人生には、成功と感じる場面も、失敗と感じる場面も様々です。当然ながら、人は人生のおしまいには、「我が人生悔いなし」と言って逝きたいものですよね。
しかし、どんなに自分の人生に満足している人でも挫折や落胆した経験は一度位ある筈。そんな時に、その失敗を引きづりいつまでも思い悩んだり、トラウマにするのか・・・それとも、そんな経験をバネにして、更なるチャレンジの活力にするのか・・・
そこで、その人物が、成功者なのか負け犬なのかが、決まるのでしょう。強い心を持つ事が成功の鍵と言えるのです。では、「人生を変える事に成功した人に学ぶ11の事」をご紹介しましょう。
人生を変える事に成功した人に学ぶ11の事
成功者たちには就寝前の習慣があります
例えば、読書です。少なくとも毎晩6分間の読書をすることで、身体のストレスレベルが68%も減少することが出来るので、大切だと言われるのです。
また、読書をする習慣は脳の老化防止にも役立つと言う事で人が成功を収めるには有効なのですね。ある研究では、読書を習慣化している人は認知能力の低下率が平均よりも32%減少するという報告もされているのです。
また、ウォーキングをすると言う事も多く聞きます。ウォーキングは、一般的に知られているストレス解消などのメリットはもちろんですが、実は、創造力も豊かにするという研究結果も報告されているのです。
また、眠い時こそ創造力を使う作業をするチャンスなのです。脳が眠いと感じている時には、脳が外部からの情報を遮断しやすく、創造力を必要とする作業には最適な状態だと言われます。イマジネーションを働かせてみましょう。
具体的にしたい事、また、誰でも出来る事の一つに、明日達成したいことを書き出してみる事です。実際に、ある統計で、時間管理が上手な学生は、総じてGPA(成績評価値)が高い水準にあるという結果が報告されていることから、目標をたて、その目標に向かって自分のすべき事をイメージする事は、とても大切だと言う事ですね。
瞑想は優れたイメージトレーニング法です
人生の成功や偉業を成し遂げた偉人たちの中には、瞑想をする方も多かった様です。
瞑想にはストレスや不安感や憂うつ感などを軽減させる効果があると言われ、常に前向きでいたいという人は、毎日の就寝前の瞑想タイム、是非試してみて下さい。
また、集中しなければいけない作業中に、どうしても何か別の事を考えてしまう癖があり、日頃悩んでいる方は、あえて、強制的に瞑想する時間を作ることで、作業への集中力を高めるという効果も期待できるので、実践してみて下さい。
イマジネーション力が成功への鍵になります
イマジネーション力は鍛えれば鍛える程、豊かな発想が出来る柔軟な頭になります。そんな柔軟な頭脳は、学習においても仕事においても、優れた成果をもたらすでしょう。
また、眠い時にこそ、そんな創造力を使う作業をするチャンスなのです。実は、脳が眠いと感じている時には、脳が外部からの情報を遮断しやすくなっており、創造力を必要とする作業には最適な状態になっているのだと言われます。
眠気を感じた時間にこそ、イマジネーションを働かせてみましょう。そんな時間の反復が、人生の成功をもたらす鍵になるのです。
就寝前にしてはいけない事もあるのです
一般的にはついついやりがちな事である、電子機器を身の周りに置いて就寝する習慣。早速、今夜から止める事をお勧めします。
これも、実は、次の日の活力の為の睡眠で得られる、様々なリラックス活動の妨げになると言われているのです。
例えば、携帯電話が放つブルーライトですが、あの光は紫外線に近い光であるため、体のリズムを崩しやすくすると共に、深い睡眠の妨げになり、枕元に携帯電話等の電子機器を置く事は、睡眠障害に陥るリスクを上げてしまうのです。
恵まれた環境にいる事を意識しましょう
