受験勉強中のモチベーションを継続させる7つの方法

受験勉強中のモチベーションを継続させる7つの方法
受験勉強がいくら必要だからといって、ずーっと集中し続けるような人、ずーっとモチベーションを保ち続けられるような超人など、どこにもいません。実際勉強しているのは、普通の人たち。しかし、そんな普通の人間でも、どれだけ気持ちを前向きにキープし続けられるかで結果が変わってくる事は間違いありません。

長く辛い、自分との戦いでもある受験勉強において、いかに自分のモチベーションを継続させるかという課題は、今後の将来長きに渡っても自分なりの答えを見つけ出しておくべきでしょう。

ここで、ほんの7つ気をつけるだけで、俄然、受験勉強のモチベーションを継続することができる簡単な方法をご紹介します。人間の気持ちというのは不思議なもので、つまらないようなことでも小さなキッカケでガラっと心の持ちようが変わり、それ以前よりも何倍も頑張れるものです。

 

受験勉強中のモチベーションを継続させる

7つの方法

 

簡単な問題を解く達成感でモチベーションアップをさせる

人は難しい問題に直面していると、気力も体力もどんどん消耗していき、ネガティブになってしまうものです。そんな張り詰めた受験勉強にすこし達成感をプラスして、「できる!」という感覚を味わえれば、βエンドルフィンという脳内麻薬も発生し、単調な受験勉強に前向きになれる刺激を与えてくれます。

疲れやマンネリ感を感じたら、まずは今やっている勉強の基礎に戻り、100パーセント正解できるような簡単な問題に手を付けてみましょう。それも、ある程度気持ちがやる気を掴むまでおこなったほうが良いため、まとまった量と時間をかけて気持ちを乗せていく必要があります。今やっている勉強につながらないようなことでも、自分が得意で簡単にこなせるものをやる、というのがポイントです。

 

タイムリミットを設けて締め切り感を使ってやる気を出す

長時間の集中と言うのは誰にとっても難しいものです。とりわけ受験勉強のような、どこまでやれば良いのか正解が見つからないものなど、苦痛で当たり前でしょう。そこで、一日や一週間の中でよいので、期限を決めて「それ以上はやってはいけない!」という制限を設けましょう

人は締め切り感があると俄然やる気を取り戻します。締め切りという目標ができると、「勉強をする」という気持ちよりも「締め切りを守る」という考えに気持ちが行きやすいため、一気に集中して受験勉強ができるでしょう。

心の中で決心しただけだと目標が曖昧になりやすいので、紙に書いたりタイマーを上手に利用したり、他の人に宣言しておこなうのも一つの方法ですね。

 

あえて時間の浪費をして罪悪感により自分を突き動かしましょう

これはかなりの荒療治と言える方法ですが、思い切って、受験勉強の合間に自分が無駄だと思う時間の使い方をするのです。もうこれは罪悪感との戦いになりますが、時間が経つうちに、やはり「後悔したくない」という気持ちが強くなってきて勉強するモチベーションがグングンアップしてきます。

気がつけば思い切り時間を浪費して、後悔の念にとらわれて必死に勉強するか、思っていたよりも罪悪感が先にやってきて勉強にとりかかっているかのどちらかになることでしょう。自分の熱心な趣味のことなどは真剣に時間を使ってしまうのでNGです。できるだけ、くだらないと思うようなことで時間を浪費させる事が、気持ちを刺激する上で大切でしょう。

 

整理整頓、掃除をしてデスクも頭もスッキリさせましょう

受験勉強でモチベーションをアップさせるには、掃除をすることもおすすめです。掃除は、気分も頭もスッキリし、達成感を味わえるため良いリフレッシュになるのです。だまされたと思ってやってみましょう。

整理整頓することで自分の身の回りのごちゃごちゃを整えるのと同時に、自分の勉強している環境について客観的に考えることができたり、今の自分に何が必要かを取捨選択することができます。また、掃除をしたことを理由に、「○○したんだから頑張らなきゃ」という気持ちにもなるものです。それなりに労力を傾けられるように、掃除と言えども真剣にとりかかりましょう。

 

人前で勉強をして人目を気にすれば、仕方なくてもやる気がでるもの

図書館やカフェ、学習室など、第三者から勉強している姿を見られることで自分の中に緊張感が生まれ、人に見られている手前、勉強しなければ!というモチベーションアップにつながります。また、これから何時間集中して勉強するか、を人に宣言することも自分にノルマを課すという意味ではやる気が起きる方法と言えるでしょう。

友人と図書館などに集まり、お互いにどの範囲までやるか、何時まで集中するかを誓い合い競争心を煽って勉強を始めることも、モチベーションアップにつながります。人間は競争をすると自然に勝ちたいという気持ちが芽生えるものです。ライバルとして意識し合うことも適度に利用して受験勉強を乗り切る方法の一つとしましょう。

 

集中できない時は、不足はないか、体調面を改めて考えましょう

モチベーションが上がらない、集中できないといった場合は、改めて自分の体調を見直してみましょう。受験勉強だからと言って、一年中、体調が絶好調な人も稀なものです。睡眠は足りているか、ストレスは溜まっていないか、バランスの良い食生活がおくれているかも勉強を頑張る上で重要な要素になっています。

睡眠は、脳を休めることで記憶力アップになりますし、頭を使うと身体が糖分を欲するようになったり、DHAなど脳細胞の活性化に良い栄養素もあります。体調を整えて、より受験勉強のモチベーションを色んな面からアップさせられる知恵を使いましょう。

 

自分が目指す場所を再確認、目標を明確にして何が必要か感じましょう

勉強ができるかどうか、というのは個人差もさることながら、やはり努力の量がものを言う世界です。人がしている努力というのは、どれだけ当人が必死にやっていても、周りには100パーセント伝わらないものです。自分の目標とする人について、一体どんな苦労をしてきたのか、どれだけの努力を積み重ねてきたのかを知ることも、モチベーションアップにつながるのではないでしょうか。

目指す相手でなくても、勉強が出来る人というのは隠れた場所で努力しているもの。こっそり勉強をしている相手に出し抜かれないように、逆に、こちらがみんなの知らない場所で努力をして一人勝ちするくらいのイメージを持ちましょう。

 

どうしても勉強に行き詰まりを感じると、途中で休んでみたり、やめようかな、と考えてしまうもの。「ちょっとだけ」の気持ちで受験勉強を中断してしまうと、あっという間に時は流れ、ほんの数分でも勉強モードからすっかり頭が切り替わってしまい、また勉強を始めるのにスムーズにいきません。

やはり大切なのは、受験勉強をしているモチベーションを切らせずに、ある程度まとまった時間集中してこなすことです。

今後、社会人になっても、やりたくないことを集中して終わらせないといけない、考え続けなくてはいけないなどの力はとても重要になってきます。辛い時にいくら粘れるかで、勉強も仕事も出来が違ってくるのです。些細な事でも自分の気持ちが前向きに保ち続けられる方法で、この苦境を切り抜けることが出来れば、きっとどんな状況でも良い方向にモチベーションを保てる人間になれるはずです。

 

まとめ

受験勉強中のモチベーションを継続させる7つの方法

・簡単な問題を解いて、達成感を味わい自信をつけましょう
・締め切りを設定して、ノルマを作ってしまいましょう
・無駄な時間を過ごして、罪悪感を刺激しましょう
・身の回りを整理して、客観的に自分を見てみましょう
・人の集まる場所で勉強している自分を演出しましょう
・体調を整え、身体的な余裕を持ちましょう
・目標と自分の立ち位置を再確認しましょう


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