熱血バッティング、エリートスナイパー、ビル解体、パーフェクトボーリンング…、こう聞いただけで、あっ、ストレス解消ゲームだ!と判ったあなたはかなりのゲーム好き。気分転換にストレス発散ゲームにのめり込んでいるのではないでしょうか。
今はスマホで無料で楽しめるゲームが沢山あります。通勤時間、休み時間にスマホを高速連打する人も見かけます。ゲームは気軽に子供も大人も楽しめて、暇つぶしにはぴったりです。
しかしご用心、どんな趣味も、やり過ぎると思わぬ弊害があります。たかがゲームとあなどるなかれ。性格によってはゲームは依存症になりやすい遊びなのです。今回は、ストレス発散ゲームは性格によって変えた方がいいその理由をお伝えします。
ストレス発散ゲームは性格によって
変えた方がいいその理由
巻き肩になりやすい
ストレス発散ゲームはスピードと瞬発力を競う事が多く、長時間続けていると首と肩の筋肉がこわばり、猫背のように骨が変形する事があります。俗に言うスマホ肩、巻き肩とも言われる、最近多い病気です。
ゲームのやり過ぎは視神経を疲れさせ、首と肩の血流を滞らせてしまいます。その結果、頭痛、肩こり、眩暈という病気を併発しやすくなるのです。
ストレスを発散させるためにやっているストレス発散ゲームが、やればやるほど身体を疲労させる結果になるかもしれません。物事に熱中しやすい性格の方は、あまりストレス発散ゲームはやらない方が良いでしょう。
怒りっぽくなりやすい
ストレス発散ゲームは小さな画面をずっと見つめてやることが多いので、熱中すると気づかないうちに視神経に疲労が溜まります。目の疲れはそのままダイレクトに脳に伝わり、判断能力が鈍くなります。その結果、小さな事でもイライラしたり、すぐに怒りっぽくなるのです。
ストレス発散ゲームは中毒性がありますから、止めようと思っても、もう少し、もう少しと続けてしまいます。気が付いたら5時間、6時間とやってしまった、という人は本当に多いのです。
すぐにキレてイライラしやすい短気な性格の人は、あまりストレス発散ゲームは向いていません。負けると余計にイライラして、少しもストレス解消にならないでしょう。ゲームよりも身体を動かしてストレスを解消させて下さい。
無気力になりやすい
ゲームに熱中して、1日を使い果たしてしまった…ゲームオタクならありがちな休日かもしれません。しかしこのゲーム漬けの1日には思わぬ危険が潜んでいます。ゲーム中は内容に夢中になり、興奮して時間を忘れてしまいますよね。その分やり終わった後は神経がぐったりと疲れて何もやる気がでない状態になる人が多いのです。
会社に遅刻しがちになる、仕事にミスが多くなる、そんな時はゲームのやりすぎが原因かもしれません。中毒性のあるストレス発散ゲームは、リアルな日常生活を面倒な味気ない生活にしてしまう危険が潜んでいるのです。
流されやすい優柔不断な性格に人は、ストレス発散ゲームは向いていません。ゲームに流されて日常生活を破綻させる原因になる可能性があります。
コミュ障になりやすい
対戦型ゲームだとしても、所詮ゲームの中だけの付き合いです。ゲームに依存している人は、リアルな世界でコミュニケーション障害になりやすいという報告もあります。ひきこもり、不登校の原因はいじめや性格が要因だという以外に、このゲーム依存が原因だとも言われています。
1人で何時間でも楽しめるストレス発散ゲームをやり続けると、普通の友達関係や人間関係がひどく気を使う、疲れる行動になるやすくなるのです。
ゲーム依存になると、コンビニに買い物にいき、レジで店員さんと会話する程度の行動でもとても敷居が高くなるそうです。挨拶程度のコミュニケーションもドキドキして相手の目が見られない、という社会に適応する能力が低下してしまう事もあるのです。
コミュニケーション障害は小学生、中学生だけの問題ではありません。社会人になっても仕事の段取りを直接聞けずにメールで質問したり、返事をする若者が増えています。なるべく他人と関わりたくない、そんな対人恐怖症に発展する可能性もあるのです。
日頃から無口で引っ込み思案な性格の人は、あまりゲームをやらない方が安心です。ゲームに依存して、社会生活に適応できなくなるかも知れません。
運動不足になりやすい
最近は小学生でもメタボが増えているそうです。学校に行く時間以外は部屋に引きこもってひたすらゲーム、ゲーム…。そんな子供は今は当たり前になりつつあります。子供のうちからずっと座りっぱなしで引きこもっていると、当然成長に影響が出ます。
筋肉や骨の発達は、身体を動かせば動かす程成長するのです。健康のためにも運動は子供も大人も関係なく必要です。なるべく身体を動かしましょう。ウォーキングしながら新鮮な空気を吸って吐くだけでも新陳代謝が活発になります。
特に運動嫌いな性格の人は、ストレス発散ゲームはほどほどにした方が良いでしょう。子供のうちからゲーム三昧していると、脂肪が溜まって肥満の原因になります。
いかがですか。ストレス発散ゲームは、性格によってはますますストレスを溜め込んでしまうかも知れません。ストレス発散ゲームは依存性があるので、一度熱中すると長時間やりたくなってしまいます。なぜこのゲームをやっているのか、ゲームをやり続けるとデメリットしかない事をきちんと理解しておきましょう。
気分転換、ストレス発散に一番効果的なのは歩く事だそうです。景色を眺めながらひたすら歩く、頭を空っぽにして脚を動かすと、いつのまにか考えもポジティブになり、ストレスも解消するそうです。皆さんもぜひ、1日数時間はスマホから手を離して、身体を動かしてみて下さいね。
性格によってはかなり弊害があります。ゲームはほどほどにして下さい。
まとめ
ストレス発散ゲームは性格によって変えた方がいいその理由
・肩こりや巻き肩になりやすくなる
・性格が怒りっぽくなる
・日常生活が無気力になりやすい
・他人とうまくつきあえない
・運動不足になりやすい