大学受験を控えて、苦手科目を克服しようとしている方に、とっておきの勉強法をお伝えします。苦手科目は手つかずで、得意科目ばかりを鍛錬してきた人にとって、目を反らしたくなるばかりの苦手分野。理数系が苦手という人もいれば、英語が苦手という人もいます。
しかし苦手だからと言って目を背けてばかりもいられませんよね。受験の日は刻一刻と迫ってきているのです。人は得意分野を伸ばして、その道へと突き進むことが一番です。その道のスペシャリストになりたければ、得意分野だけに猛進することは間違いではありません。
しかし受験でそれは通用しません。苦手分野にも何とか目を向けて、向き合っていかなくてはなりません。苦手分野の点数が上がることで、得意分野を学ぶための大学へと進学する可能性がぐっと上がるからです。これからお伝えする苦手分野克服方法を試して、厳しい受験戦争に挑んでください。
【大学受験】勉強法を変えて、
苦手科目を克服するコツ!
勉強する時間を変えよう
まず大切なのは勉強する時間帯です。大学受験を控えている多くの受験生は、夕方や夜に集中して勉強をしますよね。しかい一部のとびぬけた成績の若者たちは、こぞって「朝」を勉強時間に選びます。
それも早朝であるほどに、集中力もアップします。朝は多くの人が寝ているため、世界が静かで勉強に集中しやすい環境です。それに加えて、睡眠を終えて疲れを取った元気な脳が、いつも以上に情報を吸収してくれるのです。大学受験の勉強法の一つとして、早朝の勉強を強くお勧めします。
集中力も記憶力もアップする朝の時間帯に、勉強時間を持ってきましょう。逆に夜は集中力も落ちるため、無理をせずに早寝早起きをすることをおススメします。
勉強の合間に運動を取り入れよう
受験生は部活も引退して急に運動不足になりやすいですよね。しかし受験を乗り切るために体力は必要不可欠です。軽い運動は全身の血行を良くして、当然脳内の血流もスムーズにしてくれます。
何をやっても全く頭に入ってこない!という時は、気持ちを切り替えて血行を良くするためにも、軽い運動を取り入れてください。勉強に集中できなくなったときに、軽くジョギングで近所を一周。その後再び勉強するという繰り返しでいいのです。
大学受験の勉強法を紹介する場で「運動する」とはおかしく思われるかもしれませんが、自信を持ってお勧めできるほどの効果が見込めますよ。
集中力が切れた時には体操をしよう
また、机に向かっていても全く勉強に集中できない時ってありますよね。大学受験の勉強法といっても、集中力がなければ何をやっても続きません。まずは集中して机に向かう身体作りから始めましょう。
とはいえ、集中力の無い人にとって、机に向かい続けるというのも難しいことです。かといってジョギングに出かける気力もない。そんなときは机の横で軽い体操でもしてみましょう。おススメはラジオ体操です。日本人なら全員知っているし、簡単で分かりやすく前進をくまなく伸ばすことが出来るからです。
脳内の血流もスムーズになり、頭もすっきりして集中力も戻るでしょう。ヨガなどを受験勉強の合間に取り入れている人もいるくらい、体操は効果的です。
食事を控えめにしよう
苦手科目を克服するために、大学受験の勉強法を探している人に、「朝勉強する」とか「運動しよう」などと、まるで見当違いに思われるかもしれませんね。しかし頭の良い人を見てください。スポーツもできて頭の良い人は、実際に周囲にいることでしょう。
何をやってもうまくいく人は、自分の体や精神のコントロールに成功している人。あなたも、得意科目でも苦手科目でも、集中力と体がベストのコンディションであれば、するすると勉強が進むはず。
つまり体調管理こそ、受験に打ち勝つ秘訣なのです。そこで運動や早寝早起きとともに、栄養バランスの取れた食事を食べすぎない量だけ摂取することをおススメします。お家の人にも協力してもらって、一緒に合格まで頑張ってくださいね。
簡単な問題集の見直しから始めよう
大学受験の勉強法として、参考書や問題集を次々と購入する人もいます。高いお金を払って塾に行かせてもらい、その上書籍代もどんどんかかる上に、苦手科目が克服できずに成績は上がらない…。なんとも親に申し訳なくなってしまいますよね。
そこで大学受験の必勝勉強法として、エコで効果のある技をお教えいたします。それは手持ちの問題集を全てしっかりとやり直していくという事です。勉強は予習以上に「復習」が効果的なのは一般的に知られています。
今までしてきた勉強をしっかりと復習しなおすのです。夏休みなどに、自分で決めた範囲を一つ一つ確認しながら問題を解いていくのです。1冊の問題集を完璧に攻略することで、自分の勉強能力も確実にアップしていきますよ。
さて、苦手科目を克服すべく頑張っている受験生の皆様のために、大学受験の必勝勉強法をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
大学受験は人生の大きな山です。必勝の勉強法を探して、今日も多くの受験生が迷走していることでしょう。ここでは「栄養バランスの取れた食事」やら、「運動」やら「体操」やら「早寝早起き」やらと、期待とは違った情報に思われたかもしれませんね。
しかし一見「健康維持」に思えるこれらの方法こそが、大学受験を乗り切るために必要不可欠な鍵なのです。頭に鉢巻を巻いて、徹夜で勉強していては大学受験は乗り切れません。受験生が試されるのは勉強能力だけではないからです。
体力も気力も精神力も、そして運も試されます。それらすべてを自分に引き寄せる方法として、上に挙げた手段が有効なのです。大学受験の勉強法として、是非生活に取り入れてください。受験が終わった後の長い人生の中でも、必ず役に立つ手段ばかりです。
まとめ
苦手科目を克服するには
・勉強する時間を早朝にかえて集中力をアップする
・勉強の合間に運動を取り入れることで頭がすっきりする
・集中力が切れた時には体操すれば、頭をリフレッシュすることが出来る
・栄養バランスのとれた食事をお腹いっぱいにならないように食べる
・新たに問題集を買うのではなく、簡単な問題集の見直しをする