妻の小言に毎日悩まされているという男性は多いのではないでしょうか。仕事で疲れて帰宅したら、家に入った途端に妻から怒涛のように不平不満の言葉を聞かされては、仕事で溜まった疲れにさらにストレスが積み重なっていきます。
仕事で溜めた疲れやストレスは、本来リラックスできるはずの家で解消するものですよね。家に帰宅してもなお、妻からストレスを課せられては心身ともに不健康になってしまいます。さらに妻からの小言がきっかけで夫婦喧嘩になってしまうと、夫婦仲は悪化する一方です。
しかし、妻の小言に対する対処法は、少し工夫するだけで夫婦喧嘩を回避でき、さらにはお互いに気持ちよく過ごせるようになるのです。そんな妻の小言に対する上手な対処法を6つお伝えします。
妻のうるさい小言をサラリと聞き流し、
争い事を避けるワザ
話を聞く姿勢
妻は、夫に対する不満や日中に不満に思った事を話したいという欲求を、帰宅した夫にぶつけます。これが小言になります。つまり、妻は小言を言いたいという欲求を満たしたい状況にあるのです。
そんな時、夫が適当な態度をとったり、面倒くさそうな表情を浮かべると、妻のイライラは更に増長するばかりです。妻が小言をぶつけてきたら、まず真剣に話を聞いてあげる姿勢を見せることが大事です。話を聞いて欲しいだけの場合、聞いてあげることが一番の対処法になるのです。
妻の意見への賛同
妻の小言が始まると、否定的な構えで話を聞いている男性は多いのではないでしょうか。しかし、妻としては自分の意見や考えを夫に理解して欲しくて小言をこぼしてきますから、話として聞いてあげて、賛同できる内容であれば、同調してあげましょう。
聞き手である夫が同調してくれることで妻はスッキリしていい気分になれますし、夫自身も自分では気づかなかったような貴重な意見を吸収できる機会になれるのです。
言いなりになればいいというものではない
妻が自分の言動に対していつも突っかかってくるのがストレスになっている人は、まずは妻が小言としてぶつけてくる自分への不満に耳を傾けてみてください。その言い分を真摯に受け止めてもなお、賛同できない、納得できないという場合には、いいなりになる必要はありません。
妻の小言の言いなりばかりになっていると、段々妻は増長します。賛同、共感できる部分は肯定し、賛同できない部分はしっかりと自分の意見を冷静に伝えることで、喧嘩ではなく、意見交換をすることができます。
致命的なストレスになる前に
妻からの小言の量が多すぎて、毎日その小言に付き合う事自体が精神的にストレスだと感じ始めたら、早めに妻にそのことを伝えましょう。これが手遅れになってしまうと、自分でも無意識のうちに鬱などの精神的な疾患を患ってしまうかもしれません。
妻には小言だとは言わずに、毎日ネガティブな話ばかりされて精神的に参っていると言うことを悩みを相談するという雰囲気で伝えましょう。
自分は小言を言わない
人間は、育ってきた環境が違うわけですから、必ずしも価値観や考え方がすべて同じ夫婦になるということは不可能です。そのため、生活習慣の中で、妻に不満を抱いた時には自分から小言を言わないようにしましょう。
その上で、妻が自分への小言をこぼしてきたら、自分が日頃我慢していた事を例に挙げて「人間は考え方が違うのだから、お互い我慢出来る部分は我慢をしよう。例えば自分は妻のこんな所を我慢しているよ。」と諭します。こうすることで説得力が増すのです。
究極の術は聞き流すこと
妻の小言に様々な対処法をもってして臨んでも、妻の小言が止まらないとか、どうしても夫婦喧嘩になってしまうという場合には、真剣に小言を聞くのはやめて、聞き流すという術を身につけましょう。
人間はなれる動物です。騒音が気になって眠れない環境にあっても、やがては慣れて熟睡できるようになるのと同じで、妻の小言に対しても、真剣に聞いているフリを上手に見せながら気にしないように聞き流すという術も、繰り返すうちに体得できるものです。
いかがでしたか。
妻の小言というのは、長く夫婦でいればいるほど、多くなっていきます。これは、良く言えば、妻が夫に心を許しているという証拠なのですが、悪く言えば、夫になら何を言っても大丈夫だと思われているという事です。
もちろん家族ですから、一緒に住んでいる上で我慢をしたり気を遣って過ごすのはよくありません。リラックスして過ごせるのが一番なのですが、妻ばかりがリラックスして夫が我慢をするというのは、夫婦のパワーバランスが崩れるきっかけになってしまいます。
そこで、妻の小言に対しては今回解説したような対処法で段階的に対応をしていきましょう。最初は真剣に話を聞いてみるということから始め、自分の意見も伝えてみる、という風に対処法を変えていき、良い夫婦関係を築きましょう。
まとめ
夫婦喧嘩を回避する!妻の小言を上手にかわすためのテクニックとは
・うるさいなと思わずに妻の言い分をしっかり聞く姿勢を見せる
・妻の意見が正しいと思ったら賛同して行いを正す
・妻の言い分すべてに従うことはせずしっかりと判別をする
・小言にストレスを感じるならば自分の思いを真剣に伝える
・自分が妻に感じている不満は日頃は言わないようにする
・小言が止まらない時は感情的にならずに聞き流すことも大事