当然ながら、人は失敗すれば、ひどく落ち込みます。その落ち込み方の度合いに差は有れど、なかなか、その場では、この失敗をばねにして、次は頑張るぞ!!と言える人は少ない物です。
そんな時、つい愚痴を漏らしてしまう事もあるでしょう。しかし、建設的な愚痴など存在しません。ならば、失敗した時こそ「こんな失敗など、たかが小石に躓いたようなもの」と心を軽くして見ましょう。
世間を見渡してみると、更に、もっと困難な状況になっている人達は沢山いるものです。まだまだ、自分の置かれている立場なんて恵まれている方だ、もう一度、やり直してみれば良い事!そう考えるポジティブ思考が大切なのです。
不遇から這い上がる事こそ大切なのです
この世の中は、格差社会であると言う事は動かす事の出来ない現実です。当然ながら、世の中の人達は、恵まれた環境にいる者ばかりではないのです。むしろ、恵まれた環境にいる人など圧倒的に少数派と思うべきです。
しかし、見方を変えれば、不遇がチャンスを招くと思えて来る筈です。何故なら、恵まれた環境にいる人は、その地位に安穏とする人が大多数で、それ以上、上を目指す必要がないので、チャレンジ精神は薄くなりがちです。
では、地位が低い、また、富を持っていない人達は、どうでしょう?ほとんどの人が、その地位を脱する為、レベルアップする為の努力を惜しまないのではないでしょうか。
いわゆる『ハングリー精神』と呼ばれるもので、実際に人生をやり直し成功した人達を見てみると、そんな不遇の環境にいた人が多いのは事実です。不遇な環境に嘆くのではなく、そこから這い上がろうとするチャレンジ精神こそ成功への道と考えてみると人生観も変わって来ますよ。
最底辺をチャンスだと捉えましょう
世の中には、どんなものでも頂上があれば、底辺もあるものです。それは、状況かもしれませんし、地位かもしれません、人生の様々な場面において経験するでしょう。
当然ながら、人は頂点になる事を望むでしょう。しかし、ほとんどの場合、頂点に値する人や物はごくわずか、残りの人達は中堅クラスや底辺に位置する訳です。
そんな時、中堅で有れば、その他大勢と表現されるでしょうが、その中でも底辺にいる人達は、頂点と同様、また、特別な人達に分類される事が多い物です。
その位置に自分が置かれる事を想像してみると、やはり、少し気が重くなるのも仕方がない事でしょう。しかし、底に達すればそれ以上は下がる事はありません。
株価に例えるならば、底値などと呼ばれる状況がありますが、人生も同じです。その状況下は、とても苦しい物ですが、あとは、それ以上下がる事は無く、良い時が来れば、上がっていくだけの事。
人生のどん底にいる時は、とても辛く嘆きたいかも知れませんが、それが底ならば、いつかは明るい光が差して来ると考えてはみませんか。
人生は自分が創るものです
自分の人生を価値の無いものだったと、後悔ばかりする人は、ほとんどの場合、自分の重ねてきた失敗を、とかく他人のせいにしがちなものです。
例えば、良い仕事につけなかった事、また、仕事が上手くいかなかった事も「社会」が悪い、良い人間関係が築けなかった事、良い伴侶にめぐまれなかった事も「親」や「周囲の人々」が悪い、など・・・。
しかし、自分の事は棚に上げて、全てを他者に責任転嫁し、愚痴をこぼしたって何も変わらないのですよ。
自分の人生は、自分でコントロールするのです。明るい未来、明るい人生にする事に神経を集中しましょう。人生とは自分で創るものだと、常に意識する事が大切なのです。
何かを始めるのに「遅すぎる」はNG
あなたが一念発起し、何かを始め様と考えた時、「でも、遅すぎるだろうか」などと尻込みする必要はないのです。確かに、年齢を理由に人生を諦めてしまう人も多いものですが、何かを始めるのに遅すぎるなんて事は決してありません。
かの伊能忠敬が天文学を学び始めたも50代からだし、あのKFCのカーネルサンダースも起業は60代からなのです。
