何か起こった時は命に代えても守りたい大切な子供。でも日常生活では自分の神経を逆なでする事を平然とやらかしてくれる存在です。「何回言ったらわかるの!」「早くしなさい!」という自分の声に疲れている人もいるでしょう。
子育てってつくづくめんどうくさい…。親なら誰だってそう思うときはあります。しかし悲しいかな子育てを変わってくれる人はそうそういないのが現実の世界。それならそのめんどうくさい気持ちをうまく切り替える事が大切です。
今回は子育てがめんどくさい心理を解消するための7つの教えについて、ベテランママさんの意見を聞いてみました。
子育てがめんどくさい心理を
解消するための7つの教え
完璧を求めるのは止めよう
子供はまだこの世に生まれてわずか数年。それに比べてあなたはもう人生のベテランです。それなのに、自分に出来る事は子供にも出来るはずだと勘違いしていませんか?
子供に完璧を求める癖をなくしましょう。5つ言ったうちの3つできれば上出来です。残りの2つにはあえて目をつぶり、出来た事を思い切り褒めてあげて下さい。褒めてのばした方があなたの眉間にこじわを作らないで済みます。子供もノビノビと育つでしょう。
出来ない事は紙に書こう
いくら言ってもやらない、できない場合は、ルールを見える場所に貼っておきましょう。
子供には耳から記憶するのが得意な子供と視覚から記憶するのが得意な子供と2種類に分れます。
出来たらご褒美をあげる、またはその都度シールを貼るなどをして達成感を感じさせると良いでしょう。目で見えるやりかたで、自分の行動を実感させて下さい。
自分にご褒美タイムを作ろう
夜九時以降は自分優先タイム、と家族に宣言しておきましょう。9時までにママに言わないとやってあげないと家族に告げて実行するのです。9時からはあなたのご褒美タイム。読書やゆっくりと入浴タイムにあてたり、近所を軽くウォーキングしても良いでしょう。
家族にわずらわされない時間を1日に1時間でも作る事で、かなりストレスを軽減することができます。もちろんその間は家族が何をやっても見ざる聞かざる言わざるを通して下さい。
他人に助けを借りよう
どうしても子育てが辛い、もう神経がボロボロ…。そんな時は児童相談所に相談しましょう。児童相談所では18歳までの子供の悩み、または親の手助けをするノウハウを無料で提供してくれます。
養育が不安な子供に心理テストを受けさせたり、 親が病気になったり、子育てが辛い場合は登録している施設や里親の家で短期のショートステイをさせてくれます。
自分で悩んでいても解決しません。他人に助けを借りて子育てを乗り切りましょう。
もう1人の自分を持とう
○○ちゃんのママ、~さんの奥さん、なんだか自分は自分でないみたい…。子育て中のイライラは、気がつかない間に自分へのストレスが原因の場合が多いのです。
自分の不満から子供や家族に当たり散らしてしまい、後でこっそりと反省する、その繰り返しで落ち込んでいる人も多いのではないでしょうか。いくら怒っても泣きながすがりついてくる娘の姿、笑顔を見せてくれる息子はあなたの大事な宝物のはずです。
しかしそれが逆にストレスなのです。自分を犠牲にして子供に尽くすのは親の努めですが、個人としての自分も大切にして下さい。
趣味や友人関係はなるべく途切れさせないよう、こまめにコミニュケーションを取っておくと、自分を取り戻す時間を作る事が出来るでしょう。
アロマオイルを利用しよう
アロマオイルなどの良い香りは、嗅覚を通してダイレクトに脳内に伝達されます。頭痛、イライラ、体の不調に即効性があって副作用がないのがアロマオイルの素晴らしい特徴といえるでしょう。
市販されたオイルを利用するのも良いですが、自分の好みの香りを合わせてブレンドするのも楽しい作業です。心地よい香りに包まれていると、いつもは気になる台所の汚れや子供のいたずら書きも気にならなくなるでしょう。
お風呂に数滴垂らしたり、ホホバオイルなどのオイルと混ぜ合わせてクリーム変わりに使うと肌の保湿効果も満点です。
毛先、指先、つま先をケアしよう
子育てで何がめんどうくさいというとおしゃれに時間をかける時間がなくなるという事かも知れません。落ち着きの無い子供を連れてのウィンドーショッピングは気疲れのもとになるだけでしょう。
しかし少しでも女子力を上げたいのがママという女の心意気です。その場合、重点を置いて欲しいのが毛先、指先、つま先をケアする事です。
ファッションがユニクロでも、お肌がちょっとガサガサでも、毛先がツヤツヤのヘアーとつややかに磨かれた指先、つま先を持っている女性は、どんな状況でも「お~!頑張ってる!」と同性は好意的に羨望のまなざしを送るでしょう。
この3カ所のお手入れは、どんなに忙しくても欠かさない、と自分に約束してあげましょう。今流行のジェルネイルなら、一度塗れば1ヶ月程度はきれいな指先を保ってくれるはずです。
いかがですか。めんどうくさい~!と思いながらも、あっという間にすぎてしまうのが子育てです。ママ~と纏り付いてくるのはせいぜい6歳から8歳くらいまで。人生80年のうちのたったの10%未満です。
自分を責めないでください。だれでも子育てを面倒くさいと思う時もあります。放棄したくなる時もあります。上手に自分の感情をコントロールする術を覚えていきましょう。たまにリフレッシュする事は子供にとっても非常に良いことなのです。
この7つの教えを参考にして、笑顔で子育てを乗り切りましょう!
まとめ
子育てがめんどくさい心理を解消するための7つの教え.完璧を求めるのは止めよう
.出来ない事は紙に書こう
.自分にご褒美タイムを作ろう
.他人に助けを借りよう
.もう1人の自分を持とう
.アロマオイルを利用しよう
.毛先、指先、つま先をケアしよう