今回は自己実現するための方法をお届けします。誰かがイキイキしている姿って、とても眩しいものですよね。そこでいつも出てくる疑問が「自分はあんな風に輝けているのだろうか。」「頑張れているのだろうか」。キラキラしている人を見ると、ついつい羨ましい気持ちや、自分を否定するような気分になりがちなもの。
熱意と言うものはかなり個人差があるものですが、自己実現の努力も自分なりの丁度良いペースで出来ていれば、それなりの充実感があるものです。人をうらやんでばかりでは、全く成長するキッカケがつかめません。誰かと比べる暇がないくらい、前を見てバリバリ頑張ってみたいと言う気持ち、出てくるのではないでしょうか。
自己実現は、自分の能力を最大限に引き出し、目的に向かって進む推進力。自分の中に眠っているその大きな力に気付いてみませんか?そこで、ここでは自己実現に向けて、能力を最大限に引き出す方法についてお伝えします。
自己実現に向けて、
能力を最大限に引き出す方法
感情的な視点、客観的な視点で物事を整理する
自己実現のためには、自分の能力について、希望について、適正や気持ちの方向についてなど、自己をとりまくあらゆることについて、一つ一つ整理していくことで一歩が踏み出せることになります。
整理と言っても、好き嫌いで全て分けてしまうということではありません。現実離れした自己実現は達成される可能性がゼロになってしまうでしょう。
考え方としては、自分の感情で素直に感じたものと、客観的視点で分析されたものの2パターンを考えてみましょう。両者をバランスよく考え、整理することができれば自己実現のカギが存在することを知るはずです。
身近な未来ではなく、もっと先の将来をみる
自己実現とは目的があって、初めて成立するもの。ゴールがわからなければどこへ走っていけばよいのか分からないのと同じですよね。自分自身の目的はしっかり見据える必要があります。目的そのものを考えると言うこと。やはりここが「なんとなく」という時点では、スタートラインにも立てません。
将来の事は考え難くても、目の前のことに対応することで全力を出し切ってしまえば目的地には辿り着くスタミナが残らないのは容易に想像できるはずです。肝を据えて、本来の目的探しを怠らない覚悟が必要。
自分の壁を乗り越える努力プランを作る
自己実現とは自分との闘い。なんでもすんなりとやる気になって、実行でき、成功するなんて、フィクションの小説でももう少し紆余曲折があるものですよね。
理想を追い求める中で、いつか自分の壁になっているものと戦わなくてはいけないわけです。苦手分野を克服するためには、乗り越えるべき壁の大きさを把握して、計画的に努力をプランニングしましょう。
自分のキャパを知って、6割で進める
肉体も精神も、ギリギリまで頑張っての努力というのは、続かないものですよね。人にはそれぞれキャパシティーがあります。自己実現をするためには、フットワークを軽く、スポンジのように新しい物事を吸収する柔軟さが求められているもの。
キャパオーバーな状態では、やはり新しいものは吸収できず、また、難しい課題にぶつかってしまった時に爆発してしまうことでしょう。自己実現が上手くいっている人は、自分のキャパを正確にとらえ、常に6割の実力で進み、あとの4割をイレギュラーな対応に残しておくのです。
取捨選択、リスクをとることを覚悟しておく
自己実現という言葉は耳障りが良いものの、実際は思っているほどに物事全てが丸く収まったり、全員に利益がもたらされることなどありませんよね。自分も周りも、たしかに上手く回る方法はありますが、その道のりには多少のリスクがついてまわります。
全てが上手くいかないから自己実現ができていない、と考えるのは止めましょう。自己実現するそのためには、あらゆるリスクを考えること。時には厳しい決断で取捨選択をすることから逃げてはいけません。
柔軟な発想をもつため、思い込みを捨てましょう
「〜でなければ」という強い思い込みや過度な理想がある場合、自己実現は上手く進みません。理想が先行して、合理的に物事が進められないためです。
思い込みというのは、大体が自分にとって都合の良い考え方に偏ってできてしまうもの。自己実現を目指すのであれば、自分に甘くしてばかりでもいられないですよね。
理想というのは、時に人を引っ張り上げてくれるものですが、その反対に自分の可能性を閉じ込めてしまうことも。最初に掲げた目標に対して素直に向き合い、思い込みがあれば捨ててしまいましょう。
自分の正解は自分で決めること
自己実現をする上で、足枷になってしまうのが、周囲との協調です。これは性格にもよりますが、周囲にどう見られているか、変な風に思われていないかを気にする人は多いのではないでしょうか。
人のタイプがそれぞ違うように、自己実現にはそれぞれ進むべき方向や必要な努力が違いが出るもの。そう、自分の正解は自分で決めるのですね。
これで合っているのだろうか?と、人の顔色を伺ってみたり、人の意見に振り回されるようでは、周囲が気になって半分の力も出せません。まずは、自分の頭で考え、ある程度まで形を作ること、人に依存しない自分であることを誇らしく思いましょう。
自己実現には、広く視野を持ち合理的に考える大局観や、自分の決めた規範に従う自律性、キャパを知り必要な努力を考える取捨選択などの要素がとても重要。普段の自分が、閃きや優しさで動いているようなら、もっと厳しさを持って、すこし冷たいと感じるような決断をするくらいが丁度良いでしょう。
大きなことを成し遂げるには、大きな決断と大きな力を得なくてはいけません。そんな大きな力を縦横無尽に自分のものにするためには、それに耐えられる精神力が必要と言うワケですね。
強くそしてしなやかに物事を受け入れるようになるためには、自分の弱さを知り、それを受け入れる度量も大切です。そんな素直なあなたを周囲はきっと好意的に受け止め、遠くから応援してくれる人が自分をより強くしてくれます。
まとめ
自己実現能力を引き出す方法
・感情的な視点、客観的な視点で物事を整理する
・身近な未来ではなく、もっと先の将来をみる
・自分の壁を乗り越える努力プランを作る
・自分のキャパを知って、6割で進める
・取捨選択、リスクをとることを覚悟しておく
・柔軟な発想をもつため、思い込みを捨てましょう
・自分の正解は自分で決めること