疲労回復にはこの食べ物がおススメ!7つの食材

疲労回復にはこの食べ物がおススメ!7つの食材

人は疲れがたまった時、その対処として行う事は・・・とにかく寝る、ぐうたらする、温泉につかる、食べるなどなど・・・人それぞれですよね。

そんな中でも、一番効果が実感できる物として、「食べる!」をあげる方は多い物です。

しかし、なんでも食べれば良いってもんじゃないですよね。勿論、テンションが上がるのは、好きな物を思いっきり食べる、血の滴るような肉を食べる、バイキングで動けない位満腹になる・・・などでしょうが、実際に身体に蓄積した疲労を回復させる為には、効果的な食べ物があると言うのをご存知でしょうか。

では、そんな効果抜群の「疲労回復にはこの食べ物がおススメ!7つの食材」をご紹介しましょう。

 


疲労回復にはこの食べ物がおススメ!
7つの食材

 

鶏の胸肉は疲労回復効果抜群!

肉の中でも、サッパリ感が最も強い印象がある鶏肉。その中でも胸肉は、ダイエットにも最適と言われる部位で、疲労回復とは、一見、かけ離れた物のようなイメージですが・・・。

1日に、鶏の胸肉約100グラムを1週間継続し摂取するのは、疲労回復にとても効果があるのです。鳥類と言えば、渡り鳥がとてつもなく長い距離を休みなく飛び続けられる事は、ご存知でしょう。それは、羽の付け根の部分に含まれるイミダペプチドという物質が、筋肉疲労を防ぐ働きがあるからと言われています。

これは、臨床実験で科学的に証明されている鶏肉の優れた疲労回復効果のメカニズムです。

 

豚肉はストレス・精神的疲労の軽減に効果あり!

豚肉に含まれるビタミンB群が、疲労回復には効果があります。また、ビタミン類に関して言うと、ストレスを軽減し、精神的疲労の軽減にも効果があると言われているのです。

特に、疲れにきくと言われるビタミンB1は牛肉の10倍!エネルギー源である炭水化物をしっかりとエネルギーに変えてくれる働きがあるのです。

勿論、食事から摂取出来るのが一番ですが、それが難しい場合、サプリメントで補給するのをお勧めします。ビタミンBを含んでいるからといえ、豚肉ばかり食べる、あるいは、食べ過ぎるのは、別の観点から望ましくない事もありますから・・・。

また、そんなビタミンB1を多く含む食品としては、大豆・いんげん豆・鶏肉・カツオ節などもとても豊富です。

そんな豚肉と一緒にとりたいものが『クエン酸』。トンカツにレモンを添えたり、梅肉を豚肉で巻いたりする組み合わせは、案外、ごく当たり前なのですが、実は、ビタミンB1とクエン酸の相乗効果の高い、優れたメニューだったのです。

他には、豚肉料理に酢の物を添えたり、付け合わせのサラダにレモンドレッシング、豚しゃぶとトマト、食事の前にかんきつ類を食べたりと、意外と手軽にビタミンB1とクエン酸の組み合わせメニューは出来ますので、これで、しっかりと疲労回復しましょう。

 

クエン酸で乳酸を分解するのも効果あり!

疲労物質といえば、乳酸です。その乳酸を分解し、疲労回復するのに効果的なものは、クエン酸です。クエン酸は、お酢やオレンジ・レモンなど柑橘類、パイナップル、キウイ、トマト、梅などにも多く含まれる物質です。

近年では、飲むお酢も様々な種類の商品が一般的に販売されてもいるので、手にしやすくなってはいますが、手軽に摂取する方法としては、「オレンジジュース」や「グレープフルーツジュース」を飲む事。疲れを感じた時は、「柑橘系のジュース」を飲むと良いでしょう。

また「梅干」を食べる事も、クエン酸を摂取し、乳酸を分解するのには、とても役立ちます。

 

