友人スピーチでの定番と言えば、「友人」という関係だからこそ知っている新郎新婦の人柄ネタ、または仲間だけが知る笑える失敗談のような内輪ネタなどが思い浮かびます。
会社関係のスピーチが社会的な存在の新郎新婦の紹介ならば、友人スピーチはより身近な立場から2人を紹介し、応援・お祝いできる物と言えます。
折角の二人の門出ですから、「笑い」を取るだけで終わるのではなく、やはり感動をそそるような、心をぐっとわしづかみできるようなそんなスピーチをしていきたいものです。
では、新郎新婦の胸にグッとくるような、さらに披露宴に参加しているお客様たちが新郎新婦を身近に感じ、応援したくなるような友人スピーチにはどのようなものがあるでしょうか。
結婚式のスピーチでいまいち盛り上がらずに失敗している人を見たことありませんか?そうならないために準備は万端にしていきましょう。
これから7つの例をあげますので是非参考にしてみてください。
結婚式での友人スピーチ、
感動必至の7つの文章例
“友人名”のそんなところが大好きです
新郎新婦である友人の素晴らしい人柄を話すわけではなく、まじめすぎる部分、不器用なところ、実は泣き虫であるなど身近だからこそ知っているエピソードを話し、そんなところが大好きだと伝えます。
まさに友人ならではのスピーチです。
失敗談のチョイスは、もうわかっているかもしれませんが、下ネタはやめておいた方がいいです。
その時からずっと自慢の友人です
例えば新郎新婦が「既に乗り越えている失敗談」等です。
今新郎新婦がまさにぶつかっているものは避けた方がよいです。過去に友人として身近にいたからこそ知っているエピソードをまじえ、それを乗り越えたことを上記の言葉で締めることができます。
リアルに思い出し気持ちを入れると泣いてしまうことがあるのでご注意を(笑)
幸せそうな“友人名”を見れたことが一番うれしい
友人のパートナーとなった人を「大事な友人を幸せにしてくれる信頼できる人」として認める言葉でもありながら、その幸せがまるで自分のことのように嬉しいという表現です。友人という立場のスピーチにしっくりくる言葉です。
2人を見ていると結婚したくなります
結婚したくなるような、幸せいっぱいなエピソードを話すのもいいですが、新郎新婦が一緒に乗り越えてきた壁や、互いに励ましあっていたことなどを話すと、その結びつきの強さを表現することができます。
2人の頑張った思い出を振り返りながらこの言葉で全肯定すると、新郎新婦もとても嬉しくなるでしょう。
“友人名”は気付いていないけれど、
実は、友人は●●●だった。というエピソードは、聞いている側に興味を持たせることができます。新郎や新婦が普段何気なくやっている尊敬できる行動や、友として今までどれだけ「頼りにしてきたか」等をもりこめば、そこに感動も生まれます。
この結婚式の友人スピーチという機会に、友への尊敬や深い感謝を伝えることができれば、それは幸せなことですね。
今までありがとうこれからもよろしく
結婚式・披露宴という場だとは言え、あえて熱い友情路線を貫いても友人スピーチなら許されます。
ですが、あまりに結婚からかけ離れ友情友情するのもおかしいので、結婚する友人のパートナーに向かって「こんなやつですが、大事な友達です。
これからもコイツをよろしく頼みます」という少々臭い言葉もセットで使うと、熱い友情スピーチのスタイルとして自然です。
あの時●●でしたね、●●を覚えていますか
新郎新婦のなれそめを、質問形式で新郎新婦の顔を見て話しかけるように話すスタイルです。
新郎新婦は、結婚に至る今までをフラッシュバックし、笑ったり泣いたり表情が変化するかもしれません。
それを引き出すことに徹底するスピーチです。実際に新郎新婦が答えてくれるわけではありませんが、出席者から見て、スピーチする側と表情でやりとりする姿は微笑ましいものです。
いかがでしたか。結婚式の友人スピーチで押さえておきたいところは、うまく話そうとひとりよがりになることなく、今まさに出発点に立った新郎新婦たちを応援し、肯定することです。
「友人としてスピーチできることはとても誇らしい」という気持ちで、友人だからこそ知っているエピソードをわかりやすく話せば、スピーチは成功です。
難しく考えず、友人代表スピーチの文章をまとめていく際に、写真等を見ながら今までの思い出を年代別にあげていけば、必ずいい題材が見つかるでしょう。
新郎新婦のちょっとした失敗談や、許せる短所は人間的な魅力でもあり、仲が良い友人のスピーチに向いています。2人の出発が希望と感謝で満ち溢れるような、感動的な友人スピーチができることを祈っています。
まとめ
結婚式での友人スピーチ、感動必至の文例集☆
・“友人名”のそんなところが大好きです
・その時からずっと自慢の友人です
・幸せそうな“友人名”を見れたことが一番うれしい
・2人を見ていると結婚したくなります
・“友人名”は気付いていないけれど、
・今までありがとうこれからもよろしく
・あの時●●でしたね、●●を覚えていますか