退職&転職するときの手続きガイド。コレを見れば大丈夫!


今勤めている会社を退職し、転職する。特に今のご時世には、退職&転職という経験を積むことになる人も多いもの。何度も繰り返している場合は、手続きも楽々…かもしれませんが、はじめての退職&転職の場合、一体何をすればいいのか不安になってしまうという人は少なくありません。

そこで、今回「退職&転職するときの手続きガイド。コレを見れば大丈夫!」と題して、退職&転職時に役立つ手続きガイドをお伝えします。手続きのミスがあり、退職したはずの会社に再度訪問、連絡をとるということがないように、このガイドを参考にしっかりと確実にチェックしてください。

基本的には、退職する会社から受け取る書類と、次の転職先である会社に渡す書類を間違えなければ大丈夫。ここでのトラブルは、転職先の会社にいらない心配をかけてしまう可能性もあります。きっちりとよいスタートをきるためにも、準備を行っておきましょう。では、手続きガイドを見ていきましょう。

 

退職&転職するときの手続きガイド。
コレを見れば大丈夫!

 

離職票と源泉徴収表は、退職日当日には貰えません

退職日当日にもらえる書類もありますが、基本的に離職票と源泉徴収表は後日郵送となります。次の転職先が決まっている場合、離職票は必要ないと思ってしまいがちですが、万が一のこともあるため、必ず受け取っておきましょう。雇用保険の手続きを行うときには、必ずこの離職票が必要となってきます。

また、源泉徴収表も退職日当日にはもらえません。確定申告の際や、転職先での年末調整の際に提出することになるため、いつごろ発行してもらえるのか、確認をとっておくことが大切です。今すぐ必要ではないからと、何もいわないとそのままずるずる発行してもらえないという可能性もあります。まずは総務に確認をとっておきましょう。

 

年金手帳と雇用保険被保険者証は返却してもらいましょう

年金手帳と雇用保険被保険者証の2つは、入社時に会社に預けて、退職する際に返却してもらう流れが一般的。転職した場合は、またその2種類を新しい会社に提出します。どちらも1人につき1冊、1枚の大切な書類ですから、紛失しないようにしましょう。

 

健康保険証は、コピーをとって返却しましょう

健康保険証は、基本的に退職日当日までしか利用することができません。それなのにどうしてコピーをとるのか不思議に思う方もおられるかもしれませんが、会社員だった人は「任意継続被保険者」に入ることが可能なため、その手続きには健康保険証の番号が必要になるからです。任意継続被保険者という制度は、退職してからも2年間は前の会社の保険に入ることができるというもの。

この大きなメリットは、国民健康保険よりも保険金が安いことが多いという点です。こちらも、退職&転職がスムーズに決まっている場合は、特に必要がない制度と思いがちですが、何がどうなるか、未来は不確定要素も多いもの。万が一のときを考えて、健康保険証のコピーをとっておくことをおすすめします。

 

社員証や制服、名刺など会社で使っていたものは全て返却しましょう

買取ではない場合の、制服は全て返却が基本です。クリーニングして返却する必要があるため、退職日に間に合わない場合は、郵送か、再度会社を訪れる必要があります。その他、社員証や名刺も、退職日には全て返却しましょう

同時に、ロッカーやデスクに置いていた私物も全て片付けておきましょう。「自由に使っていい」と言って、そのままにして退職するのはマナー違反です。一度はお世話になった会社です。退職&転職理由はさておき、最後はきれいに去ることを意識してください。

 

取引先には、退職の挨拶状を送りましょう

時間に余裕を持ち、退職する場合は取引先に挨拶に行くことも可能かもしれませんが、引継ぎなどに時間をとられ、慌しく退職する場合は、なかなかそのような時間をとることも難しいもの。あっという間に退職日当日が来てしまった…という人もいるかもしれません。

そんなときにおすすめの方法が「退職の挨拶状」。メールのやりとりが主なご時世ではありますが、少し丁寧に、封書で挨拶状を送ることであなたの印象もアップします。

ただし、このときに気をつけなければいけないのは挨拶状を出す時期。退職から遅くても1ヶ月以内には相手の手元に届くようにしましょう。内容には特に決まりはありませんが、転職先が決まっている場合はその新しい転職先の社名も入れることで、今後も交流が繋がる可能性があります。

 

いかがでしたか。ここでは「退職&転職するときの手続きガイド。コレを見れば大丈夫!」と題して、退職時に特に必要な手続きについて説明しました。

退職も転職もどちらも、今の会社を去ることにかわりはないもの。会社に残る人たちを不快にさせないように、しっかり手続きを行うと同時に、今後のあなたの人生をしっかりと歩むために必要な手続きもあります。

年金手帳などは、会社に所属しているとその存在を忘れがち。入社当時に預けているものですから、特に意識していないという人も多いもの。基本的には総務課が退職&転職に関する事務的手続きを行ってくれますが、それでも相手も人間です。特に新入社員が手続きをするという場合は、うっかりミスもゼロとはいえません。あとあと自分が困らないように、ぜひ今回の記事を参考にチェックしてください。

 

まとめ

退職&転職するときの手続きガイド。コレを見れば大丈夫!

・離職票と源泉徴収表は、退職日当日には貰えません
・年金手帳と雇用保険被保険者証は返却してもらいましょう
・健康保険証は、コピーをとって返却しましょう
・社員証や制服、名刺など会社で使っていたものは全て返却しましょう
・取引先には、退職の挨拶状を送りましょう


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