レシチンでストレス解消、疲労回復、脳の働きもサポート

レシチンは、別名「ブレイン・フード」とも言われる物質で、さらに、体の中の余分なコレステロールを運び排出する働きもあります。

このコレステロールに関して言えば、ビタミンEがコレステロールの掃除担当で、レシチンがそのゴミを収集するという役割だと言われます。また、ビタミンEはレシチンを酸化しにくくし、レシチンはビタミンEを体内に吸収しやすくする相乗効果がある為、この2つの物質はあわせて摂りたいものですね。

そんなレシチンを多く含む食品の代表選手は大豆食品です。大豆製品の煮豆や豆腐、納豆。また、枝豆、おから、きな粉などは一般的ですね。また、大豆には、ビタミンEも多いので、これだけで相乗効果が期待できてしまうのですよ。

その他、レシチンが多く含む食品としては、ピーナッツ、ゴマ油、小麦全粒粉、レバー、卵黄、小魚などです。レシチンをしっかり摂って、心も体も、そして脳まで元気にしましょう。

 

『ご飯と味噌汁』で理想的なアミノ酸バランス!

身体の疲労回復対策には、アミノ酸が必須です。そこで、最適な食事と言えば、日本人が古くから慣れ親しんできた『ご飯と味噌汁』。

実は、その組み合わせが、理想的なアミノ酸バランスをもたらす効果を期待するには最適なペアなのです。米に、やや不足しているリジンは、味噌の素材である豆類には豊富に含まれており、一方、豆類に足りないメチオニンは、米には多く含まれているからです。

つまり、知ってか知らずか、日本人は昔から身体に良い物を当然の様に食文化に取り入れていたと言う事ですね。

 

玉ねぎは疲労回復や不眠に効果あり!

玉ねぎも、身体に良い食材というイメージはありますが、一般的に言われる血液サラサラとか、不眠解消に効果があるので、結果、疲労回復に繋がるという事が言われています。

例えば、オニオンスープは、疲労回復・パワー補強に加え、滞りがちな血行をスムーズするという、いわゆる血液サラサラ効果に優れ、身体のコリをほぐすのにも最適であるという事です。

 

トマトはリコピン、クエン酸共に豊富な健康食材

「トマトが赤くなれば医者が青くなる」と言われるほど健康効果の高い食材であるトマト。そのメカニズムは、ビタミンA、C、E、そして抗酸化作用の高いリコピンを多く含む為、疲労回復にも効果的で、クエン酸が疲れの元となる乳酸をおさえ、食欲も増進させるのです。

リコピンは、病気や老化の元である「活性酸素」を除去する働きがあります。その「活性酸素」とは体の疲れや精神的なストレスが原因で発生し、ダメージを与える物質なのです。つまり、リコピンは、疲労回復だけでなく、病気の予防、老化防止、美容、若返りなど様々な効果があるのです。

真っ赤なトマト、彩りだけではなく、栄養的な観点からもサラダ・料理・トマトジュース、様々な形で毎日摂取しましょう。

 

いかがですか。以上が、「疲労回復にはこの食べ物がおススメ!7つの食材」のご紹介です。

その他にもお茶やコーヒーの「カフェイン」が、即効性の高い疲労回復効果があると言われていますが、このカフェインの作用は、あくまで即効性が高いというだけで一時的な疲労回復効果しかないという意味では、長期的に継続する肉体疲労の解消にはあまり向いていないと言わざるをえないでしょう。

また、疲れを感じた時には甘い物、等と言いますが、糖質を含む食品ばかりを摂取しても、体内のビタミンB1が不足している状態では、せっかくの糖質も効率良くエネルギーに代謝しきれません。逆に、疲労や倦怠感といった症状を引き起こしてしまう事もあるので、摂り過ぎには気を付けましょう。

 


まとめ


疲労回復にはこの食べ物がおススメ!7つの食材

・鶏の胸肉は疲労回復効果抜群!
・豚肉はストレス・精神的疲労の軽減に効果あり!
・クエン酸で乳酸を分解するのも効果あり!
・レシチンでストレス解消、疲労回復、脳の働きもサポート
・『ご飯と味噌汁』で理想的なアミノ酸バランス!
・玉ねぎは疲労回復や不眠に効果あり!
・トマトはリコピン、クエン酸共に豊富な健康食材


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