失敗をチャンスに変える、7つの逆転ポイントとは?


仕事をしてても、人間関係でも、人に失敗は付きものですよね。むしろ、失敗の無い人生なんて、どこにも存在しないでしょう。

ただ、一度の失敗において、自分を責め続けたり、反省することができずに、何度も同じ失敗をしてしまったり、自己嫌悪から積極性を無くしてしまっては元も子もありません。人生に失敗があるからこそ、その失敗をチャンスに変える方法があるのです。

どんな人間でも、失敗はする。だけど、失敗から挽回できた者のみが、幸せを手にしているのではないでしょうか。自分のしてしまった失敗、一度しっかり見つめ直して、チャンスに変えて一気に逆転させてしまいましょう。その先に、必ず自身の成長した姿と、掴んだ幸せがみえるはずです。では、失敗をチャンスに変える逆転ポイントをお伝えします。

 

失敗をチャンスに変える、
7つの逆転ポイントとは?

 

失敗しなければ学ぶことや慎重になることもない

とある企業では、その年に失敗した社員を表彰する催しがあるそうです。それなりの損害を会社に与えたにもかかわらず、毎年、大きな失敗をした社員が表彰されています。

これは、失敗した人間のチャレンジ精神や、失敗から学んだことを会社の成長に今後も生かしてほしいという社長の願いから始めたもの。見方を変えれば、失敗したとしても、それが成長や貢献に繋がることを忘れないでおきましょう

 

気がついたミスはミスではない。というポジティブ感を手に入れる

人は、自分に自信がないほどに、失敗したことに囚われすぎる傾向があります。ですが、本当に今の失敗が、自分の人生を狂わせ、他人の生活を一変させてしまうほどの失敗でしょうか?もし、自分の起した失敗が、どんな形であれ、修正できるものであれば、それはもうミスと考えるのを止めましょう

失敗したとしても、取り返せるようなミスは、ミスではないというポジティブ感を自分に持たせることも、この先、本当にやってはいけないミスを回避するためには重要です。

 

評価が下がるということは、次に良いところを見せるチャンス

毎日毎日遅刻ばかりしている人が、一週間でも時間通りに来るというだけでも、なぜか見直されてしまう。というような、不思議なこともありますよね。そういった心理的な作用は、自分のプラスになるように使うしかありません。不器用だからこそ、自分の失敗をも上手く使って、明日はよりできる自分を目指せばよいのです。

評価が下がったと感じたなら、周囲の期待値も下がるかもしれません。考えようによっては、それはハードルが下がるようなものなので、逆に良いところを見せるチャンスになりえるでしょう

 

精神力を鍛えるキッカケとして受け止める

大人になると、表面的に負けたり、大きな失敗をする機会というのは減ってくるものです。また、失敗は上手に隠す術を身につけてしまうということも。こうなってしまうと、ずるいことばかりで身を固め、自身の成長は見込めません。

年齢を重ねると、我慢がきかなくなったり、地道な努力をすることから離れてしまうことも多いでしょう。自分の身に受けた失敗は、大切な経験として精神力を鍛えるために受け止めることです

 

システムそのものを見直すキッカケとして提案して挽回

自分のしてしまった失敗が、凡ミスなら仕方がないとしても、流れの中でミスが起こりやすい状況であるならば、思い切って自分の失敗を公にして、ミスが起こらないような仕組みづくりに一役買うということもできます

自分の失敗をさらけ出すものですから、もちろんその場では苦い思いもするでしょうが、誰もがミスを減らせるような、良い仕組みづくりに貢献することができれば、直ぐでなくとも、後々に感謝されることは間違いありません。

 

誠実に向き合うことで、素直な姿勢を周囲にアピール

人は失敗してしまうと、その失敗を隠すことに注意が向きすぎてしまい、コソコソしたり、根回しをしてみたりと、傍から見ると、あまりかっこよくは無いものです。

失敗をしたときには、弱さを隠すのではなく、さらけだす器の大きさを見せることが大切。堂々と自分のミスを受け入れ、前へ進もうとするという姿勢は、失敗してしまった自分はかっこ悪く感じても、そんな態度を周囲は好感を持ってみれるものです。

 

失敗は、自己分析の材料にする

得意なこともあれば、不得意なこともあるものですよね。失敗を生かして成長できる人間というのは、一つ失敗したことから自己分析をして、次に備えることができるから。

自分が、どういったミスを起こしやすいのか、失敗から立ち直る方法はどんなものか、周囲にカバーしてくれる人はいるのかなど。一つの失敗も無駄にすることなく、自分の力にするべく、失敗は分析して生かしましょう。

 

スポーツの世界ならば、必ず、勝つか負けるか、結果が出るものですよね。社会人になってしまうと、勝ち負けのように厳しい世界に身をさらさなくとも、上手くかわしたり、距離をとったり出来ることもあるでしょう。

ですが、そんなことを繰り返していては、いつの時代も小さくまとまってしまい、決断したり、責任を取ったりできるような立場にはなれません。失敗があったところで次に行けないくらいに落ち込んでしまうようなら、それはまだまだ自分に甘いところがある証拠です。失敗は失敗でも、挽回できない失敗はありません。

普段から、積極性を忘れずに、真摯に何事にもむかう姿勢をくずさないことが大切。失敗ばかりに気をとられていては、言い訳ばかりの負け犬になってしまうだけです。失敗をも自分の成長する糧にできる、そんな器を身につけるためにも、失敗から逃げずに、しっかり向き合うことを心がけましょう。

 

まとめ

失敗をチャンスに変えるには

・失敗から学ぶ
・ミスはミスではない。ポジティブ感を手に入れる
・評価を下げて、次に良いところを見せる
・精神力を鍛えるキッカケ
・システムを見直す提案とする
・向き合うことで、素直な姿勢をアピール
・自己分析の材料にする


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