that → ザーッ ※)the との聞き間違いに注意
but → バッ
around → アラウン
bed → ベッ
should be → シュッビー
understand → アンダスタン

ing で終わる単語の g は発音しない

king → キン
playing → プレイン
interesting → インタスティン
anything → エニスィン

t +母音で t の音が r の音に変化する。

t で終わる単語の次に母音で始まる単語が続いた時 t の発音は r の音に変化します。
get up → ゲラッ(プ)
about it → アバウリッ
but I → バライ
what a → ホワラ
forget it → フォーゲリッ
not a → ナラ
just a → ジャスラ

ll は 「ル」ではなく「ウ」

call me → コーミー
tell me → テゥミー
still working → スティゥ ワーキン
will be → ウィゥビー

となります。これを知らないとどんなに単語を覚えても聞き取れません。この法則を覚えておきましょう。

 

日常会話で頻繁に使われるリエゾンを丸暗記しよう

日本人が英語の聞き取りができない理由は「リエゾン」です。単語力が不足している訳ではありません。従って、当たり前ですが、どれだけ単語力をアップさせようとも聴き取れる様にはなれません。「長期間英語を聴き続けているのに一向にリスニング力がアップしない」という原因の1つは間違いなくリエゾンを身に付けていないからでしょう。

まずは日常会話で頻繁に使われるリエゾンを丸暗記してしまいましょう。

have a (ハヴ ア → ハヴァ)
such a (サッチ ア → サッチァ)
in a  (イン ア → インナ)
talk about (トーク アバウト → トーカバウ)
think about (ティンク アバウト → ティンカバウ)
tell them (テル ゼム → テレム)
tell him  (テル ヒム → テリム)
look at (ルック アット → ルッカッ)
look out (ルック アウト → ルッカウ)
watch out (ワッチ アウ → ワチャッ)
make it up (メイク イット アップ → メイキラッ)
thought it  (ソウト イット → ソウレ)
what I  (ワット アイ → ワライ)
can I (キャン アイ → キャナイ)
and I  (アンド アイ → アナイ)
let me see (レット ミー スィー → レミスィー)
leave me alone (リーヴ ミー アローン → リーミーアロン)
think it over (ティンク イット オーヴァー → ティンキローヴァー)
in stead of (イン ステッド オブ → インステダ)
kind of (カインド オブ → カインダ)
back of the  (バック オブ ザ → バカダ)
want to (ウォント トゥー → ワナ)
going to (ゴーイング トゥー → ガナ)

 

英語のドラマを観よう

当たり前ですが、ドラマや映画というのはネイティブ英語です。ですから、ネイティブが日常的に使うような表現が沢山出てきます。ドラマや映画を繰り返し観ることによって、学習者向けに編集された教材やTOEICの ”聞き取りやすい英語” からネイティブが使う本物のリスニングを身に付けることができます。

英語学習に利用するのであれば時間が短いドラマがオススメです。25分程度のドラマを繰り返しみて発音をリピートしてみて下さい。Huluを使うと字幕の表示・非常時だけでなく、英語と日本語の切り替えが自由にできるので、学習素材に最適です。月額980円の固定料金で、スマートTV、スマートフォン、テレビゲーム機、ブルーレイプレーヤー、タブレット、およびPCからいつでも無制限にアクセスできますからぜひ利用してみてください。

 

英語を英語として理解しよう

英語を英語で理解する(英語脳)になるには、簡単な文に沢山触れて慣れる事です。そうすれば自然に英語脳になっていきます。赤ちゃんが教えてもらえなくても英語をしゃべれるのは、毎日沢山聞いて理解するようになるからです。まずは英語をシャワーを浴びる様に毎日聞いてみて下さい。

イントネーション、話し方、英語のリズムが頭に入ると、自分の発音も自然にネイティブになっていきます。とにかく沢山聞いて、発音を真似る、赤ちゃんのように英語を吸収して下さい。それが一番ネイティブになる近道です。

 

いかがですか。英語の読み方は本当に面倒くさいですよね。ある程度は覚えて暗記するしか方法はありません。外国へ行って生きて帰れるレベルなら、とりあえず使う頻度の高い文例を丸暗記するのも手です。

義務教育で英語を習ってきたとはいえ、わたしたちは英語にとても遠い存在といえましょう。

あとは現地で英語漬けの生活をしていれば、最初は片言でもだんだんと喋れる様になっていきます。とにかく行動あるのみ!英語を上達する方法は、沢山聞いて沢山しゃべっての繰り返しです。頑張って下さい!

 


まとめ


英語の発音は読み方で変わる、ネイティブに近づく方法とは

・LとRのリスニングの練習をしよう
・発音のポイントを覚えよう
・日常会話で頻繁に使われるリエゾンを丸暗記しよう
・英語のドラマを観よう
・英語を英語として理解しよう


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