被害妄想が激しい人と接する時のワンポイントアドバイス

被害妄想が激しい人と接する時のワンポイントアドバイス
十人十色とは言えど、自分と全く合わないタイプの人は必ずどこかにいます。どんな態度話をしても、話が通じずに被害妄想が強いタイプの人がいると、その疲労感は何倍にもなってしまいますよね。そこで今日は、そんな被害妄想が激しい人とは、いったいどんな考えの人たちなのか、どんな対処をすればよいのかについてお伝えします。

合わないタイプの人には、「こちらが心を開けばきっと分かり合える」というのも、一つの妄想です。同じ日本語を話しているのにも関わらず、話しが伝わらないのかという人たちについては、まずは、腹を決めて、分かり合えないという現実を受け入れましょう。

では、そんな「分かり合えない」という現実を抱きながら、どのようにして被害を受けず回避するのか?早速ご覧ください。

 

被害妄想が激しい人と接する時の
ワンポイントアドバイス

 

丁寧に前提を説明する

被害妄想が激しい人というのは、すなわち、「思い込みが激しい人」と置き換えられます。「一を聞いて十を知る」という諺がありますが、被害妄想が激しい人は、この諺を悪用しているようなもの。少ししか事実をかじっていなくとも、あとはイマジネーションで世界を作り上げてしまいます。

大切なのは、お互いの前提や考え方に共通性を持たせること。何を話すにしても、前段階として前提は丁寧に説明する必要があります。

 

責任の所在を明らかにしない

おそろしいことに、少しでも自分に非があるのではと感じるだけで、被害妄想が激しい人は激昂します。

たとえ、誰も悪くないという局面だとしても、どこかにミスや見落としがあるだけで所在を追及しなくてはならない性格というのは、自分に自身がなく、責任があると思うと怖くなってしまうために、しつこいまでに執着するもの。それを防ぐためには、何かが起こっても平然と、責任の所在は決して明らかにしないことです。

 

何よりも信頼していることを伝える

上記のように、責任の所在を明らかにしないことが基本ですが、被害妄想が激しい人は、それでも周囲を「誰かが悪い」と感じさせる罠にはめようとしてきます。

そんな場合は正論を言っても無駄なので、こちらは周囲を信頼しているという姿勢をとって、話題を変えましょう。妄想が激しい人は、恐怖や不安も人一倍多いので、自分だけ悪者になることを嫌います。あなたが率先して善人になることで、追求もやわらぐでしょう。

信頼するということは、自分にも他人にも、強くなる力を与えてくれるものです。

 

言葉少なに、事務的に対応する

被害妄想の激しい人は、何か起こると相手をまくし立てるかのように、次々に言葉で攻撃してきます。

こんな相手の態度を気にし過ぎてしまうと、相手に合わせて余計な言葉でフォローしてしまうハメに。攻撃してくる言葉には意味はありません。自分を守るためにジャブを連発しているようなもの。いちいち相手にしているうちに、また罠に嵌められて余計に不安を煽ることになりかねません。

被害妄想が激しい相手に矢継ぎ早に捲くし立てられたとしても、言葉尻を捉えずに、事実を整理して事務的に話をしましょう。

 

小さいことは笑って済ませる

被害妄想の人は、他人も強く責めまずが、その分、自分自身についても心の中で強く責めている傾向にあります。逆に言えば、いつも自分に対して厳しい目で批判をしているからこそ、他人に対しても厳しい目を向けやすくなっていると言う事です。

そんな人たちは、雰囲気や他人の顔色に非常に敏感。重大な場合はヘラヘラとしている場合ではありませんが、小さい問題についてはできるだけ笑顔でスルーさせてあげましょう

 

協力意識をもたせる

色々な人たちと協力して作業に当たるなど、チームで動いている場合などは、チームの評価が直接自分の評価になりえるということを教えてあげましょう。被害妄想の強い人は、デフォルトで自分ひとりの立場にしか目がいっておらず、すごく狭い範囲でしか物事を考えられません。

なので、チームで動いているにも関わらず、チームメイトを非難するようなことも。チーム全体が上手く回るようにすることも、自分のできることの一つだと、当たり前のことでも説明が必要です。

 

いかがでしょう、どんなことでもネガティブに受け止めてしまう被害妄想が強い人。あまりにも過剰だと、もう会話も交わしたくなくなってしまいます。

面倒だからと距離をとりすぎてしまうと、それはそれで「避けられている」と、とられてしまうので本当に厄介ですよね。日常会話は当たり障りの無いような天気の話題などを選び、プライベートな会話が始まってしまった場合には聞き役に徹しましょう。

とはいえ、被害妄想が激しいのも理由があり、その理由は人それぞれではありますが、どの人も心のどこかに強い不安感があるために、いつも他人に対して怯えていて、勝つか負けるかのステージに立っている気分の為、そのような態度をとってしまうのです。心に癒せない傷があるのだと理解してあげた上で、少し遠くから見守るつもりで接してあげましょう。

まとめ

被害妄想が激しい人と接する時は

・丁寧に前提を説明する
・責任の所在を明らかにしない
・何よりも信頼していることを伝える
・言葉少なに、事務的に対応する
・小さいことは笑って済ませる
・協力意識をもたせる


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