アベノミクスの効果もいまいち。日本経済は不況に傾き右肩下がりは解消されません。大手企業も赤字削減のために、なくなく人員を削減。一般市民の我々には「リストラ」という恐ろしい宣告がいつなされるかわからない現状です。
勤めていた企業から、ある日いきなりリストラを宣告されると、人はどうなるのでしょうか。40代50代の働き盛りの男性が、日々ハローワーク通いに精を出す姿も痛々しいですよね。しかしリストラの先にはひたすら転職先を探す日々が待っています。そして上手く転職できたとしても、今までとは給料も待遇も一気に下がった望まない職種。
リストラにならないために今からできるリストラ対策法を勉強してください!そして不況の中でも会社に貢献し、定年まで全うする道を突き進むのです。以下にリストラ対策をまとめたので、参考にしてください。
リストラターゲットに
ならないための秘策!
積極的に人付き合いを良くしよう
リストラ対策をするときに一番に考えるべきは「リストラ対象になりやすい人」についてです。リストラ対象になりやすいのは、いわゆる「一匹オオカミ」的な人が多いと言われています。
仲間が多く人に囲まれている人をリストラにすると、周囲の反響も反発も多くなることは目に見えています。会社としてもそうした目立った人物のリストラはまず避けたいもの。リストラするとしたら、仲間が少なく周囲の反響の少ない人物を選びます。
そこでリストラ対策として、普段から人付き合いを良くしておきましょう。「人気者になれ!」と言われても困ってしまいますが、人付き合いを良くしておくことならできるはず。誘われたら飲みに行き、忘年会などの会合も出席率を良くしておくだけで十分です。まめに顔を出しておけばリストラ対象になりにくいからです。
会社批判を公言しない
リストラ対象になりやすいもう一つのポイントは、会社を批判している人です。偉そうに上層部のやり方に文句を言って反発するなどのデモンストレーションをして、「自分は先見の明がある」とアピールする人物はたまにいますよね。しかしそれは危険な行為です。
郷に入りては郷に従えというように、会社に入ったらその会社のやり方に従うべきです。お給料をもらっているのだから当然のこと。会社批判や常時批判を公言すると、その時点でリストラ対象になっても仕方がありません。
組織の決めたことには従順の振りをしよう
会社は大きくなればなるほど、全員で一丸となることが難しくなります。しかし会社の上層部はいつだって全員で足並みをそろえて一つの目標に向かうように促します。社員が一丸となれば、会社としての力も大きく強くなるからです。率先して会社の決めた目標へと向かってくれる社員は、手放したくはないはず。つまりリストラ対象になりにくいのです。
狡猾に思えるかもしれませんが、社員で足並みをそろえることは確実にリストラ対策になるので、多くの人が実践しています。本心を隠して従順なふりをするのは侍の古来のあり方。日本男児として恥ずべきことではありませんよ!
みんなが嫌がる仕事でもこなしていこう
会社としてリストラ「したくない」人材はどのような人材か。そこを考えることによってリストラ対象にならずに済みます。他の社員が皆嫌がるような面倒な仕事でも、嫌な顔一つ見せずにやってくれる人材は重宝されます。当然、リストラ対象にはなりません。
逆に、仕事を選り好みしている人は、会社の上層部にとっては使いにくい存在。いなくなってもいい存在です。リストラされたくなければ、仕事を選ばずにこなしていく柔軟さが必要です。
嫌な仕事も積み重なればいい経験となり、あなたのスキルアップに役立つことは間違いありません。何事も経験と割り切り、嫌な仕事もこなしていってください。
自分だけのスペシャルな仕事を持つ
「この仕事は彼でなきゃできない!」という仕事を持つ人間は、リストラの対象にはなりません。当然と言えば当然。会社としては貴重な人材を失うわけにはいかないのです。
そこで普段から「自分のスペシャリティ」の仕事を持てるように努力してください。自分がいなければ会社が停滞するような仕事を持てば、定年まで立派に勤め上げることができるでしょう。
労働組合に所属しよう
大きな会社であれば当然、労働組合なる組織がありますよね。会社の暴挙を監視し物申す労働組合は、1社員の強い味方です。労働組合に所属していれば、不正な給料削減やリストラに合うことはほとんどないはずです。上述しましたが、1匹オオカミはリストラの対象にされやすいので、労働組合があれば名を連ねておくことをお勧めします。
さて、リストラターゲットにならないための秘策を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
リストラとは、一方的な企業側の暴利を受け入れるような響きがあります。しかし企業も切りたくて人員を切っているわけではないのです。経営が苦しいなかの苦肉の策がリストラなのです。リストラの人員を選ぶ側も、普段の努力を見ていないわけではない。むしろ「この人物は会社にとって必要かどうか」をその時こそしっかりとチェックするのです。
リストラの恐怖を味わっているようでいて実は、日ごろからの地道な努力が実を結ぶチャンスでもあるのです。リストラにおびえずに済むためにも、また、会社にとっての礎となるためにも、日々の精進を忘れずにいてください。
まとめ
リストラターゲットにならないための秘策!
・積極的に社内での人付き合いを良くしよう
・会社批判を公言するとリストラ対象になりやすい
・組織の決めたことには従順の振りをしよう
・みんなが嫌がる仕事でもこなしていこう
・自分だけのスペシャルな仕事を持ち、会社になくてはならない人材になろう
・労働組合に所属しよう