情熱をもって何かに熱中したことはありますか?情熱をもって好きなことに打ち込む人は素敵です。「何かしたい。」「生まれてきたからには旗をあげたい。」と願っていても、人と同じことや無難なことに終始して一生を終える人もたくさんいます。
情熱をもって一つのことに熱中することは、時に異端で変人のように思われます。それゆえに、平凡の皮をかぶるために自らの情熱を封印してしまう人も多いのです。
しかし過去の偉人たちは周囲の荒波にも負けず、立派に情熱を形にして残しているのです。そんな偉大な先人に見習って、例え周囲の理解を得られずとも、自分の信じた道を突き進んでください。それでこそ、生まれてきた価値があるというものです。心の準備が整ったら、まずは以下の順番にならって情熱を形にしましょう。
情熱を持って
好きなことに打ち込むコツ
部屋を掃除しよう
まず、何かを始めようと思う時は古い遺物を片付けるべきです。「遺物」というと大げさですが、平たく言うと「部屋を掃除しよう」ということです。ごちゃごちゃと散らかった部屋ではなにも始められません。部屋の中は心の中と同じです。一度まっさらにしてから新しい物事を始めてください。
今後やるべきことを紙に書きだす
では今後、情熱をもって何をやりだすのかを自分で整理してください。始める物事とそれを始めるために必要な準備を知るのです。紙に書きだして物事を整理していくと、まとめやすくなるからお勧めです。今後自分は「好きなこと」をどのように進めていくべきか、計画を立てるのです。
「やりたい!」と思って一時的に気持ちが盛り上がっても、計画性がないと物事はすぐに頓挫します。世に言う「三日坊主」というものです。三日坊主にならないためにも、しっかりと計画を立ててから始めてください。計画を立てることこそが、情熱を長続きさせる秘訣なのです。
最終到達点を自分自身で定める
計画を立てるうえで一番大切なことは「目標を定める」ことです。目標を持つことでこそ、情熱はさらに燃え上がります。そして目標が大きければ大きいほどやる気が募るのです。好きなことを始めるときには、結果を出すことを目標にします。その「結果」は自分で定める必要があります。
始める前に「何を目標とするか。」というゴールをしっかりと決めることで、明確な道筋がわかるのです。あとは自分で作った階段を登っていくだけ。登り続ける間は情熱が冷めることはありません。
期間の短い目標を段階的に定める
上述したように「最終目標」を掲げることはとても大切です。しかし目標が偉大であればあるほど、達成するまでに時間も準備もかかります。あまりにも道が険しく遠すぎると、最終目標に行く前に気持ちが折れる危険もあるのです。
そこで最終目標の前に、小刻みに達成しやすい目標を期間ごとに掲げてください。例えば最終目標が「夕方のトップニュースに出るニュースキャスターになる!」ということならば、途中の小さな目標は「滑舌をよくする」「早口言葉をとちらずに言えるようになる」とするのです。
小さな目標とはいえ、達成するために努力と継続力は必要です。そして達成できたときの達成感を中途で味わうことで、最終目標を達成するまでに情熱の火を絶やさずにいられるのです。
それらすべてを紙に書きだす
上述した「計画書」は、きれいにまとめて紙に書きだしてください。自分だけの自分の未来を描いているような、とても貴重な計画書です。人に見られたら恥ずかしいと思うかもしれませんが、大切にとっておくべき宝物です。
書いた紙を目につく場所に貼っておく
出来上がった「宝物」は、なるべく自分が毎日目にする場所においてください。よく向かう机の壁にでも貼っておくといいですね。何度も目にすることで、途中で目標を見失うことなく、好きなことを続けていけるからです。どんなに好きなことでも、モチベーションを保つ工夫をしなければ、惰性で忘れてしまうことは多々あるのです。
自分は毎日目標へ向かって少しずつ前進しているのだと考える
情熱を維持したまま好きなことに打ち込むためには、自己暗示をかける必要があります。「自分は毎日毎日目標へ向かって前進しているのだ」と自分に言い聞かせるのです。
好きなことに打ち込むことは素敵ですが、社会的に役立つことをしているとは限りませんよね。「無駄な時間を過ごしているのでは?」と不安に陥るときもあるはず。そんなときは魔法の言葉の出番です。「目標に向かって毎日少しずつ前進しているのだ!」と自分に言い聞かせるのです。いつかきっと、実を結ぶ日が来ますよ!
さて、情熱を持ったままに好きなことに打ち込み続けるコツを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
短期間であればだれでも自分の情熱を傾けることはできます。少しのやる気ときっかけさえあれば、新しいことを始めることはできるでしょう。
しかし「成果」と言える段階にまで好きなことに打ち込み続けることは大変です。目標が大きければ大きいほど、達成するまでに時間がかかります。それこそ何十年越しということもあり得るのです。その間、ずっと情熱を持ち続けることは大変です。生半可な覚悟では難しいでしょう。
しかし上述した方法を忠実に実践していくことで、情熱を忘れることなくいじすることができるのです。一度しかない人生。後悔なく生きるためにも、情熱をもって好きなことに打ち込んでいってください!
まとめ
情熱を持って好きなことに打ち込むコツ
・部屋を掃除して心の中もクリアにしよう
・好きなことを始めるにあたって計画を立てよう
・最終到達点(目標)を自分自身で定める
・最終目標までの間に、期間の短い目標を段階的に定める
・それらすべてを紙に書きだす
・書いた紙を目につく場所に貼っておく
・自分は毎日目標へ向かって少しずつ前進しているのだと考え、自己暗示をかけて情熱を維持する