自己啓発する目標の立て方と、達成するためのヒント

自己啓発する目標の立て方と、達成するためのヒント
自己啓発とは、自分の能力を高め、物事を改善する力をもつための考え方ですね。人間、誰しも理想があり、より良い方向に行きたい、やりたい事を叶えるために努力をしたいと思っていても、夢を実現するどころか、努力を開始し持続しつづけられる人など、ほんの一握り。

そこで、自己啓発するための目標の立て方から改めて見つめなおし、達成に向けてスタートを切りませんか?

いつも同じ場所で思い悩んでいる自分と、次々に行動を起こして確実に前に進んでいる人と、根本的な能力には、差があるようで、大して無い気もします。努力できる人、前向きに行動できる人と、どこが違うのかを理解することで自分の中の潜在能力にも気付くことができ、可能性を広げられるわけです。

自分の人生の目的に適った目標設定や、考え方を手に入れて、堅実に達成するヒントを得ましょう。

 

自己啓発する目標の立て方と、
達成するためのヒント

 

自己啓発の前に、己を知ることが大切

自己啓発について考える前に、自分自身について考えてみましょう。自分のニーズに合った目標設定ができていないと、努力することや達成することにも無理がでてきてしまいます。

自分と向き合う事はすなわち、自分の嫌いな部分を理解することなので、とても怖くて重苦しく、出来そうにないと言う人もいるでしょう。そこで、まずは軽い性格診断などをWebサイトで試してみましょう。自分の認めたくない気持ちが出てきても、そこで逃げずに、第三者的な目線をもって「そんな人もいるんだ」という離れた視点で理解しましょう。

 

自分に対する厳しさをいつも持っておくこと

自分を知ることができ、始めて自己啓発に乗り出すことができます。我慢している事や、抑えている感情について、放置したままでいては、自己啓発によるところの「自分の能力を高める」ようなパフォーマンスはのびのびできません。

なにか気持ちを抑えている人で、そのループから抜け出せない場合、その度に自分も気付かないようなその場しのぎの解釈で納得してしまっている可能性があります。時には自分に厳しさを持ち、ブレない己を作ることが自己啓発の第一歩です。自分に対しても他人に対しても、ある程度の厳しさはいつも隣に置いておきましょう。

 

完璧になりすぎていないかを考える

自己啓発能力に挙げられる、問題解決能力というのは、魔法のように全てがキレイに片付く能力というわけではありません。両方が得をする解決方法や、両者が心から承諾できる解決案が見つかる事は稀。「あちらを立てれば、こちらが立たず」ということが必ず起きることをまず理解しましょう

どっちつかずになって、モヤモヤしたまま問題から遠ざかっていては、一歩も前に進めませんよね。問題が起こる事は悪いことではありません。大切なのは、ある程度犠牲の伴う決断をした上でも、フォローできる対応力でしょう。

 

目標は高からず低からず、現実味をもてるかどうか

自己啓発するための目標というと、とても高くて理想的なものを想像するかもしれません。ですが、自己啓発は自分自身に関わる変化でもあるので、地に足の付いた考え方が大切になります。

人間の能力は、肯定的な記憶で伸びるという例もあります。受験生が難しい問題ばかり解くよりも、簡単で自分のできるものから始めると、勉強が進むという話も聞いたことがあるのではないでしょうか。目標は、大きな目標を一つ作ったら、自分の身の回りにもクリアできそうな小さな目標を沢山作ってあげましょう。

 

自立性や自主性を高める考え方をする

自分の能力を高めるために不可欠なのが、自主性です。他人から要求されたことを完璧にこなすことも良いですが、それではいつまで経っても周りに振り回される自分でしかありません。

自分の行動には責任を持って、自発的に物事を考えられるようになることが大切です。他人からどう思われるかなどの気持ちを持ち続けてしまうと、自分に軸がもてなくなるため、自主性が失われてしまいます。何に置いても、物事の流れや目的を理解し、一連の流れとして考えた上で、一つ一つの行動を決めて動きましょう。

 

勝ち負けで判断しないこと

「勝ち組」「負け組」という表現がありますが、これは人の競争意識を刺激する罠。勝負の世界で生きているわけでもないのに、勝ち負けが存在するのでしょうか。また、そんな勝ち負けにこだわってしまうと、自己啓発どころか、負けないように必死になり目先の努力しかできないようになってしまいます。

現実の世界では上を見ても下を見てもキリがありません。勝ち負けを意識しすぎているだけで無駄に劣等感に悩まされるだけで、前向きになることに無理がでてきてしまうため、無駄な感情はさっさと手放してしまいましょう

 

自己啓発は、自分の中身が変わること。ダイエットやファッションなど、外見を変えるよりも数倍、勇気のいる作業ですね。しかし、「より良くなりたい」と、せっかくポジティブな気持ちを持つことが出来たのです。そんな気持ちを抑えておく必要もないのではないでしょうか。

最後に、大切なことがあります。「より良くなりたい」と自分を高めることも素晴らしいですが、現在の自分にある良い部分を受け止めてあげることも忘れてはいけません。「より良く」と考えているということは、今の自分を否定していることにもなるからです。

自分の良い部分を理解し、そこを延ばすことができるのも自己啓発のいいところ。足りない部分に目を向けすぎず、今あるものに目を向けつつ、自己啓発をスタートさせましょう。

 

まとめ

自己啓発する目標の立て方と、達成するためのヒント

・自己啓発の前に、己を知ることが大切
・自分に対する厳しさをいつも持っておくこと
・完璧になりすぎていないかを考える
・目標は高からず低からず、現実味をもてるかどうか
・自立性や自主性を高める考え方をする
・勝ち負けで判断しないこと


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