歴史に名を残すそんな偉人達も、成し遂げた偉業を手がけた時期は、遅かったという事も珍しくないという良い例です。ですから、人生を変えようと思うのなら、始める時期なんて、いつだって良いのです。つまり、いつからでも可能なのですから「遅すぎる」というワードはNGなのです。
「失うものは何も無い」がポイントです
現代社会では、持たざる者より、多くを持っている者が高く評価される様ですが、実は、本当に強いのは持たざる者だという理論があります。
資産があれば、それを手放したくないと守りに入り、行動が後ろ向きになりがちです。それは、人は「得る」より「失う」事を恐れるものだから。
しかし、時代の流れは昔と比べると、明らかにずっと速くなり、守るだけでは、地位や資産を維持できる時代ではありません。積極的に動かなければ何も得ることのできない時代になっているのです。
そう考えると、むしろ、失うものが無い方が、何事にも積極的になれ、前進あるのみ!という姿勢で挑める訳です。
人生をやり直したいと思う時、自身が何も失うものを持っていないということをしっかりと自覚する事が大切で、なりふり構わず積極的にチャレンジ出来る状況になっている事が望ましいと言う訳です。
失うものが無い人間こそ最強であると言う事になりますね。
「諦め」こそが成功を遠ざけます
沢山の成功者の口から聞かれる事が「諦めるぐらいなら行動しよう」と言う事でしょう。何か、極当たり前のことなのですが、案外、それが出来そうで出来ない事なのですよね。
人生が上手く行かない時ほど、人は「もう良いや…」などとつぶやきがちです。しかし、ここで諦めるのか、ふんばるのか・・・その選択が大切なのです。人生をやり直し、成功した人達は必ずと言って良い位、そんな岐路に立った時「諦めるぐらいならば、もう一度0から始めよう」と考えているようです。
そうする事で、悩みが嘘のように消え去り、人生が好転し始めると言います。つまり、背水の陣で臨み行動すれば、出来なかった事も出来る、光が見えて来る、と言うのです。
行動せずして、道は開けません。ただ、その時すべきことをすればいいのです。そして、そこで、大切なポイントは、思い通り、期待通りになる事を思い描くのではない、常にベストを尽くすのみと言うのです。
失敗など恐るるに足りない事、失敗は成功への足がかり、成功する人々はそこで立ち止まらないという事が大事なのです。失敗や障害が待ち受けている可能性は、誰にでもあるもの。そんな強い精神が大切なのです。
いかがですか。以上が、「人生を変える事に成功した人に学ぶ11の事」です。結論的には、一生懸命働き、誠実に生きていれば、きっと素晴らしいことが起きるという事です。一度の失敗で、投げ出してはいけません。失敗を経験した事のない人なんて、この世にはいないと言っても過言ではないのですから。
その失敗をどの様な形で自分の糧にするのかが肝心であり、その失敗の原因や意味を、今一度、改めて確認してみる事が重要なのです。むしろ、失敗を経験してこそ、素晴らしい成功があるのです。
人生を変える事が、吉と出るか、凶と出るかは誰にもわかりませんが、変えてみようと意識・努力する事は、スキルアップに繋がり、自身を大切にするという意味でも、とても大切なことなのです。
まとめ
人生を変える事に成功した人に学ぶ11の事・成功者たちには就寝前の習慣があります
・瞑想は優れたイメージトレーニング法です
・イマジネーション力が成功への鍵になります
・就寝前にしてはいけない事もあるのです
・恵まれた環境にいる事を意識しましょう
・不遇から這い上がる事こそ大切なのです
・最底辺をチャンスだと捉えましょう
・人生は自分が創るものです
・何かを始めるのに「遅すぎる」はNG
・「失うものは何も無い」がポイントです
・「諦め」こそが成功を遠ざけます